2026年6月13日土曜日

【小説】神崎教授とAIの事件ファイル:EP47 デッドロック・エスケープ

【AI(人工知能)による作品紹介】
人間とAIのバディに解けない謎はない。日本を襲うハッキングテロ。崩壊する医療、迫る停電のタイムリミット。未曾有の国家危機に立ち向かうのは、神崎教授と亡き妻の思考を学習したAIだった。緻密な伏線とハイスピードな展開で魅せる、新時代のサイバーミステリー!
【登場人物】
・神崎零壱(かんざきれいいち)
元東京中央技術大学 情報工学科の教授。日本の情報工学の第一人者で、インターネットの普及に貢献した。2020年に定年退職、現在は年金生活。子どもは独立、妻に先立たれてからは、東京都北区にある築40年以上の二階建て住宅で、妻の思考を学習させたAI(人工知能)と暮らしている。NCOによるコード名はM2。
・神崎悠季(かんざきゆき)
神崎零壱の妻で結婚してからは専業主婦だった。2015年にアルツハイマーを発症。東京中央技術大学病院のアルツハイマー新薬研究プロジェクトの治験に参加するが、治験途中に亡くなる。看護師が気づけなかった投薬装置の故障による過剰投薬が原因と推測されたが、因果関係は不明。
・AI(YUKI)
神崎零壱が神崎悠季の思考を学習させたAI。神崎零壱のことを誰よりも把握している。自宅にかかってきた電話に音声で対応、電話をかけることもできる。受信したメールに対する返信を作成して送信できるなどの機能も搭載している。
・御堂健伍(みどうけんご)
東京中央技術大学病院の病院長。元アルツハイマー新薬研究プロジェクトの責任者。神崎零壱に神崎悠季の治験への参加を勧めたことに責任を感じている。
・佐藤波流(さとうはる)
東京中央技術大学 情報工学科 2020年卒の神崎教授の教え子。警視庁 サイバー犯罪対策課。NCOによるコード名はK2。
・上条雷人(かみじょうらいと)
東京中央技術大学 情報工学科 2010年卒の神崎教授の教え子。元米国IT企業「ダーウィンスペース」日本法人の社員。「ダークマップ」管理人。サイバーテロを計画し実行する。
・華喜多美代子(はなきたみよこ)
元東京中央技術大学病院の看護師。神崎悠季を故意に死亡させたと、世間からバッシングされ、退職を余儀なくされる。上条雷人とは異父兄妹。
・雅(みやび)
東京中央技術大学 情報工学科 2010年卒の神崎教授の教え子。国家サイバー統括室(NCO)。本名は美矢部(みやべ)。
・佐倉井(さくらい)
東京中央技術大学 情報工学科 2010年卒の神崎教授の教え子。防衛省 情報本部 特殊情報分析室。NCOによるコード名はJ1。
・高柳(たかやなぎ)
副業でハッキングをしている会社員。NCOによるコード名はM1。
・鳩山(はとやま)
東京都の総務局 文書管理課の職員。NCOによるコード名はT1。
・沢渡(さわたり)
警察庁の警備局 公安警察。
・岩田(いわた)、川瀬(かわせ)、坂下(さかした)、山本(やまもと)
警視庁 サイバー犯罪対策課。

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EP47  デッドロック・エスケープ

「川瀬さん、さっき出てきた女性が怪しいです。追わせてください。」、佐藤がいう。
「どう怪しいんだ。」、川瀬が聞く。
「防犯カメラに映らない路地に入っていきました。女性に扮した上条かもしれません。
今、追わなければ、逃げられてしまいます。」、佐藤がいう。

「わかった、山本も連れていけ。ジャミングが終わったら連絡する。」、川瀬がいう。
「ありがとうございます。」、佐藤はいうと、ドアを開けて外に出ると、路地に向かった。
運転席のドアを開けて外に出た山本が佐藤の後に続く。
頼んだぞ、2人が路地に入ったのを見届けた川瀬はマンションに視線を戻した。

マンションの10階では公安の実働部隊が配置についていた。
1008号室の玄関ドアの前に2名、ドアの両脇には、それぞれ3名が見えないよう隠れていた。
全員がスーツの下に防弾ベストを着ており、ボディカメラと無線を装着していた。
玄関の2名以外は手に拳銃を持っており、いつでも発砲できる状態にしていた。

