2025年1月2日木曜日

【エッセイ】孤独な高齢者にならないために

奥さんが義実家へ帰省しない「帰省じまい」が増えているらしい。
奥さんにとって、義実家は他人の家と同じなので、ゆっくりできないだろうなと思う。
帰省の目的は、親に子を見せることであることが多い。
したがって、子が大きくなると、帰省しない人も増えているらしいw

自身の実家があるのは地方都市で、少子高齢化が進んでいる。
実家の周囲も、現役世代がいない高齢者のみの世帯が多い。
自身も子が大きくなるまでは、子を見せるために帰省していた。
子が大きくなってからは、用事がない限り、帰省しなくなったw

娘夫婦の双方の実家は都内にあるが、娘夫婦が日帰りできる距離にある。
先日、娘から「子どもを見せに行くからな」と連絡があった。
「見に行きたくなったら、こちらが行くw」と返信した。
すると「絶対、来ないなw」と連絡が来たw

ふと思ったことがある。
自身の世代は、定年後に「お金」「健康」「孤独」の問題があるといわれている。
現役世代の都心回帰に伴い、地方に住んでいる高齢者のみの世帯は増えている。
都心回帰が増えれば、「孤独」な高齢者も増えることになるw

定年後に会社員時代の人間関係がなくなる人は多い。
自身は、会社員時代の知人から飲みに誘われることがある。
おそらく、自身が都内在住なので、誘いやすいということもあるのだと思う。
もし、自身が地方に住んでいれば、誘われなかったかもしれないw

自身が知る限り、実名や顔がわかるSNSの利用者は、地方に住む高齢者が多い。
会社員時代の誰かに見つけてもらい、声をかけて欲しいのだろう。
もしかすると、地方に住んでいるから、声をかけてもらえないのかもしれない。
個人的には、可能であれば、定年後に都内へ引っ越すのもアリだと思うw

ただ、都内に住んでいても、「孤独」な高齢者はいる。
「孤独」な高齢者は、定年前に管理職の仕事しかしてなかった人に多いと思っている。
このタイプは、退職後も会社員時代の名誉や地位が通用すると思っている。
自分は特別扱いされるべきだと勘違いしている老害に多いw

以前、混雑している店で、大声で店員に苦情をいっている高齢者がいた。
自身が注意して止めさせたが、その後、その店で見かけることはなくなった。
このタイプは、他者で承認欲求を満たそうとするから、「孤独」なんだと思う。
個人的には、他者を尊重するようにすれば、「孤独」にはならないと思っているw

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