2026年6月5日金曜日

【現在の株式評価額】20260605~8306 ㈱三菱UFJフィナンシャル・グループ上場来高値更新~

Y&Kファンド(1銘柄)
・取得額合計:0円
・配当金合計:960,000円(配当利回り:#DIV/0!)
・評価額合計:32,190,000円(BPS:19,733,100円)
・損益額合計:32,190,000円(損益率:#DIV/0!)

【現在の株式評価額】には、ETFやデイトレードは反映していない。
不定期投稿だが、投稿するのは以下の場合にしている。
保有銘柄や株数を変更した場合、もしくは前回の投稿より評価額が増加した場合。
今回は、前回の投稿より、評価額が増加した場合になるw

本日の取引は以下の通り。
前場------------------------------------------
・なし
後場------------------------------------------
・なしw

朝の気配から、相場はさえない値動きで推移する可能性が高いと思った。
することがないので、休むも相場にした。
終わってから確認すると、主力株の8306が上場来高値を更新していた。
インバース型ETFも上がったので、前日比はプラスだったw

下図の上は、2015年からの日経平均株価とTOPIX(東証株価指数)の推移。
下は、2015年からのTOPIXとユーロ円、ドル円の推移。
その下は、8306に集中投資している娘の運用資産の推移(配当金は含まず)。
今宵は8306の全株主と喜びを分かち合いたいw
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追記(今宵の酒の肴)
今宵の酒の肴は乾きものなので、画像はなし。
1990年代後半から2000年代初頭にかけて、ドットコムバブルがあった。
今のAIバブルと似ているかもしれないと思い、AI(人工知能)に確認した。
以下がAIにまとめてもらった内容だが、個人的には参考になったw

1. ドットコムバブルの教訓
・本質:1990年代末、実体のないIT企業に資金が集中し、株価が異常高騰した経済現象。
・崩壊の引き金:FRB(米連邦準備制度)による断続的な利上げと、企業の赤字(約束の不履行)の露呈。
・結末:NASDAQは約78%暴落し、大底を打つ(2002年10月)までに大量の企業が倒産。元の高値に戻るまで13年を要した。

2.現代のAIブームとの「共通点」と「相違点」
・共通点:将来への過剰な期待、特定の主役企業(NVIDIAなど)への資金集中、巨額のインフラ投資の先行。
・相違点(AIの強み):主導者:赤字スタートアップではなく、超健全な財務を持つメガテックが自社資金で投資。
・インフラ・需要:すでに高速ネットやスマホが普及しており、実需と実際の売上が発生している。
・現在の懸念:半導体の供給過剰リスクや、年間90兆円にのぼる巨額投資に対して「クラウドの成長が追いつくか(投資対効果:ROI)」という厳しい目が注がれ始めている。

3.2026年現在の「利上げリスク」
・現状:原油高によるインフレ再燃やFRB高官のタカ派発言により、年内の追加利上げ確率が50%超へ急上昇。
・収益低下のリスク:金利が上がると、メガテックの借入コストが増え、将来利益の価値が目減りし、顧客企業のAI買い控えが起きるため、ハイテク企業の収益(利益率)は確実に低下する。
・見極めのポイント:ドットコム期のような「即倒産」は起きにくいが、投資額に対する「クラウド成長率」や「手元キャッシュ(FCF)」の悪化が見え始めたら、株価の大きな調整局面(プチバブル崩壊)を迎えるサインとなる。