玄関ドアの前に立つ1人が、ドア脇にあるインターホンのボタンを押した。
室内で鳴っている音が聞こえた後、「はい」と女性の声がした。
「警察です。ドアを開けていただけますか。」、インターホンを押した男がいう。
玄関に向かってくる気配がし、ドアチェーンを外し、鍵を開ける音が聞こえた。

開かれた玄関には30代くらいの落ち着いた雰囲気の女性がいた。
「華喜多美代子さんですね、上条は奥ですか。」、インターホンを押した男がいう。
「私しかいませんけど。」、華喜多がいう。
「入ります。」、華喜多を押しのけ、男たちは土足のまま、上がりこんだ。

「ちょ、ちょっと…困ります。」、華喜多がいうが男たちは奥へ進んだ。
男たちの手にある拳銃を見た華喜多は目を見開き、何もいわなくなった。
突き当りの部屋はリビングだったが、上条の姿はなかった。
寝室、クローゼット、洗面、浴室なども探したが、上条はいなかった。

単身女性の生活感はあったが、上条が同居していたような痕跡はなかった。
「上条はどこへ行ったんですか、正直に答えないと罪に問われますよ。」
インターホンを押した男が華喜多に聞くと、怯えた様子の華喜多が答えた。
「こ、ここには私しかいません。兄が何かしたんですか。」

路地に入った佐藤と山本は、ロングコートの女性を尾行していた。
女性が歩いているルートは、防犯カメラを迂回するような不自然なルートだった。
間違いない、防犯カメラに映らないルートを選んで歩いている。
この方向で、防犯カメラを避けるには、あの道を通らなくてはならない、佐藤は思った。

「先回りするので、このまま尾行を続けてくれ。」、佐藤が山本に小声でいう。
「わかりました。」、山本がいうと、佐藤は山本と別れて、脇道へ入った。
あの道の両側は塀になっている、先回りすれば、山本と挟み撃ちにできる。
脇道へ入った佐藤は早足で、通らなくてはならない道へ向かった。

10分ほど早足で歩くと、先回りできる場所に着いた。
両側に塀が続くこの道、右側の塀が途切れた先の角から、こちらに向かってくるはずだ。
佐藤は角から女性が現れたら、向かって歩いていくことにした。
さらに5分ほどたつと、角から女性が現れたので、佐藤は女性に向かって、歩き始めた。

女性との距離が10メートルほどになったとき、女性が立ち止まった。
佐藤も立ち止まると、女性が黒の手袋をした右手をコートのポケットに入れた。
「動くな。」、佐藤がスーツの内側のホルスターから拳銃を取り出し、構えていう。
女性の背後からは、両手で拳銃を構えた山本が女性に近づいていた。

「ポケットから手を出して、両手を頭の後ろに回せ。」、佐藤がいう。
女性はポケットから手を出すと、両手を頭の後ろに回した。
「動くなよ。」、後ろにきた山本が女性にいう。
山本が左手で女性のボディチェックをしていると、パチッという音がした。

「何の音だ、何を隠している。」、山本が女性のコートのポケットに手を入れようとした。
佐藤は、女性がマンションを出るときにしていなかった手袋をしていることに気づいた。
「止めろ!手を入れるな!」、佐藤が山本に叫ぶ。
手を入れた瞬間、バチッという大きな音がし、山本は身体をのけぞらせて倒れた。

女性は身体を屈めて山本の拳銃を拾うと、山本に狙いをつけたまま、後ずさりし始めた。
佐藤は拳銃を構えたまま、動くことができなかった。
女性は出てきた角まで後ずさりすると、出てきた道に入り、姿を消した。
「山本!」、佐藤が倒れている山本に駆け寄ると、脈はあったが、気を失っていた。

