2026年10月26日月曜日

【コラム】知っておきたい米国の客観主義

よく米国のことが報道される。
最近の政策などには違和感があることが多い。
現在、米国を動かしている人たちは、ある作家に影響を受けているらしい。
AI(人工知能)とやりとりしてわかったことがあるので書いてみるw

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知っておきたい米国の客観主義

私たち日本人は、ニュースでアメリカの動向を見るたびに、どこか「謎の違和感」を覚えることがないでしょうか。
• 「なぜ、貧富の格差がこれほど広がっても富裕層への大減税を続けるのか?」
• 「なぜ、皆で支え合う国民皆保険(オバマケアなど)にあれほど激しく反対する人がいるのか?」
• 「なぜ、これだけ乱射事件が起きても、頑なに銃規制を受け入れないのか?」
お互いに助け合う「和の精神」や「福祉の充実」を良しとする日本の文化から見ると、アメリカのこうした姿勢は時に「冷酷」や「自己責任の行き過ぎ」のように映ります。
しかし、彼らがそう動くのには、アメリカという国が持つ「特有の遺伝子」と、それを肯定する「ある強力な思想」が深く関わっているのです。
今回は、アメリカという国を根本から理解するために、絶対に知っておくべき舞台裏のロジックを紐解いていきます。

1.アメリカの遺伝子:建国から続く「政府への強い不信感」
まず、私たちが知っておくべき最大の前提は、アメリカという国が「政府への強烈な不信感」からスタートしているという事実です。
多くの国において、政府や国家は「国民を守ってくれる存在」として期待されますが、アメリカ人は真逆に考えます。
彼らにとって政府とは、「放っておけば、すぐに国民の富を搾取し、自由を縛り始める最悪の存在(必要悪)」なのです。
これには歴史的な背景があります。
アメリカの歴史は、イギリス国王による一方的な大増税や弾圧に怒った人々が、独立戦争を起こしたことから始まりました。
彼らにとって「権力(政府)」とは最初から「敵」だったのです。
そのため、アメリカの憲法は「国民が守るべき義務」ではなく、徹底して「政府がやってはいけないこと」の制限リストになっています。
• 表現の自由: 政府は国民の言論を取り締まってはならない。
• 武器による自衛: 政府がもし軍隊を使って暴政を始めたとき、国民が自衛のために戦えるよう、銃を持つ権利を奪ってはならない。
アメリカ人が銃規制に命がけで反対するのは、単に狩りが好きだからではなく、「最後は自分の身と自由を、政府の暴走から守るため」という建国の執着があるからなのです。
「自分の身は自分で守る、政府には一切頼らないし、口出しもさせない」
これが彼らの根底にある価値観です。

2.アイン・ランドの略歴と「客観主義(オブジェクティビズム)」
このアメリカ人が持つ「政府への強い不信感」に、完璧な論理と物語を与え、爆発的なベストセラーとなったのが、哲学者であり小説家のアイン・ランドです。
・資本主義を狂信した彼女の生い立ち
アイン・ランドは1905年、ロシア(サンクトペテルブルク)のユダヤ系家庭に生まれました。
彼女は多感な時期にロシア革命を経験し、共産主義政権によって父親の薬局や私有財産をすべて強制的に没収されるという地獄を味わいます。
この「国家(集団)が、個人の努力や財産を奪っていく恐怖」が、彼女の思想の原点となりました。
1926年にアメリカへ亡命した彼女は、自らの体験をもとに「徹底的な個人主義」を肯定する小説を書き始めます。

ランドの思想が3秒でわかる最高傑作『肩をすくめるアトラス』
アメリカで聖書に次いで読者に影響を与えたと言われるこの小説のあらすじは、驚くほど過激です。
「国を支える天才起業家たちが、政府の行き過ぎた規制に怒ってストライキを起こし、社会を崩壊させる物語」

・独自哲学「客観主義」の4つの柱
彼女が提唱した哲学は「客観主義(オブジェクティビズム)」と呼ばれます。
要約すると「他人のために生きるな、自分のために理性を尽くして生きよ」というメッセージです。
「他人のための自己犠牲は悪である」と言い切るこの思想は、日本人からすると冷酷に思えるかもしれません。
しかしランドが言いたかったのは、「他人の足を引っ張るな、同時に自分の足も引っ張らせるな。
お互い自立して、自分の実力だけで対等に取引しよう」という、徹底的な「自立」の精神なのです。