【小説】神崎教授とAIの事件ファイル:EP40 情報が共有化された社会

【AI(人工知能)による作品紹介】
人間とAIのバディに解けない謎はない。日本を襲うハッキングテロ。崩壊する医療、迫る停電のタイムリミット。未曾有の国家危機に立ち向かうのは、神崎教授と亡き妻の思考を学習したAIだった。緻密な伏線とハイスピードな展開で魅せる、新時代のサイバーミステリー!
【登場人物】
・神崎零壱(かんざきれいいち)
元東京中央技術大学 情報工学科の教授。日本の情報工学の第一人者で、インターネットの普及に貢献した。2020年に定年退職、現在は年金生活。子どもは独立、妻に先立たれてからは、東京都北区にある築40年以上の二階建て住宅で、妻の思考を学習させたAI(人工知能)と暮らしている。NCOによるコード名はM2。
・神崎悠季(かんざきゆき)
神崎零壱の妻で結婚してからは専業主婦だった。2015年にアルツハイマーを発症。東京中央技術大学病院のアルツハイマー新薬研究プロジェクトの治験に参加するが、治験途中に亡くなる。看護師が気づけなかった投薬装置の故障による過剰投薬が原因と推測されたが、因果関係は不明。
・AI(YUKI)
神崎零壱が神崎悠季の思考を学習させたAI。神崎零壱のことを誰よりも把握している。自宅にかかってきた電話に音声で対応、電話をかけることもできる。受信したメールに対する返信を作成して送信できるなどの機能も搭載している。
・御堂健伍(みどうけんご)
東京中央技術大学病院の病院長。元アルツハイマー新薬研究プロジェクトの責任者。神崎零壱に神崎悠季の治験への参加を勧めたことに責任を感じている。
・佐藤波流(さとうはる)
東京中央技術大学 情報工学科 2020年卒の神崎教授の教え子。警視庁 サイバー犯罪対策課。NCOによるコード名はK2。
・上条雷人(かみじょうらいと)
東京中央技術大学 情報工学科 2010年卒の神崎教授の教え子。元米国IT企業「ダーウィンスペース」日本法人の社員。「ダークマップ」管理人。サイバーテロを計画し実行する。
・華喜多美代子(はなきたみよこ)
元東京中央技術大学病院の看護師。神崎悠季を故意に死亡させたと、世間からバッシングされ、退職を余儀なくされる。上条雷人とは異父兄妹。
・雅(みやび)
東京中央技術大学 情報工学科 2010年卒の神崎教授の教え子。国家サイバー統括室(NCO)。本名は美矢部(みやべ)。
・佐倉井(さくらい)
東京中央技術大学 情報工学科 2010年卒の神崎教授の教え子。防衛省 情報本部 特殊情報分析室。NCOによるコード名はJ1。
・高柳(たかやなぎ)
副業でハッキングをしている会社員。NCOによるコード名はM1。
・鳩山(はとやま)
東京都の総務局 文書管理課の職員。NCOによるコード名はT1。

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EP40  情報が共有化された社会

佐倉井が沈黙を破って、口を開いた。
「今日、神崎先生から、御堂院長に疑いがあることを聞きました。
YUKIに遠隔監視操作プログラムを仕込んだり、部屋に盗聴器を仕掛けた疑いです。
最初に聞いたときは、すぐには信じられませんでした。

ですが、怪しまれることなく、それらをできるのは、あなたしかいない。
そのため、あなたの行動を監視するため、昼から一緒にいました。
この病院の院長であるあなたが、なぜ、このようなことをしたのですか。
誰かに弱みを握られたりしたのではありませんか。」

「人をみくびらないでいただきたい。
私は誰かに弱みを握られたからといって、協力するような人間ではない。
純粋に、日本社会をオーバーレイする必要があると思った。
そのために協力したんだ。」、御堂がいう。

「今、協力と仰いましたね。誰に協力したのですか。」、佐倉井がいう。
「…そ、それは…」、御堂が黙り込む。
「お話いただけないのであれば、身柄を拘束させていただくことになります。
それでもよろしいですか。」、佐倉井がいう。

御堂が何もいわないので、佐倉井はスーツのポケットから黒い小型の装置を取り出した。
「今の会話は、この送信機で外にいる部下に録音させています。
警察が来るまで、この部屋で待機していだだきます。入ってこい。」、
佐倉井がいうと、院長室のドアが開き、外で待っていたスーツ姿の部下たちが入ってきた。

入ってきた部下たちが座った御堂を見下ろす形で取り囲んだ。
「では、行きましょうか、神崎先生、高柳さん。」、佐倉井が立ち上がっていう。
院長室を出た神崎と高柳は、佐倉井の後についていく。
「裏口に車を待たせています。話は車の中で。」、佐倉井が歩きながらいう。

エレベーターに乗り、1階に降りると、裏口から出た。
裏口の前には、運転手が乗った黒いセダンが停まっていた。
「お二人は後ろのシートでお願いします。」、佐倉井が後部ドアを開いていう。
神崎と高柳が乗り込むと、ドアを閉じ、佐倉井は助手席に乗り込んだ。

