2025年6月7日土曜日

【エッセイ】定年後の3つの問題~「健康」~

自身たちの世代は、定年後に「お金」「健康」「孤独」の3つの問題があるといわれている。
ただ、自身が知る限り、定年後に3つの問題を解決できていない人は多いように思う。
「お金」はあるが「健康」でない人、「お金」もあり「健康」だが「孤独」な人など。
誰かの参考になるかもしれないので、「健康」の問題について書いてみるw

自身が働き始めた頃は、バブル期だった。
当時は、家庭より仕事を優先する人が多かった。
残業は当たり前で、「24時間働けますか」というフレーズが流行っていた。
パワハラする人も多く、心身ともに疲弊している人が多い時代だったw

健康を意識する人は少なかったように思う。
ただ、保険会社が職場に営業しにくることがあり、保険に加入する人は多かった。
自身の場合、取引先に頼まれて、生命保険に加入させられた。
なお、結婚して子どもができてからは、家族を都道府県民共済に加入させたw

健康管理の大切さを意識したのは、初めて受けた脳ドックになる。
検査後、医師に「(病院からの)帰りに何が起きてもおかしくない」といわれた。
医師によると、悪玉コレステロールの数値が高すぎる(高脂血症)とのことだった。
その日から投薬治療をしてもらい、現在も治療をしてもらっているw

医師によると、人は誰しも加齢とともに悪玉コレステロールの数値が高くなるらしい。
食事や運動では治せず、薬でしか治せないらしく、医師も同じ薬を服用しているとのこと。
投薬治療してもらっているというと、大変ですねといわれることがある。
だが、治療してもらってるということは、健康管理されてることなので、安心できるw

会社員時代は、一部自己負担になる人間ドックを受けていた。
卒業してからは、区の国保検診とがん検診を受けている。
受けるときに知ったのだが、検査内容は人間ドックとほぼ同じ。
区の国保検診とがん検診は無料で、自宅から歩いて行ける場所で行われていたw

地方都市にある実家に帰省した際、母親に国保検診の受診について聞いたことがある。
すると、受けておらず、具合がわるくなると、近所の医院にいくということだった。
検診を受けてない理由は、一部自己負担があることと実施場所が遠いことだった。
一部自己負担はともかく、場所が遠いのは受けない理由になるなと思ったw

数年前、区のがん検診の便潜血検査で陽性になった。
投薬治療をしてもらっている病院へ行くと、大腸バリウム検査をされたが異常なしだった。
だが、その後の便潜血検査でも陽性になったので、別の病院で大腸内視鏡検査を受けた。
すると、ポリープが見つかり切除、いいタイミングでの検査でしたねといわれたw

検診実施場所、投薬治療をしてもらっている病院、大腸内視鏡検査をしてもらった病院。
いずれも自宅から歩いて行ける距離にある。
歩いて行ける範囲には、他にもいくつかの病院がある。
日本の検診受診率は、欧米に比べると高くないが、住んでいる地域も原因かもしれないw

がんの罹患率は、男女とも50代から増加し始め、高齢になるほど高くなる。 
特に、60代になると、男性の罹患率が一気に上昇するらしい。
両親は2人とも、がんが見つかったが、いずれも高齢になってからだった。
自身は還暦前だが、これからも、がん検診は欠かさないようにしようと思っているw

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