2025年6月25日水曜日

【エッセイ】健康管理をしていて気づいたこと

会社員を卒業してから、毎年、区の健康診断とがん検診を受診している。
2か月毎に高脂血症の投薬治療のため、病院に通っている。
不定期だが、別の病院では大腸内視鏡検査をしてもらっている。
これらの健康管理をしていて、気づいたことがあるので書いてみるw

受診している健康診断は特定健診なので、対象は40~75歳。
受診者は40代、50代、60代、70代で、各年代の人が同じ割合で来ているように思う。
投薬治療のために通っている病院の患者は、60代、70代が多い。
歩いて来れる範囲の全ての60代、70代が来ているのかと思うほど多い時もあるw

違和感があるのは、通院している60代、70代は多い。
だが、健康診断を受診している60代、70代が少ないように思う。
個人的には、治療中であれば、健康診断は不要と思っている人がいるような気がする。
もし、そうなら、とんでもない思い込みをしていることになる。

特定健診の目的は生活習慣病の予防で、生活習慣病の定義と範囲は以下になる。
食習慣、運動習慣、休養、喫煙、飲酒等の生活習慣が、その発症・進行に関与する疾患群
・食習慣:インスリン非依存糖尿病、肥満、高脂血症(家族性のものを除く)、高尿酸血症、循環器病(先天性のものを除く)、大腸がん(家族性のものを除く)、歯周病等
・運動習慣:インスリン非依存糖尿病、肥満、高脂血症(家族性のものを除く)、高血圧症等
・喫煙:肺扁平上皮がん、循環器病(先天性のものを除く)、慢性気管支炎、肺気腫、歯周病等
・飲酒:アルコール性肝疾患等
(「生活習慣に着目した疾病対策の基本的方向性について(意見具申)」厚生労働省)

上記の全ての病気になり、治療している人はいないと思われる。
もし、いたとすれば、健康診断する必要性は感じられないが、まず、いないだろう。
したがって、治療中であっても、健康診断を受診する必要があるように思う。
受診しなければ、生活習慣病を早期に発見できない可能性がある。

自身の両親は80代で亡くなったが、晩年は治療より延命に重きをおいていたように思う。
父親は一日の大半をベッドで過ごし、失語症を発症していた。
母親は糖尿病と膵臓がんの治療のため、入退院を繰り返していた。
80代だったので、かなり辛かったと思う。

前述の通り、特定健診の対象は40~75歳で、上限年齢が定められている。
75歳を超えると、治療によるメリットより、デメリットが大きくなるのかもしれない。
個人的には、治療中の病気があっても、健康診断を受診すべきだと思う。
でないと、治療したくても治療できなくなるかもしれない。

自身は20年ほど前から、エアコンを使っていない。
滅多に汗をかかなくなったが、体温調節ができているんだと思う。
使わなくなってから、寝込むような病気になったこともない。
おそらく、自然の免疫力が維持できているんだと思うw

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