「出せ。」、佐倉井がいうと、車は発進、病院の出口に向かった。
「YUKIによるミッションはどうでしたか。」、佐倉井がいう。
「高柳くんのおかげで、無事に終わらせることができたよ。
他のサーバーにも機密データを保管していたが、暗号化して削除済だ。」、神崎がいう。

「いえ、先生のおかげです、私はたいしたことはしてないです。」、高柳がいう。
「何をいうんだ、君がいたから、スムーズに終わったんだ。」、神崎がいう。
「お二人のおかげです、ありがとうございました。」、佐倉井が笑いながらいう。
「で、昨日、話したことはどうだったかね。」、神崎が佐倉井にいう。

「上条の卒業論文にあった計画ですが、ウラがとれました。
上条が目指しているのは、生活に関する全ての情報が共有化された社会です。
共有化するために、公共機関やインフラの情報を監視する社会です。
いくつかのインフラのシステムを調べたところ、遠隔監視操作プログラムがありました。

誰がインストールしたのか、調べたところ、いずれも社内の人間でした。
『日本社会のオーバーレイ』に共感、自ら協力したといっています。
彼らが『日本社会のオーバーレイ』を知ったのは、ネットの掲示板だったそうです。
大場玲というアカウントの人物の『日本社会のオーバーレイ』に共感したとのことでした。

ある日、彼らの自宅に、大場玲からの手紙が届いたそうです。
中には、『日本社会をオーバーレイ』するための具体的な計画と役割。
遠隔監視操作プログラムが入ったUSBメモリが同封されていました。
彼らは、計画通りに、自社のシステムに遠隔監視操作プログラムをインストールしました。

問題なのは、彼ら以外にも協力者がいる可能性があることです。
今回の標的である都内の電力供給設備は膨大な数になります。
協力会社や取引先など、インストールできる人数も膨大な数になります。
1日や2日で調べることは不可能です。」、佐倉井がいう。

「そ、それって、停電は防ぎようがないってことですか。」、高柳がいう。
「それを防ぐために、神崎先生と高柳さんをお連れしています。」、佐倉井がいう。
「どこへ連れて行かれるんですか。」、高柳がいう。
「神崎先生に教えてもらった条件に合う場所、代々木変電所です。」、佐倉井がいう。
※本作に登場する手法は防犯上の観点から一部改変しています。

2026年6月4日木曜日

【現在の株式評価額】20260604~8306 ㈱三菱UFJフィナンシャル・グループ上場来高値更新~

Y&Kファンド(1銘柄)
・取得額合計:0円
・配当金合計:960,000円(配当利回り:#DIV/0!)
・評価額合計:31,690,000円(BPS:19,733,100円)
・損益額合計:31,690,000円(損益率:#DIV/0!)

【現在の株式評価額】には、ETFやデイトレードは反映していない。
不定期投稿だが、投稿するのは以下の場合にしている。
保有銘柄や株数を変更した場合、もしくは前回の投稿より評価額が増加した場合。
今回は、前回の投稿より、評価額が増加した場合になるw

本日の取引は以下の通り。
前場------------------------------------------
・なし
後場------------------------------------------
・なしw

朝の気配から、相場は高値圏で推移する可能性が高いと思った。
することがないので、休むも相場にした。
終わってから確認すると、主力株の8306が上場来高値を更新していた。
インバース型ETFも上がったので、前日比はプラスだったw

下図の上は、2015年からの日経平均株価とTOPIX(東証株価指数)の推移。
下は、2015年からのTOPIXとユーロ円、ドル円の推移。
その下は、2022年からの日経平均株価と投資主体別売買状況の推移。
4月から、海外投資家は買い越していたが、売り越しているw
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追記(今宵の酒の肴)
今宵の酒の肴は乾きものなので、画像はなし。
主力株の8306が上場来高値を更新した。
下図は、8306に集中投資している娘の運用資産の推移(配当金は含まず)。
2015年から始めたが、ここまで増えるとは思っていなかったw

現在、娘の年間配当金は96万円で、月額8万円になる見込み。
国民年金の満額受給額(老齢基礎年金)は、月額6万9,308円(年額83万1,696円)。
上記の受給額は、20歳から60歳までの40年間(480か月)納付した場合。
娘は20代だが、国民年金の満額受給額以上の収入があることになるw