3.現代アメリカを動かす「ランドに影響を受けた人々」
アイン・ランドの思想は、過去の古い哲学ではありません。
現代のアメリカを牽引する政治・経済・テック界のトップランナーたちの「バイブル」として、今なお生きています。
① シリコンバレーの起業家たち(天才の肯定)
・イーロン・マスク(Tesla / SpaceX 創業者)
政府の規制を嫌い、誰もが「不可能だ」と言った電気自動車や宇宙開発を、自らの圧倒的なビジョンと能力だけで突き進める姿は、まさにランドの小説の主人公そのものです。
・ピーター・ティール(PayPal 共同創業者 / 投資家)
シリコンバレーの思想的黒幕。国家に依存しない自由な個人によるイノベーションを絶対視する彼のスタンスは、ランドの客観主義と深く結びついています。
② アメリカの政治リーダーたち(小さな政府の追求)
・ドナルド・トランプ(アメリカ大統領)
過去のインタビューで、ランドの小説『水源』の大ファンであることを公言。「ビジネス、美、人生についての作品だ。自分自身を非常に重ね合わせられる」と語っています。
・歴代の共和党・リバタリアン系政治家
アメリカの保守派にとって、彼女の「減税」「規制緩和」「社会福祉の削減」を肯定する理論は、彼らの政策を正当化するための最強のバックボーンとなっています。
アメリカのニュースでよく見る「富裕層への大減税」や「福祉の削減」は、彼らの根底に「自分が稼いだ富を、政府に強制的に奪われて(増税)他人に配られるのは泥棒と同じだ」という、アイン・ランド直系のロジックが流れているからなのです。

まとめ:米国を理解する上で頭の片隅に置くべきこと
もちろん、このアイン・ランドの「客観主義」は、アメリカ国内でも万人に受け入れられているわけではありません。
「格差社会や自己責任論を加速させる冷酷な思想だ」「弱者への配慮が欠けている」という激しい批判も常に存在します。
しかし、なぜこの一見極端に見える思想が、アメリカではこれほどまでに深く愛され、時代を動かすリーダーたちを魅了し続けるのか。
それは、この哲学がアメリカの建国精神である「自由」と「政府への不信感」に、これ以上ないほど美しくフィットしているからに他なりません。
私たち日本人は、アメリカを「最大の同盟国」として、またビジネスや文化のパートナーとして日々向き合っています。
だからこそ、彼らの突飛に見える政策や社会の動きを「あの一見冷酷に見える行動の裏には、『自分の力で生き、政府に依存しない』という、アイン・ランドから続く強烈な自立の思想が流れているんだな」と、頭の片隅にでも置いておくことが大切です。
その背景が分かれば、世界一の超大国アメリカが向かう先が、今よりも少しクリアに見えてくるはずです。

【本日の取引】20261026~本日の取引はなし

自身は、レバレッジ型やインバース型ETFを手がけている。
これらは、主に短期売買により利益を得ることを目的とした商品。
したがって、投資経験の浅い方や日中取引ができない方にはオススメしていない。
だが、誰かの参考になればと思い、取引内容を発信しているw

本日の取引は以下の通り。
前場------------------------------------------
・なし
後場------------------------------------------
・なしw

朝の気配から、相場はさえない値動きで推移する可能性が高いと思った。
することがないので、休むも相場にした。
終わってから確認すると、保有株は上がっていた。
インバース型ETFも上がったので、前日比はプラスだったw

下図の上は、2015年からの日経平均株価とTOPIXの推移。
下は、2015年からのTOPIXとユーロ円、ドル円の推移。
監視銘柄がいくつかあるが、先日、トレンドに敏感な監視銘柄が大きく下がった。
最近のチャートを確認すると、日経平均株価のチャートとよく似ていたw
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追記(今宵の酒の肴)
今宵の酒の肴は乾きものなので、画像はなし。
詳しいことは書けないが、以前から無償で複数の人助けに関わっている。
どれも難易度の高い内容で、専門的な知識が必要になる。
自身の担当は一段落、今は全案件を他の人が担当してくれているw

