2025年1月3日金曜日

【エッセイ】若い世代を羨ましく思うこと

不動産仲介業者による「囲い込み」という行為がある。
売却依頼のあった物件を他社に紹介せず、売り手と買い手から仲介手数料を取る行為。
国土交通省は、2025年から「囲い込み」を確認すれば是正の指示処分の対象とするらしい。
これにより、不透明だった不動産価格の透明性が高まるかもしれないw

自身は建築業界で働き、現在は所有する区分マンションを貸す大家業を営んでいる。
個人的には、全ての業界の中で、建築・不動産業界が最も遅れているように思う。
地方にある利用価値の低い物件や土地を、高値で売ろうとする不動産業者は多い。
地方にある中古物件より、都内の中古物件が安かったりするw

以前、不動産会社数社に資料請求したことがある。
最近、景気がよくないのか、各社から頻繁に物件紹介メールが届くようになった。
先日、「都内で1億円の戸建てが出ました!」というメールが届いた。
翌日、同物件で「1,000万円の値引き可能!」というメールが届いたw

以前、自身が資料請求したのは、数百万円の中古物件。
1億円の戸建てを欲しいとも思わないし、そもそも買えない。
しかも、翌日に1,000万円の値引きなら、本当に1億円なのか疑わしい。
もし自身が担当の上司なら、そのようなメールは送らないよう指導するだろうw

先日、子どもが生まれた娘夫婦は賃貸に住んでいる。
子どもが大きくなれば、住み替えを検討するかもしれない。
検討する場合、不動産価格の透明性が確保されていれば、損をする可能性は低い。
あと、双方の実家が不動産を所有しているので、いずれ相続することになるだろうw

少子高齢化に伴い、若い世代の社会保険料などの負担割合が増えている。
だが、前述のように不動産価格の透明性が高まる方向にある。
また、男性の育児休暇取得ができる会社も増えている。
パワハラが当たり前だった時代に働いてきた自身にとっては羨ましい限りであるw

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