【小説】神崎教授とAIの事件ファイル:EP39 追加のミッション

【AI(人工知能)による作品紹介】
人間とAIのバディに解けない謎はない。日本を襲うハッキングテロ。崩壊する医療、迫る停電のタイムリミット。未曾有の国家危機に立ち向かうのは、神崎教授と亡き妻の思考を学習したAIだった。緻密な伏線とハイスピードな展開で魅せる、新時代のサイバーミステリー!
【登場人物】
・神崎零壱(かんざきれいいち)
元東京中央技術大学 情報工学科の教授。日本の情報工学の第一人者で、インターネットの普及に貢献した。2020年に定年退職、現在は年金生活。子どもは独立、妻に先立たれてからは、東京都北区にある築40年以上の二階建て住宅で、妻の思考を学習させたAI(人工知能)と暮らしている。NCOによるコード名はM2。
・神崎悠季(かんざきゆき)
神崎零壱の妻で結婚してからは専業主婦だった。2015年にアルツハイマーを発症。東京中央技術大学病院のアルツハイマー新薬研究プロジェクトの治験に参加するが、治験途中に亡くなる。看護師が気づけなかった投薬装置の故障による過剰投薬が原因と推測されたが、因果関係は不明。
・AI(YUKI)
神崎零壱が神崎悠季の思考を学習させたAI。神崎零壱のことを誰よりも把握している。自宅にかかってきた電話に音声で対応、電話をかけることもできる。受信したメールに対する返信を作成して送信できるなどの機能も搭載している。
・御堂健伍(みどうけんご)
東京中央技術大学病院の病院長。元アルツハイマー新薬研究プロジェクトの責任者。神崎零壱に神崎悠季の治験への参加を勧めたことに責任を感じている。
・佐藤波流(さとうはる)
東京中央技術大学 情報工学科 2020年卒の神崎教授の教え子。警視庁 サイバー犯罪対策課。NCOによるコード名はK2。
・上条雷人(かみじょうらいと)
東京中央技術大学 情報工学科 2010年卒の神崎教授の教え子。元米国IT企業「ダーウィンスペース」日本法人の社員。「ダークマップ」管理人。サイバーテロを計画し実行する。
・華喜多美代子(はなきたみよこ)
元東京中央技術大学病院の看護師。神崎悠季を故意に死亡させたと、世間からバッシングされ、退職を余儀なくされる。上条雷人とは異父兄妹。
・雅(みやび)
東京中央技術大学 情報工学科 2010年卒の神崎教授の教え子。国家サイバー統括室(NCO)。本名は美矢部(みやべ)。
・佐倉井(さくらい)
東京中央技術大学 情報工学科 2010年卒の神崎教授の教え子。防衛省 情報本部 特殊情報分析室。NCOによるコード名はJ1。
・高柳(たかやなぎ)
副業でハッキングをしている会社員。NCOによるコード名はM1。
・鳩山(はとやま)
東京都の総務局 文書管理課の職員。NCOによるコード名はT1。

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EP39 追加のミッション

巨大な艶消しブラックのサーバーラックが何重もの列をなす空間。
アクリルパネルの隙間からは、数万個の超高性能GPUが光を放っていた。
目が眩むような青や緑のインジケータが不規則に点滅している。
ファンの轟音が充満する中、神崎と高柳はそのときを待っていた。

ノートパソコンの画面にチャット画面が立ち上がった。
同時に、接続されたサーバー上部にある小さなカメラが、2人の姿を正面に捉えた。
立ち上がったチャット画面に文字が表示された。
「Mission Complete」

続けて、YUKIからのメッセージが表示されていく。
「ミッションコンプリート、任務完了よ。
ダークウェブからサーバーをスキャン、機密データはAES-256で暗号化して消去したわ。
対象のサーバーのデータはOSに保存したので、後で確認しておいてね。」

高柳がチャット画面にメッセージを入力する。
「初めまして、高柳といいます。
ミッションコンプリートおよびデータ保存、ありがとうございました。
助かりました。」

メッセージに対するYUKIからの返信が表示された。
「こちらこそ遠隔監視操作プログラムを見つけてくれて、ありがとう。
ペガサスがルートを作ってくれたおかげで、スムーズに実行できました。
お二人とも、ゆっくり休んでね。」

神崎と高柳は後片付けをし、データセンター専用棟を後にした。
中央棟へ入ると、神崎のポケットのスマホが震えた。
立ち止まって、スマホの画面を見ると、YUKIからの着信だった。
タップして、YUKIの話を聞いた神崎は通話を終えた。