これらの案件に関わるきっかけになったのは、些細なことだった。
個人間の問題だと思っていたが、関わると、そうではなかった。
個人間の問題ではなく、社会の問題だった。
社会の問題なのに、多くの人がそのことに気づいていないw

AI(人工知能)に、それぞれの案件について確認したことがある。
いずれも、社会の問題であることに気づかなかった。
おそらく、関係者は社会の問題であることに気づいた頃だと思う。
関係者が対応するのか、しないのか、客観的に観察しているw

2026年10月25日日曜日

【コラム】企業が勧めるセキュリティ設定が正しいとは限らない

自身はネット黎明期からネットを利用しており、利用歴は比較的、長い。
行政や企業がネットを導入する前から利用している。
近年の利用者を見ていると、大丈夫だろうかと思うことが多い。
利用者が増えたためだが、企業に対しても大丈夫だろうかと思うことが多いw

証券会社がパスキーの導入を勧めたが、不正取引が発生したりしている。
証券会社は、利用者に対し、アカウントの二要素認証を呼びかけている。
個人的には、そこじゃないだろうと思っている。
AI(人工知能)と、この件に関する記事を作ったので書いてみるw

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企業が勧めるセキュリティ設定が正しいとは限らない

相次ぐ企業の情報漏洩を受けて、多くの企業が「アカウント強化のために、二要素認証を設定しましょう」と呼びかけています。
しかし、セキュリティの視点から言えば、企業が勧める二要素認証は真の対策ではありません。
本当にすべきなのは『パスキー(Passkey)』への移行である」というのが本質です。
なぜ企業はいまだに二要素認証を勧め続けるのか、そしてなぜ私たちはそれを飛び越えて「パスキー」を選択すべきなのか。
ビジネスパーソンが知っておくべきセキュリティの真実を解説します。

なぜ企業は「不完全な二要素認証」を勧め続けるのか?
ニュースや企業の案内が「二要素認証」ばかりを強調するのは、それが優れた対策だからではありません。
単に「古いスマホやPCを使っている人でも、誰でも今日から導入できる最低限の妥協策」だからです。
従来の「パスワード+二要素認証(SMSやアプリの6桁コード)」には、ビジネスにおいて致命的な弱点があります。
1.企業がハッキングされたら、パスワードは漏洩する
どれだけユーザーが強固な二要素認証を設定していても、サービス提供企業側がハッキングされれば、データベースにあるあなたのパスワードは流出します。
二要素認証は「漏れた後の防壁」でしかなく、漏洩そのものを防げません。
2.「リアルタイムフィッシング」には突破される
最近のハッカーは、本物そっくりの偽サイトを用意し、ユーザーにパスワードだけでなく「スマホに届いた6桁のコード」までリアルタイムに入力させ、そのまま盗み取ってログインを迂回します。
人間が画面を目で見てコードを入力する仕組みである以上、ヒューマンエラーは防げません。

【重要】スマホでの「金融機関ログイン」に潜む最大の盲点
ここで、ビジネスパーソンが最も犯しやすいリスクについて触れておきます。
それは「スマホでのネットバンキングや証券口座へのログイン」です。
結論から言えば、「資産を守るため、スマホから金融機関へのログインは原則として一切控える」のが最も安全な鉄則です。
スマートフォンは毎日持ち歩くため、紛失・盗難のリスクが常にあります。
また、公共のWi-Fiへの接続や、悪質なマルウェア(ウイルス)の標的になりやすいため、PC環境に比べて「盗み見られるリスク」が格段に高いデバイスだからです。
お金に直結する口座の鍵を、最も危険な場所に放置すべきではありません。

どうしてもスマホでログインするなら「パスキー」が絶対条件
しかし、出先での急な振り込みや資産確認など、どうしてもスマホからログインせざるを得ないケースもあるでしょう。
その場合は、「パスワード+二要素認証」のまま運用するのは控えるべきです。
その金融機関が対応している「パスキー登録(または生体認証ログイン)」を完了させることをお勧めします。
パスキーにすることで、万が一スマホがマルウェアに感染して画面を盗み見られていても、パスワードという「文字列」自体が存在しないため、ログイン情報を盗まれることが構造上なくなります。
スマホを金融機関に繋ぐなら、パスキーは「最低限の義務」と言えます。