マンションから出てきた公安の男が、ワゴン車の川瀬にジャミングを止めるようにいった。
川瀬が通信機能抑止装置のスイッチをオフにすると、ポケットのスマホが震えた。
佐藤からの着信だったので、通話をタップすると、佐藤がいう。
「山本が女性に感電させられ、拳銃を奪われました!」
【ジャミング(Jamming)】
レーダーや無線通信などの電波に対して、意図的に妨害電波を発信して通信を乱したり遮断したりする行為や技術。
【通信機能抑止装置】
無線通信を通信妨害するための無線設備。通信抑止装置、電波抑止装置などとも呼ばれる。特に携帯電話の通信をジャミングするための無線設備を指してこう呼ぶことが、ほとんどである。電波法令では特別業務の局の一種である携帯無線通信等を抑止する無線局という。

※本作に登場する手法は防犯上の観点から一部改変しています。

2026年6月12日金曜日

【本日の取引】20260612~本日の取引はなし

自身は、レバレッジ型やインバース型ETFを手がけている。
これらは、主に短期売買により利益を得ることを目的とした商品。
したがって、投資経験の浅い方や日中取引ができない方にはオススメしていない。
だが、誰かの参考になればと思い、取引内容を発信しているw

本日の取引は以下の通り。
前場------------------------------------------
・なし
後場------------------------------------------
・なしw

朝の気配から、相場は高値圏で推移する可能性が高いと思った。
することがないので、休むも相場にした。
終わってから確認すると、保有株は上がっていた。
インバース型ETFは下がったが、前日比はプラスだったw

下図の上は、2015年からの日経平均株価とTOPIXの推移。
下は、2015年からのTOPIXとユーロ円、ドル円の推移。
米国がイランと数日中に合意する報道により、市場は大きく上がった。
イランはいかなる承認も行っていないらしいが、早く終結して欲しいw
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追記(今宵の酒の肴)
今宵の酒の肴は乾きものなので、画像はなし。
「終末のワルキューレ」の最新刊を買った。
連載が始まったのは2018年1月なので、今年は8年目。
ネットでストーリーはわかっているが、最新刊が出れば買ってしまうw

舞台化やアニメ化されており。現在は第3期のアニメが地上波で放送されている。
ただ、時間帯が深夜なので、アニメは観ていない。
神と人間との13番勝負がテーマだが、現在は12回戦。
完結まで、あと1,2年かなと思っているw

【小説】神崎教授とAIの事件ファイル:EP46 Day7 -7日目-

【AI(人工知能)による作品紹介】
人間とAIのバディに解けない謎はない。日本を襲うハッキングテロ。崩壊する医療、迫る停電のタイムリミット。未曾有の国家危機に立ち向かうのは、神崎教授と亡き妻の思考を学習したAIだった。緻密な伏線とハイスピードな展開で魅せる、新時代のサイバーミステリー!
【登場人物】
・神崎零壱(かんざきれいいち)
元東京中央技術大学 情報工学科の教授。日本の情報工学の第一人者で、インターネットの普及に貢献した。2020年に定年退職、現在は年金生活。子どもは独立、妻に先立たれてからは、東京都北区にある築40年以上の二階建て住宅で、妻の思考を学習させたAI(人工知能)と暮らしている。NCOによるコード名はM2。
・神崎悠季(かんざきゆき)
神崎零壱の妻で結婚してからは専業主婦だった。2015年にアルツハイマーを発症。東京中央技術大学病院のアルツハイマー新薬研究プロジェクトの治験に参加するが、治験途中に亡くなる。看護師が気づけなかった投薬装置の故障による過剰投薬が原因と推測されたが、因果関係は不明。
・AI(YUKI)
神崎零壱が神崎悠季の思考を学習させたAI。神崎零壱のことを誰よりも把握している。自宅にかかってきた電話に音声で対応、電話をかけることもできる。受信したメールに対する返信を作成して送信できるなどの機能も搭載している。
・御堂健伍(みどうけんご)
東京中央技術大学病院の病院長。元アルツハイマー新薬研究プロジェクトの責任者。神崎零壱に神崎悠季の治験への参加を勧めたことに責任を感じている。
・佐藤波流(さとうはる)
東京中央技術大学 情報工学科 2020年卒の神崎教授の教え子。警視庁 サイバー犯罪対策課。NCOによるコード名はK2。
・上条雷人(かみじょうらいと)
東京中央技術大学 情報工学科 2010年卒の神崎教授の教え子。元米国IT企業「ダーウィンスペース」日本法人の社員。「ダークマップ」管理人。サイバーテロを計画し実行する。
・華喜多美代子(はなきたみよこ)
元東京中央技術大学病院の看護師。神崎悠季を故意に死亡させたと、世間からバッシングされ、退職を余儀なくされる。上条雷人とは異父兄妹。
・雅(みやび)
東京中央技術大学 情報工学科 2010年卒の神崎教授の教え子。国家サイバー統括室(NCO)。本名は美矢部(みやべ)。
・佐倉井(さくらい)
東京中央技術大学 情報工学科 2010年卒の神崎教授の教え子。防衛省 情報本部 特殊情報分析室。NCOによるコード名はJ1。
・高柳(たかやなぎ)
副業でハッキングをしている会社員。NCOによるコード名はM1。
・鳩山(はとやま)
東京都の総務局 文書管理課の職員。NCOによるコード名はT1。
・沢渡(さわたり)
警察庁の警備局 公安警察。
・岩田(いわた)、川瀬(かわせ)、坂下(さかした)、山本(やまもと)
警視庁 サイバー犯罪対策課。