「どなたからの電話ですか」、横で待っていた高柳がいう。
「YUKIからだ、遠隔監視操作プログラムを仕込んだ者を教えてくれた。
やはり、思った通りだった。追加のミッションを終わらせよう。」
神崎は高柳とエレベーターホールへ向かった。

中央棟は、地上16階、地下3階。延床面積: 約72,000㎡。
1階〜4階は、外来棟とつながる中央診療部門になっていた。
5階〜16階は、入院フロアがある病棟になっていた。
御堂病院長の院長室は、中央診療部門のある4階にあった。

院長室の応接セットでは、御堂と佐倉井が警備体制について打ち合わせをしていた。
ふいにドアがノックされ、御堂がどうぞというと、神崎と高柳が入ってきた。
「システムチェックで何か問題があったんですか」、座ったままの御堂がいう。
佐倉井は何もいわず、神崎と高柳を見ている。

「YUKIに遠隔監視操作プログラムが仕込まれていた。
ログを確認すると、サーバーにUSBメモリを差し込み、インストールしていた。
YUKIの監視カメラデータを確認したところ、USBメモリを指す君が映っていた。
御堂、なぜ遠隔監視操作プログラムを仕込んだんだ。」、神崎がいう。

しばらく沈黙したあと、御堂がいう。
「日本社会をオーバーレイするために仕込ませてもらった。」
「部屋に盗聴器を仕掛けたのも君なのか。」、神崎がいう。
「盗聴器を仕掛けたのも私だ。」、御堂がいう。

「なぜだ、なぜ、こんなことをした。」、神崎がいう。
「さっきもいったが、日本社会をオーバーレイするためだ。
日本社会は、経済・政治・文化の各層で新陳代謝が停滞している。
私が関わっている医療の分野も、新陳代謝が停滞している。

原因は、20世紀後半の旧仕様のまま固定されているからだ。
上の者がいつまでも居座るので、世代交代が進まない。
若い世代には、同じ思いをして欲しくない。
そのために日本社会をオーバーレイする必要があるんだよ。」、御堂がいう。

「日本社会をオーバーレイする必要については、否定しない。
だが、日本は法治国家だ、オーバーレイするなら合法的にすべきだ。」、神崎がいう。
「神崎先生の仰ることが正しいことは理解している。
だが、もはや正規のプロセスでの再起動は不可能なんだよ。」、御堂がいう。

高柳は、上条の要求動画にあったメッセージと同じだと思いながら、御堂を見ていた。
佐倉井は、険しい表情で御堂を見ている。
神崎の表情に感情は現れていないが、まっすぐに御堂を見ている。
4人がいる院長室は、不気味な沈黙に支配されていた。
【GPU(Graphics Processing Unit)】
コンピュータゲームに代表されるリアルタイム画像処理に特化した演算装置あるいはコンピュータの「頭脳」にあたる最も重要な中核部品(半導体)。
【AES-256】
256ビットの鍵を使用する最高強度の共通鍵暗号方式。米国政府や世界中の金融機関が機密データ保護に採用する国際標準規格。スーパーコンピューターでも解読に数百兆年以上かかるとされる。総当たり攻撃(ブルートフォース攻撃)に対して実質的に免疫がある。
【USBメモリ】
PCのUSB端子に直接挿してデータを保存・持ち運ぶ小型・軽量の外部記憶装置。32GB〜128GBが主流で、高速なUSB 3.0/3.2対応モデルが推奨されている。
【オーバーレイ(Overlay)】
既存の映像、画像、画面上に別の要素を重ねて表示する技術や手法。映像の雰囲気演出、画面上の情報追加、道路舗装の補修、金融の運用手法など、多岐にわたる分野で「重ね合わせ」を意味する用語として使われる。

※本作に登場する手法は防犯上の観点から一部改変しています。

2026年6月3日水曜日

【現在の株式評価額】20260603~8306 ㈱三菱UFJフィナンシャル・グループ高値更新~

Y&Kファンド(1銘柄)
・取得額合計:0円
・配当金合計:960,000円(配当利回り:#DIV/0!)
・評価額合計:31,370,000円(BPS:19,733,100円)
・損益額合計:31,370,000円(損益率:#DIV/0!)