IT知識ゼロでもわかる「パスキー」の仕組み
パスキーの最大の特徴は、「企業側に、漏洩して困る秘密情報を預けない」という点にあります。
これを「特注の鍵と鍵穴」に例えて説明します。
パスキーを設定すると、裏側ではペアとなる2つの鍵が自動で作られます。
• 公開鍵(企業のサーバーに預ける「鍵穴」): これは「ただの鍵穴」なので、世界中に流出しても問題ありません。
• 秘密鍵(あなたのデバイスに保存する「本物の鍵」): デバイスに保存すれば、あなたのPCやスマホの安全なチップの中にだけ保存されます。
ログイン時は、手元の端末で指紋や顔認証を行うだけで、端末内の「本物の鍵」が企業の「鍵穴」を検証してロックを解除します。
インターネット上に「パスワード」という文字列が流れることはありません。

1.企業がハッキングされても、あなたのアカウントが「無傷」な理由
万が一、GoogleやMicrosoft、あるいは利用している金融機関がハッキングされ、データが外部に流出したとします。
しかし、ハッカーが手に入れるのは「ただの公開鍵(鍵穴のデータ)」だけです。
ログインに必要な「本物の鍵」は、あなたの手元にある物理デバイスの中にしか存在しないため、企業が情報を漏洩させても、あなたのアカウントは構造上、無傷でいられます。

2.巧妙な偽サイト(フィッシング)に騙されない理由
パスキーは、「人間ではなく、PCやスマホのシステムがアクセス先のURLを直接検証する」仕組みです。
仮に人間が騙されて巧妙な偽サイトを開いてしまっても、端末側が「URLが本物ではない」と瞬時に判断し、認証を自動的に拒否(鍵を出さない)します。
ビジネスにおける「うっかりミス(ヒューマンエラー)」による情報漏洩のリスクを、システムが先回りして遮断してくれます。

まずは「Google」と「Microsoft」のアカウントをパスキーに
「すべてのサイトをパスキーにするのは面倒」という方こそ、まずは業務やプライベートのすべての起点となっている「Google」と「Microsoft」のアカウントをパスキーに切り替えてください。
ただし、切り替える前にデバイスが故障したときのバックアップが必要です。
この2つのアカウントは、他のあらゆるビジネスツールや金融機関の「マスターキー(パスワード復旧用アドレスや、他サイトのパスキーの保管庫)」を兼ねているからです。
ここを従来のパスワード運用のままにして企業の漏洩リスクに晒すことは、全財産が入った金庫のマスターキーを外に放置しているのと同じです。

まとめ:「勧められた対策」の先へ行く
• 二要素認証: 企業にパスワードを預けたまま、漏れた後の被害を抑える「対症療法」 
• パスキー: 企業に秘密を預けず、情報漏洩のリスクそのものを根絶する「原因療法」
• スマホの鉄則: 金融機関へのログインは原則NG。使うなら「パスキー」が絶対条件。
従来のセキュリティは「安全性を高めると手間が増える」のが常識でしたが、パスキーは「世界一安全なのに、パスコード・指紋・顔認証だけでログインが最もラクになる」というブレイクスルーです。
「企業が二要素認証を勧めているから」と満足せず、一歩進んだ「パスキー」による本質的な自衛へと、切り替えることをお勧めします。
切り替える前にデバイスが故障したときのバックアップが必要ですが、具体的な手順はAIなどで確認することができます。

【エッセイ】正論と詭弁の非生産的なやりとり

詳しいことは書けないが、以前から無償で複数の人助けに関わっている。
どれも難易度の高い内容で、専門的な知識が必要になる。
関わっていた全案件で、自身の担当が一段落した。
これからは、全案件を他の人が担当してくれることになるw

多くの人とやりとりして思ったことがある。
思ったのは、こちらの正論に対して、まともな反論をしてくる人が少ないこと。
まともな反論をしてくる人より、詭弁を弄する人が多かったように思う。
多いのは、正論に対して、「詭弁をいう→詭弁であることを指摘」の繰り返しw