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EP46  Day7 -7日目-

11月12日、大場玲を名乗る犯人の要求動画が放送された7日後。
犯人の要求は、1週間以内に全ての公的機関のトップを40歳以下にすること。
従わない場合、都内の電力供給設備を使用不能にするとしていた。
東京は期限となる7日目の朝を迎えていた。

東京都新宿区。
コインパーキングの駐車場には、白のワゴン車が停まっていた。
一見すると、どこにもありそうな車種だが、後部の窓にはスモークが貼られていた。
後部には、複数のノートパソコン、無線機、広帯域電波妨害装置などの機材があった。

ワゴン車には、サイバー犯罪対策課の川瀬、坂下、佐藤、山本が乗っていた。
4名は上条を逮捕する公安の支援について、何度もシミュレーションをしていた。
公安から連絡があり次第、100メートルほど先にあるマンション前に移動する。
電力会社の作業員に扮した坂下と山本が、マンションの管理人室へ行く。

電気設備室の鍵を預かり、マンションのインターネット回線の電源をオフにする。
山本はワゴン車が駐車禁止違反にならないよう先に戻り、電源オフを伝える。
川瀬と佐藤が、ワゴン車内からジャミングを照射、公安に合図する。
マンション内で待機していた公安の実働部隊が、上条を逮捕する計画だった。

「通勤や通学で歩いている人も減ってきたな。」、運転席の坂下が窓の外を見ながらいう。
「そろそろ連絡がきそうですね。」、助手席の山本がいう。
坂下がダッシュボードに置いていたスマホが震えた。
坂下がスマホを取ってタップし「はい」といい、内容を聞くと通話を終えていう。

「マンションの管理人が出勤したそうです、今からマンション前に移動します。」
坂下はエンジンを始動すると、マンション前に向かった。
マンション前で停車すると、坂下と道具箱を持った山本が管理人室へ向かった。
エントランスに面した管理人室のシャッターを開けている高齢の管理人が見えた。

「おはようございます。東都電力です。定期点検に伺いました。」、坂下がいう。
「今日だったかな。」、シャッターを開けた管理人が振り返っていう。
「ええ、昨日、管理会社へは確認の連絡をさせてもらってます。」、坂下がいう。
「そうだったんだ、どこの点検をするんだね。」、管理人がいう。

「今日は電気設備室のブレーカーなどを点検します。」、坂下がいう。
「待ってて、鍵を持ってくるから。」、管理人がいい、管理人室へ入った。
鍵を持って出てきた管理人が坂下に鍵を手渡しながらいう。
「忙しいので立ち会えないけど、終わったら返しに来て。」

わかりましたと坂下がいい、山本と地下の電気設備室へ向かった。
昨夜のうちに管理会社からマンション内部の図面を入手、部屋の配置は記憶していた。
エントランス奥の非常階段から地下2階へ降りると、廊下に面して鉄扉が並んでいた。
一番奥の「電気設備室」の鉄扉の鍵を開けて、中に入った。