【現在の株式評価額】には、ETFやデイトレードは反映していない。
不定期投稿だが、投稿するのは以下の場合にしている。
保有銘柄や株数を変更した場合、もしくは前回の投稿より評価額が増加した場合。
今回は、前回の投稿より、評価額が増加した場合になるw

本日の取引は以下の通り。
前場------------------------------------------
・なし
後場------------------------------------------
・なしw

朝の気配から、相場は高値圏で推移する可能性が高いと思った。
することがないので、休むも相場にした。
終わってから確認すると、主力株の8306が取引終値の高値を更新していた。
インバース型ETFは下がったが、前日比はプラスだったw

下図の上は、2015年からの日経平均株価とTOPIX(東証株価指数)の推移。
下は、2015年からのTOPIXとユーロ円、ドル円の推移。
その下は、2015年からの個人投資家の信用評価損益率と買い残と売り残金額の推移。
信用取引の買い残金額が減っていたが、再び増え始めていることがわかるw
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追記(今宵の酒の肴)
今宵の酒の肴は乾きものなので、画像はなし。
昨年、相続した22銘柄の内、含み益だった18銘柄を売り抜けた。
今年、残り4銘柄の内、含み損だった1銘柄が含み益になったので、売り抜けた。
本日、残り3銘柄の内、含み益の1銘柄の一部を売ったw

この銘柄は被相続人が長期保有していたので、売り抜けるつもりはない。
ただ、最近の市場は急騰しているため、急落するのは時間の問題。
この銘柄は下図のように急落中で、市場が急落すると、とんでもなく下がる可能性が高い。
したがって、一部を売って、ある程度、下がったら買い戻すことにしたw
※Tradingview提供のチャートより。

【小説】神崎教授とAIの事件ファイル:EP38 ゼロデイアタック

【AI(人工知能)による作品紹介】
人間とAIのバディに解けない謎はない。日本を襲うハッキングテロ。崩壊する医療、迫る停電のタイムリミット。未曾有の国家危機に立ち向かうのは、神崎教授と亡き妻の思考を学習したAIだった。緻密な伏線とハイスピードな展開で魅せる、新時代のサイバーミステリー!
【登場人物】
・神崎零壱(かんざきれいいち)
元東京中央技術大学 情報工学科の教授。日本の情報工学の第一人者で、インターネットの普及に貢献した。2020年に定年退職、現在は年金生活。子どもは独立、妻に先立たれてからは、東京都北区にある築40年以上の二階建て住宅で、妻の思考を学習させたAI(人工知能)と暮らしている。NCOによるコード名はM2。
・神崎悠季(かんざきゆき)
神崎零壱の妻で結婚してからは専業主婦だった。2015年にアルツハイマーを発症。東京中央技術大学病院のアルツハイマー新薬研究プロジェクトの治験に参加するが、治験途中に亡くなる。看護師が気づけなかった投薬装置の故障による過剰投薬が原因と推測されたが、因果関係は不明。
・AI(YUKI)
神崎零壱が神崎悠季の思考を学習させたAI。神崎零壱のことを誰よりも把握している。自宅にかかってきた電話に音声で対応、電話をかけることもできる。受信したメールに対する返信を作成して送信できるなどの機能も搭載している。
・御堂健伍(みどうけんご)
東京中央技術大学病院の病院長。元アルツハイマー新薬研究プロジェクトの責任者。神崎零壱に神崎悠季の治験への参加を勧めたことに責任を感じている。
・佐藤波流(さとうはる)
東京中央技術大学 情報工学科 2020年卒の神崎教授の教え子。警視庁 サイバー犯罪対策課。NCOによるコード名はK2。
・上条雷人(かみじょうらいと)
東京中央技術大学 情報工学科 2010年卒の神崎教授の教え子。元米国IT企業「ダーウィンスペース」日本法人の社員。「ダークマップ」管理人。サイバーテロを計画し実行する。
・華喜多美代子(はなきたみよこ)
元東京中央技術大学病院の看護師。神崎悠季を故意に死亡させたと、世間からバッシングされ、退職を余儀なくされる。上条雷人とは異父兄妹。
・雅(みやび)
東京中央技術大学 情報工学科 2010年卒の神崎教授の教え子。国家サイバー統括室(NCO)。本名は美矢部(みやべ)。
・佐倉井(さくらい)
東京中央技術大学 情報工学科 2010年卒の神崎教授の教え子。防衛省 情報本部 特殊情報分析室。NCOによるコード名はJ1。
・高柳(たかやなぎ)
副業でハッキングをしている会社員。NCOによるコード名はM1。
・鳩山(はとやま)
東京都の総務局 文書管理課の職員。NCOによるコード名はT1。