その場合、そのような人は相手にせず、詳しい人とやりとりすることになる。
あとで詳しい人から注意されたかもしれず、可哀そうに思った。
AI(人工知能)と、この件について記事を作った。
誰かの参考になるかもしれないので書いてみるw

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正論と詭弁の非生産的なやりとり

「こちらは筋の通った正しいこと(正論)を言っているのに、相手が全然関係のない話を持ち出してきたり、揚げ足を取ったりしてくる……」
「それ、論点がズレてますよ」と親切に文字にして説明してあげても、壊れたロボットのようにこじつけ(詭弁)を繰り返す。
正面から向き合えば向き合うほど、こちらのエネルギーだけが削られていく不毛な時間。
なぜ、すぐにバレるような「詭弁」を執拗に繰り返す人がいるのでしょうか?
今回は、詭弁がいかに非生産的な行為であるか、そしてなぜ私たちは「正論」という武器を正しく持ち続けるべきなのかについて、その心理と対処法を解き明かします。

1.そもそも「詭弁」とは何か?(よくあるパターン)
「詭弁(きべん)」とは、一見すると筋が通っているように見えて、実はまやかしであり、自分の都合のいいように強引に正当化しようとする理屈のことです。
代表的なものに、以下のようなパターンがあります。
(1)ストローマン論法(藁人形論法)
相手の主張を極端に歪めて解釈し、その歪められた主張(藁人形)を攻撃する手法です。
【事例】
A「子どもがスマホを使う時間は、少し制限した方がいいと思う」
B「Aさんは子どもからIT教育の機会をすべて奪い、時代遅れの人間を育てろと言うのですね!」
【ポイント】
 Aさんは「少し制限する」と言っただけなのに、Bさんは「すべて奪う」と勝手に解釈を変えて攻撃しています。
(2)人身攻撃(アド・ホミネム)
議論の内容そのものではなく、発言者の人格、経歴、過去の失敗などを攻撃して主張を無効化しようとする手法です。
【事例】
「彼は遅刻が多い人間だから、彼の出す新しいビジネスプランが成功するはずがない」
【ポイント】
遅刻が多いことと、ビジネスプランの良し悪しは論理的に無関係です。
(3)滑り坂論法(風が吹けば桶屋が儲かる論法)
ある小さな一歩を踏み出すと、歯止めが利かなくなり、最終的には破滅的な結果(最悪の事態)を招く、と論理の飛躍を重ねて主張する手法です。
【事例】
「高校生にお小遣いを持たせると、買い食いを覚え、やがてギャンブルに手を出して、最終的には犯罪者になるに違いない」
【ポイント】
途中のステップ(買い食いからギャンブルなど)が必ずしもそうなるという根拠がありません。
(4)同義語反復(循環論法)
主張の証明に、その主張自体(あるいは結論を前提とした言葉)を使ってしまう手法です。
【事例】
「彼の言うことは正しい。なぜなら、彼は絶対に嘘をつかない信頼できる人だからだ」
【ポイント】
「正しい理由」を説明するのに、「正しいから」と言っているだけで、何の証明にもなっていません。
(5)偽りのジレンマ(白黒思考)
実際には他にも選択肢(グレーゾーン)があるにもかかわらず、「AかBか」の2択しか存在しないように錯覚させる手法です。
【事例】
「この改革案に反対するのか? ということは、君はこの会社の成長を止めて潰したいということだな」
【ポイント】
「改革案への反対」=「会社を潰したい」ではなく、「別の改善案を考えている」という選択肢が無視されています。
(6)お前だって論法(トゥ・クオクラ)
自分の非を指摘されたときに、「お前だって同じことをしているじゃないか」と相手の落ち度を指摘して、議論をそらす手法です。
【事例】
母「部屋の片づけをしなさい」
子「お母さんだって昔、部屋が汚いっておばあちゃんに怒られてたじゃん!」
【ポイント】
 親が昔汚かったとしても、「子どもが今部屋を片付けるべきか」という問題の解決にはなっていません。
これらに共通するのは、「まともな対話をする気がない」ということです。

