2025年6月11日水曜日

【エッセイ】定年後の3つの問題~「お金」~

自身たちの世代は、定年後に「お金」「健康」「孤独」の3つの問題があるといわれている。
ただ、自身が知る限り、定年後に3つの問題を解決できていない人は多いように思う。
「お金」はあるが「健康」でない人、「お金」もあり「健康」だが「孤独」な人など。
誰かの参考になるかもしれないので、「お金」の問題について書いてみるw

人生には、三大支出と呼ばれる大きな支出がある。
三大支出は、「住宅費」「教育費」「老後の生活費」。
自身は還暦前なので、支払い終えたのは「住宅費」と「教育費」。
時系列にすると、以下になるw

・1995年:新築マンションを購入、住宅ローンの返済が始まる。
・2005年:住宅ローンを一括完済するため、株式投資を始める。
・2013年:株式投資の利益確定。
・2014年:住宅ローンを一括完済。
・2015年:娘が大学入学、学費の支払いが始まる。
・2019年:娘が大学卒業、学費の支払いが終わる。
・2020年:定年はまだ先だったが、会社員を卒業するw

結婚してから、嫁に家計管理を任せており、口座残高の確認もしなかった。
ところが、2005年に全く貯蓄ができていないことがわかった。
わかってから、自身が家計管理することにし、先ずは住宅ローンの一括完済を目標にした。
自家用車を売却した資金を元手に、株式投資を始めたw

株式投資を始めてから、今までのムダな支出を見直した。
具体的には、必要な物以外は買わない、昼食を外食から持参した弁当にする。
利率の低い学資保険を解約、投資資金に回すなど。
2013年に株式投資の一部を利益確定、2014年に住宅ローンを一括完済したw

2015年に娘が大学入学、2019年に卒業した。
理系の私立大学だったので、入学金や学費だけで600万円ほど支払った。
在学中に20歳になったので、国民年金も支払った。
住宅ローンを完済していたので、支払うことができたように思うw

2013年に保有株を売って利益確定したが、利益分の株は残していた。
株式評価額の変動幅は大きく、給与日に給与以上に増減したりしていた。
給与を貰うために働くことに、意味がないように思えた。
定年はまだ先だったが、2020年に会社員を卒業したw

「住宅費」と「教育費」を支払えたのは、株式投資によるところが大きい。
株式投資では、給与のような安定した収入は得られない。
相場がよくないときは、利益確定まで何年も待ったりしなくてはならない。
自身の場合、支払うことができたのは、運の要素もあったように思うw

娘は大学に入学してから、バイトで小遣いを稼ぐようになった。
だが、学生の本分は勉強なので、本来は親が小遣いを渡さなくてはならない。
そう思い、娘名義の取引口座を開設、バイト代相当の年間100万円で株を買い続けた。
現在、運用額は2,000万円を超え、年間配当金は70万円になっているw

子ども名義の株を買うことで、早い時期に資産承継できたが、以下のメリットもある。
・計画的に買うことで贈与税や相続税の節税。
・詐欺などによる資産消失リスクの分散。
個人的には、子ども名義の株を買っておくメリットは大きいと思っているw

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