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EP38 ゼロデイアタック

昨夜、神崎と高柳はミッションを達成するため、打合せを行った。
2人が与えられたミッションは以下だった。
1.防衛省のサーバーログから、上条が盗んだ機密データが保存されたサーバーを特定。
2.サーバーに保存してある機密データを暗号化し、消去。

正規の手続きでは間に合わないため、民間人の2人が勝手にやったことにする必要があった。
そのため、これらのミッションは暗号化されたTorブラウザを使って行う必要があった。
「ファーストステップ」で、ペガサスがYUKIから暗号化されたルートを作る。
YUKIはそのルートを使い、保存してある機密データを暗号化し、消去することにした。

昨夜、YUKIに遠隔監視操作プログラムが仕掛けられていることがわかった。
削除すると仕掛けた者に知られるため、無効化する必要があった。
「セカンドステップ」のデータ転送で、そのことをYUKIに伝えた。
また、ミッションの実行にはペガサスが作ったルートを使うことも伝えた。

高柳が1を実施、上条が盗んだ機密データが保存されたサーバーを特定していた。
だが、上条はダークウェブにある「ダークマップ」の管理人だった。
そのため、ダークウェブ経由で、他のサーバーにも保存している可能性があった。
YUKIには、保存している可能性のあるサーバーをスキャンしてもらう必要があった。

ただ、サーバーによって、備わっている侵入対策は異なっている。
そのため、サーバーに対して、ゼロデイアタックを行うことにした。
開発者が気づいていない欠陥があることをゼロデイ脆弱性という。
ゼロデイ脆弱性を利用した攻撃が、ゼロデイアタックだった。

「セカンドステップ」のデータ転送が終わると、YUKIは瞬時にこれらを理解した。
高柳が「サードステップ、ゼロデイアタック開始」と発したときには理解していた。
最初にYUKIが行ったのは、仕込まれている遠隔監視操作プログラムへの対応だった。
プログラムに対して、通常稼働時の情報しか読み取れないようにした。

次にYUKIが行ったのは、現時点でのゼロデイ脆弱性を見つけることだった。
超高性能CPUを使い、複数のプログラムにあるゼロデイ脆弱性を見つけ出した。
YUKIは、ペガサスが作ったルートを使い、ダークウェブに入った。
ダークウェブから、保存している可能性があるサーバーに、ゼロデイアタックを開始した。

米国のバージニア州にあるサーバールーム。
「Holy shit! The RCE vulnerability we just patched is being bypassed! It's a zero-day exploit!」
(なんてことだ、パッチを当てたばかりの遠隔コード実行が突破されている!ゼロデイ攻撃だ!)
「They're injecting a backdoor into the kernel level!」
(カーネルにバックドアを注入されているぞ!)

ロシアのノヴォシビルスクにあるサーバールーム。
「Что за…Нас атакуют через переполнение буфера! Слишком быстро!」
(何だと…バッファオーバーフローで攻撃されている!速すぎる!)
「Все наши прокси вскрыты. 」
(我々のプロキシがすべて暴かれた!)

中国の上海にあるサーバールーム。
「哎呀!我们的加密通道正在被暴力破解。 对方正在进行多线程并发扫描!」
(大変だ!我々の暗号化通信路がブルートフォースで破られている。多スレッドの同時並行スキャンだ!)
「这不是简单的DDoS,目标是彻底接管系统!」
(これは単なるDDoS攻撃じゃない、完全なシステム支配だ!)

マレーシアのクアラルンプールにあるサーバールーム。
「Alamak! Trafik haram sedang memecah masuk ke pelayan hos kalis peluru kita!」
(なんてこった! 我々の防弾ホスティングサーバーに不正トラフィックが侵入している!)
「Siapa yang berani lakukan ini?」
(誰がこんなことを? )
「Mereka gunakan eksploitasi sifar hari!」
(奴ら、ゼロデイ攻撃を使ってやがる!)