2,なぜ、すぐバレる詭弁を執拗に繰り返すのか?
文字に書かれた内容を見れば、自分が間違っていることは一目瞭然なはず。
それなのに、なぜ彼らは詭弁をやめないのでしょうか?
そこには、論理ではなく「未熟な感情の防衛反応」があります。
(1)「負け」を認めたら終わりという恐怖
プライドが異常に高い人は、正論を認めると「自分の存在価値が否定された」と脳がパニックを起こします。
溺れる者がワラをも掴むように、どんなにみっともない理屈でも、自分を守る盾として振り回し続けます。
(2)「最後に言い返した方が勝ち」という幼稚なルール
彼らにとってのゴールは「正しい結論を出すこと」ではありません。
「相手が呆れて黙るか、諦めて去るまで、自分が最後のひと言を発し続けること」です。
言葉を内容ではなく、ただの「飛び道具」として使っているのです。
結論から言うと、詭弁とは、議論を解決するためではなく、議論を「破壊」するための極めて非生産的な行為なのです。

3.それでも、私たちが「正論」を諦めてはいけない理由
そんな「言葉の通じない相手」を前にすると、「もう正論なんて言っても無駄なのか」と無力感を覚えるかもしれません。
しかし、正論(事実と論理に基づいた正しい意見)には、強力な重要性があります。
それは、「何が狂っていて、何が正しいのか」の境界線を明確にするという役割です。
あなたが論点を整理し、文字にして正論を突きつけた。
その行動自体には、実はものすごい価値があります。
なぜなら、そのプロセスによって、「相手がどれだけ客観的な事実を受け入れられない、対話不可能な状態であるか」が証明されたからです。
正論は、相手を説得するためだけでなく、「物事の正当性を担保し、組織や自分自身の身を守るための最強の防衛線」になります。

4. 泥沼の無限ループを断ち切る、大人のサバイバル術
もし、あなたが正論を言い、相手が詭弁で返す「無限ループ」に巻き込まれたら、これ以上まともに相手をしてはいけません。
以下のステップで強制終了させましょう。
・ステップ①:対話を打ち切る(相手にしない)
「まともな議論が成立しない」と分かった時点で、あなたの貴重なリソース(時間・脳の容量)を彼らに割くのはストップします。
・ステップ②:客観的な事実(テキスト)を武器にする
あなたが論点を文字にして伝えた記録は、のちに大きな意味を持ちます。
「私はやるべき最善を尽くした」という揺るぎない証拠になります。
・ステップ③:第三者(上司や組織)にゆだねる
1対1の泥仕合から抜け出し、「上に報告する」という公的な手続きに変えるのが最もスマートです。
客観的な記録(正論 vs 詭弁)を見た上の人間は、どちらが組織にとって生産的で、どちらが不毛であるかを瞬時に見抜くでしょう。

まとめ
言葉は本来、お互いの理解を深め、より良い未来(生産的な結論)を作るためにあります。
それを自分のプライドを守るための「泥団子」のように投げつけてくる人に、あなたの綺麗な言葉を付き合わせる必要はありません。
毅然と正論を持ち、文字に残し、あとはスルーして自分の穏やかな時間を守りましょう。
それこそが、非生産的な「詭弁の世界」から抜け出す、一番賢い方法です。

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正論をいう人からすれば、詭弁であることはすぐわかる。
そのことを指摘しても、詭弁を繰り返す人は、哀れにさえ思える。
昔は詭弁をいう人がいれば、注意してくれる人が多かったように思う。
だが、最近は注意してくれる(できる)人が少なくなったように思うw

正論に対して詭弁をいう人には、様々な要因があると思う。
生まれ育った環境、普段の人間関係、所属する組織など。
これらを変えることは難しいが、自らを変えることはできる。
自らを変えるには、正論(正しい知識)を学ぶことしかないと思うw

2026年10月23日金曜日

【本日の取引】20261023~本日の取引はなし

自身は、レバレッジ型やインバース型ETFを手がけている。
これらは、主に短期売買により利益を得ることを目的とした商品。
したがって、投資経験の浅い方や日中取引ができない方にはオススメしていない。
だが、誰かの参考になればと思い、取引内容を発信しているw

本日の取引は以下の通り。
前場------------------------------------------
・なし
後場------------------------------------------
・なしw

