2023年8月12日土曜日

【エッセイ】大手損害保険会社の通期予想に思うこと

大手損害保険会社3社の2023年4~6月期(第1四半期)業績が発表された。
各社は、大手中古車販売の保険金不正請求と企業向け保険料の事前調整という問題がある。
これらの問題について、現時点では影響は限定的などとして通期予想は変更しなかった。
あまり時事ネタは書きたくないが、思うことがあるので書いてみるw

結論から書くと、通期の業績はよくないだろうと思っている。
理由は、これらの問題が社会に与えていた影響が大きいからである。
保険金の支払いが増えると、翌年度からの保険料が高くなる。
保険料は販売価格へ転嫁されるので、利用者の負担額が増えていたことになるw

金融庁は、企業向け保険料の事前調整問題で、下記を求めている。
可能な範囲までさかのぼり、幅広い業種に関して、2か月以内に調査し報告すること。
公正取引委員会も、独占禁止法違反(不当な取引制限)の疑いで任意調査を始めている。
もし、自身が損害保険会社の株を保有していたら、手放すことを考えただろうw

だが、保険会社は銀行と同じく儲かる仕組みになっており、倒産する可能性は低い。
ウォーレン・バフェット氏率いるバークシャー・ハサウェイ。
同社が、1967年に買収した損害保険会社は、純資産ベースで世界最大になっている。
今回の件で、損害保険会社の株価が大きく下がれば、買いたいと考えているw

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