パナマのパナマシティにあるサーバールーム。
「¡Mierda! Alguien está saltándose el cifrado de nuestra zona offshore.」
(クソッ! 誰かが我々のオフショア地帯の暗号化をバイパスしているぞ!)
「 ¡Esto es una locura!」
(正気の沙汰じゃない!)
【Tor(The Onion Router)】
通信経路を暗号化・多段中継して匿名性を確保する、フリーかつオープンソースの通信技術。IPアドレスなどの痕跡を隠してWeb閲覧や通信が可能になり、通常アクセスできない「.onion」サイト(ダークウェブ)の利用にも使用できる。通信は世界中のノードを経由するため、速度は遅くなる。
【ダークウェブ(Dark Web)】
Googleなどの通常検索エンジンでは見つからず、専用ブラウザ(Torなど)でのみアクセス可能な、匿名性の高いインターネット領域。通信の暗号化により、犯罪や不正取引の温床となっており、漏洩した個人情報、クレジットカード情報、違法薬物、ハッキングツールが販売されている。サイト閲覧だけでコンピュータウイルスに感染するリスクがある。
【ゼロデイ脆弱性】
ソフトウェアやOSに存在する開発者が気づいていない欠陥。開発者がその存在を認識していないため、防御策やパッチが存在していないセキュリティギャップであり、有効な対策をとるために使える時間が「ゼロデイ (0日)」しかないことに由来する。
【パッチ(patch)】
コンピュータにおいてプログラムの一部分を更新してバグ修正や機能変更を行うためのデータ。「修正プログラム」や「アップデート(プログラム)」などとも呼ばれる。
【カーネル(Kernel)】
OSの最も中核となる層。ハードウェアとソフトウェアの橋渡し役として、メモリ、CPU、デバイスなどのシステムリソースを直接制御・管理する役割を担っている。
【バックドア(backdoor)】
本来の正規の認証プロセス(IDやパスワードなど)を回避し、システムやネットワークの内部へ秘密裏に侵入できる隠し通路(裏口)。
【バッファオーバーフロー(buffer overflow)】
コンピュータのプログラムにおけるバグのひとつ、またはそれにより引き起こされる現象。プログラムがバッファ(一時的な記憶領域)よりも大きなデータを書き込むことで、データがバッファ境界からあふれ、バッファの範囲外のメモリを上書きし、元々そのメモリにあったデータを破壊する。
【プロキシ(proxy)】
インターネット関連で用いられる場合は、特に内部ネットワークからインターネット接続を行う際、高速なアクセスや安全な通信などを確保するための中継サーバ「プロキシサーバ」を指す。プロキシサーバはインターネットへのアクセスを代理で行うサーバを指す。
【ブルートフォース(Brute-force)】
「力任せ」や「総当たり」を意味する。セキュリティ分野におけるブルートフォース攻撃(総当たり攻撃)は、IDやパスワード、暗号鍵などの認証情報を破るために、考えられるすべての文字列パターンをコンピューターで片っ端から試し、正解を割り出す手法。
【スレッド(thread)】
本来「糸」や「筋道」を意味する言葉。ITの分野では、ある一つの話題に関連する投稿やメール、処理のまとまりを指す。
【DDoS攻撃(Distributed Denial of Service Attack)】
複数のコンピュータから同時に大量のリクエストを標的のサーバに送り付け、Webサイトやサービスを機能停止に追い込むサイバー攻撃。攻撃に使用される踏み台となるコンピュータが分散し、攻撃元が次々と変わるため、特定の防御では対処できない。
【防弾ホスティング(bulletproof hosting)】
ホスティングサービスの一種。規制が緩い国々に本拠を持つため、通常のホスティングサービスと比較して、違法性のあるサービスをホストすることが多いとされる。サイバー犯罪者に利用されることが多く、スパムの送信やマルウェアの送付、児童ポルノのホスティングといった犯罪行為を支援し、法執行機関による閉鎖を難しくするなどといった問題がある。
【トラフィック (Traffic)】
ネットワーク技術分野では、ネットワークを流れる情報のこと、または、その情報量のことをいう。
【オフショア(Offshore)】
コスト削減やリソース確保を目的に、業務の一部(特にシステム開発やカスタマーサポート)を海外の拠点や企業に委託することをいう。
【バイパス(Bypass)】
本来の目的を達成するために、様々な分野で迂回路や回避手段として使われる言葉。ITの分野では、本来のシステムや認証経路をすり抜けることをいう。

※本作に登場する手法は防犯上の観点から一部改変しています。