朝の気配から、相場はさえない値動きで推移する可能性が高いと思った。
することがないので、休むも相場にした。
終わってから確認すると、保有株は下がっていた。
インバース型ETFは上がったが、前日比はマイナスだったw

下図の上は、2015年からの日経平均株価とTOPIXの推移。
下は、2015年からのTOPIXとユーロ円、ドル円の推移。
監視銘柄がいくつかあるが、先日、トレンドに敏感な監視銘柄が大きく下がった。
その後も下がっているので、下落トレンドになる可能性が高いように思うw
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追記(今宵の酒の肴)
今宵の酒の肴は乾きものなので、画像はなし。
最近、企業からの情報漏えいやPHPの脆弱性が問題になっている。
これらのリスクは以前からあったが、社会的な影響が大きくなっている。
社会的な影響が大きくなった一因には、利便性を優先したことがあると思うw

デバイス(PCやスマホ)の初期設定は、クラウド同期になっている。
クラウド同期すれば、ネット上のサーバーにデータを保存することになる。
ネット上のサーバーには、誰でもアクセスできる。
そのため、人的ミスやサーバーの脆弱性などにより、情報漏えいするリスクがあるw

自身はこのことを理解していたので、クラウド同期していない。
データはデバイスにしか保存しない設定にしている。
故障した場合に備えて、データは他のデバイスに保存したりしている。
ときどき思うが、クラウド同期していない人は少ないだろうなと思うw

【コラム】金融機関のPHP脆弱性対応とユーザーの防衛策

「PHPの脆弱性」により、金融機関が対応を行っている。
ただ、公式サイトでの発表にはばらつきがあるように思う。
AI(人工知能)と、この件とユーザーの防衛策に関する記事を作った。
誰かの参考になるかもしれないので書いてみるw

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金融機関のPHP脆弱性対応とユーザーの防衛策

2026年10月21日、プログラミング言語「PHP」において、極めて重大な脆弱性(通称:PHP2shell)が公表されました。
これを受けて、多くの証券会社や銀行などの金融機関が「緊急メンテナンス」や「一部サービスの停止」を相次いで実施しています。
「偽サイト(フィッシング)に気をつければ大丈夫」と思っている方も多いかもしれません。
しかし、今回の脆弱性の本当に恐ろしいところは、「偽物ではなく、本物の公式サイト」であっても、ログインして入力した情報がそのまま盗まれてしまうリスクがあるという点です。
突然の画面に「ハッキング被害に遭ったのでは?」と不安になった方も多いでしょうが、裏側にあるのは「被害」ではなく、本物のサイトが乗っ取られるのを防ぐための「必死の予防措置」です。
今回は、この歴史級の脆弱性の恐ろしさと、それに対する金融業界の“興味深いスタンスの違い”、そして私たちが今すぐ取るべき行動を客観的に解説します。

そもそも、今回の「PHPの脆弱性」ってなに?
今回、世界中の金融機関がパニックになった原因は、ウェブサイトを作るために広く使われているプログラミング言語「PHP」で見つかった、極めて重大な欠陥(脆弱性)です。
専門的には「リモートコード実行(RCE)」の脆弱性と呼ばれていますが、これを分かりやすく例えるなら「家の裏口の鍵に、共通のマスターキーで開いてしまう重大な設計ミスが見つかった」という状態です。
この欠陥が悪用されると、ハッカー(悪意ある第三者)が以下のような深刻な被害をもたらす危険があります。
• サーバーの乗っ取り: 外側から企業の本拠地(サーバー)へ侵入し、自由に操作できるようになる。
• 本物の画面の改ざん: 本物のログイン画面の裏側に「入力された情報をハッカーに横流しするプログラム」を仕込まれる。
• データの破壊・情報の窃取: サーバー内に保管されている重要なデータを盗み出す。
今回の恐ろしい点は、「特別な知識がなくても、ネット経由で簡単に攻撃ができてしまう」という手軽さと、PHPという言語が「世界のウェブサイトの約7割」に使われているという規模の大きさにありました。
だからこそ、一刻の猶予も許されない大騒動となり、各金融機関は「ハッカーに狙われて本物のサイトが汚染される前に、急いで裏口の鍵を最新のものへ交換(パッチ適用)しなければならない」と、一斉に動いているのです。

