2025年1月5日日曜日

【エッセイ】地方都市の負のスパイラル

東京都区部に住んでいるが、子どもを見ない日はない。
休日に近くの公園に行くと、多くの子どもが遊んでいる。
都心回帰が主な理由だが、そのため地方都市では負のスパイラルが起こっている。
誰かの参考になるかもしれないので、地方都市の負のスパイラルについて書いてみるw

自身が生まれ育った実家は、地方都市にある。
自身が子どもの頃は、1学年あたりの生徒数が多く、人口も増加傾向にあった。
ところが、大学進学組は地元を離れ、そのまま就職する人が多かった。
大学に進学しない人は、地元で就職するパターンが多かったw

高齢者の人口が自然減少する中、大学進学組の流出は増加し続けた。
現在、地元の子どもの数は激減、高齢者のみの世帯が多くなっている。
自身の実家も、高齢の母親が一人で暮らしている。
実家の周囲は、高齢者のみの世帯が多くなっているw

会社員時代、全国の地方都市に出張していた。
どの地方都市も似たような状況で、高齢者のみの世帯が多かったように思う。
出張の際によく感じたのが、地方都市ならではの閉鎖的な雰囲気。
地元意識が強いのか、他所から来た人をなかなか受け入れようとしないw

地元意識が強ければ、仲間意識も強いのかといえば、そうでないことが多いように思う。
自らの権利を主張する人が多く、近隣との仲がよくないことが多い。
以前、子どもの声がうるさいという理由で、児童公園を閉鎖させた人がいた。
また、通り抜けできる私道を通行させないという人もいたりするw

あと、学歴が高くない人が多いためか、姑息な人がいたりする。
たとえば、タクシーを利用した場合、最短ルートをとらない運転手がいたりする。
大都市では考えられないことだが、地方都市では結構な確率でいたりする。
自身が最短ルートでないことを指摘すると、慌てふためく運転手は多かったw

以前、マスコミでも報じられ、話題になったSNSトラブルがある。
ある男性が、サイエンスライターの女性に対し、執拗な嫌がらせを行った。
女性が発信者情報開示請求をしたところ、埼玉県在住の高齢男性だったらしい。
この高齢男性は自宅から嫌がらせを行っていたので、自宅も特定されたらしいw

以前から、東京への一極集中が問題になっている。
地方を活性化するべく、地方では様々な取り組みもされている。
個人的には、東京へ一極集中する原因がわかっていないのではと思う。
負のスパイラルに陥っていることに、気づいていないのではと思っているw

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