今回の金融業界の対応:何が起きていたのか?
金融庁や政府からの要請もあり、各社は異例のスピードで初期対応に追われました。
実際に取られた対応は、主に以下の2つです。
1. 予防的な一部サービス停止(緊急メンテナンス)
「新規口座開設の受付フォーム」や「住所変更などの入力ページ」など、外部と接触するWebサービスを一時的にストップ。
2. 修正プログラム(セキュリティパッチ)の迅速な適用
ハッカーに狙われる前に、裏側で急ピッチでシステムをアップデートする作業。
重要なのは、「株の売買システム」や「資産の決済ネットワーク」といった基幹システムは通常通り稼働し続けていたという点です。
あくまで、入り口となるWebサイトの一部を一時的に保護するための措置でした。

「隠蔽型」か「透明性型」か。分かれた公式発表のスタンス
今回の対応において、各金融機関の「公式アナウンスの出し方」には大きなバラつきがありました。
実は、こうした予防的メンテナンスの開示方法については、業界一律の強制的なルールが存在しないためです。
各社のスタンスは、大きく以下の2つに二分されました。
① 防御力を重視する「隠蔽型(サイレント対応)」
大手銀行や主要証券会社に多く見られたスタンスです。
公式発表には単に「臨時メンテナンスのため一部停止します」とだけ記載し、「PHPの脆弱性対応」という技術的な詳細は一切明かしません。
• なぜ隠すのか?
「現在、我が社はPHPのセキュリティ修正を行っている最中です」と公表することは、ハッカーに対して「今ここを攻撃すれば破れるかもしれない」というヒントを与えてしまうリスクがあるためです。
手の内を明かさないことが、最大の防御という考え方です。
② 安心感を重視する「透明性型(事後報告型)」
一部のネット証券や地方銀行、暗号資産取引所などに見られたスタンスです。
「不正アクセスの試行を確認したため、予防的措置として停止している」「PHPの脆弱性への対応(パッチ適用)が完了した」など、理由や進捗を比較的クリアに公表しました。
• なぜ明かすのか?
理由を言わずにいきなりサイトを止めると、ユーザーに「情報漏洩したのではないか」と余計な不信感を与えてしまいます。
「対策は完了した」と明言することで、顧客に安心感を与え、信頼性を高めるという判断です。

ユーザーの防衛策:対策が終わるまで「ログインしない」
システムを運営する企業側の対応を待つ間、私たちユーザー自身が取れる「最も大事な自己防衛」があります。
それは、企業の対策(安全確認)が終わるまで、該当のサービスに「ログインしない」ことです。

なぜ「ログインしない」ことが最も大事なのか?
先述の通り、今回の最大の恐怖は「本物の公式サイト」であっても情報が盗まれる可能性があるという点にあります。
1. 本物のサイトが「ハッカーの集金箱」に変えられているリスク
企業側が対策を終える前にサーバーが乗っ取られた場合、本物のログイン画面の裏側に「入力されたIDやパスワードをハッカーのサーバーへ横流しするプログラム」を仕込まれてしまう(改ざんされる)危険性があります。
この場合、URLが正規のものであっても、ユーザー側で見破ることは不可能です。
2. 通信そのものが安全ではない時間帯がある
企業が手探りで修正アップデートを行っている最中は、一時的にセキュリティの保護が外れたり、不安定になったりしている可能性があります。
その脆い時間帯にログイン情報を送信すること自体がハイリスクです。
つまり、企業から「対策完了」や「通常稼働」の正式なアナウンスが出るまでは、本物のサイトであっても100%安全とは言い切れないのです。
「怪しい時期はとにかく公式のログインページにも近づかない、触らない」という徹底した静観の姿勢こそが、自分の資産と個人情報を守る最強の盾になります。

最後に:便乗詐欺メールには引き続き警戒を
重ねてになりますが、このタイミングで届く「セキュリティ更新のためパスワードの変更をお願いします」といったメールやSMSは、ほぼ100%詐欺(フィッシング)です。
本物のサイトが安全になるのを待つと同時に、偽物からの誘いにも乗らないよう、状況が完全に落ち着くまでは焦らず行動を控えましょう。