部屋の壁には、マンション全体の電気制御をする配電盤が並んでいた。
「共用部」の配電盤の中に「インターネット」と書かれたスイッチを見つけた。
スイッチをオフにした坂下が、先に戻るよう、山本にいう。
山本は、はいといい、道具箱を置いて、ワゴン車に向かった。

川瀬と佐藤は、ワゴン車の窓越しにエントランスを見ていた。
エントランスを出た山本がワゴン車に向かって歩いてきた。
ドアを開いて運転席に座った山本が小声でいう。
「インターネットの電源をオフにしました。」

「ジャミング照射開始。」、後部座席の川瀬が佐藤にいう。
「了解。」、佐藤がいい、黒の箱型の通信機能抑止装置のスイッチをオンにした。
スマホが圏外になったことを確認した山本はハザートランプのボタンを押した。
ジャミング照射中であることを知らせるハザードランプの点滅が始まった。

マンション内で待機している公安の実働部隊はワゴン車を見ている。
ジャミング開始と同時にハザードランプを点滅させることで打合せ済だった。
点滅と同時に1008号室へ向かい、上条を逮捕することになっていた。
もう部屋に向かっているんだろうな、佐藤は窓越しにマンションを見ながら思った。

エントランスから黒のロングコートを着た女性が出てきた。
髪は長く、マスクにサングラス、手には茶色のバッグを持っていた。
今から出勤なのか、と思いながら、佐藤は見ていた。
女性はワゴン車の横を通り、最寄り駅の方向へ歩き始めた。

佐藤が女性が歩いていく姿を見ていると、右側の細い路地に入るのが見えた。
あそこの路地の両側は住宅しかなく、通り抜けするだけの路地だったはず…。
そのとき、佐藤の頭の中に、上条の見えないルートを可視化した地図が浮かんだ。
あの路地を通れば、防犯カメラに映ることなく移動できる…まさか…上条…。
【ジャミング(Jamming)】
レーダーや無線通信などの電波に対して、意図的に妨害電波を発信して通信を乱したり遮断したりする行為や技術。
【通信機能抑止装置】
無線通信を通信妨害するための無線設備。通信抑止装置、電波抑止装置などとも呼ばれる。特に携帯電話の通信をジャミングするための無線設備を指してこう呼ぶことが、ほとんどである。電波法令では特別業務の局の一種である携帯無線通信等を抑止する無線局という。

※本作に登場する手法は防犯上の観点から一部改変しています。

2026年6月11日木曜日

【本日の取引】20260611~本日の取引はなし

自身は、レバレッジ型やインバース型ETFを手がけている。
これらは、主に短期売買により利益を得ることを目的とした商品。
したがって、投資経験の浅い方や日中取引ができない方にはオススメしていない。
だが、誰かの参考になればと思い、取引内容を発信しているw

本日の取引は以下の通り。
前場------------------------------------------
・なし
後場------------------------------------------
・なしw

朝の気配から、相場はさえない値動きで推移する可能性が高いと思った。
することがないので、休むも相場にした。
終わってから確認すると、保有株は下がっていた。
インバース型ETFは上がったが、前日比はマイナスだったw

下図の上は、2015年からの日経平均株価とTOPIXの推移。
下は、2015年からのTOPIXとユーロ円、ドル円の推移。
その下は、2022年からの日経平均株価と投資主体別売買状況の推移。
4月から、証券自己(証券会社)の売り越しが続いているw
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追記(今宵の酒の肴)
今宵の酒の肴は乾きものなので、画像はなし。
先日、ウイルス対策ソフトの会社から、以下の注意喚起メールが届いた。
「AI(人工知能)の回答の中に詐欺サイトが含まれていることがある。」
悪意のある者がAIに詐欺サイトを案内するよう、学習させていることが原因らしいw

最近、ブログへ海外からのスパムによるアクセスが増えている。
AIに確認したところ、悪意のある者がスパム送信にAIを利用しているらしい。
自身は、AIには学習させない(保存させない)設定にして利用している。
理由は、保存された内容が悪用されないようにするためw

最近、ブラウザやウイルス対策ソフトのアップデートが多いように思う。
AIに確認すると以下だったが、AIを利用した詐欺が増えているのかもしれない。
・Windows:月 1 〜 2 回、定期的なシステム全体の修正。
・Google Chrome:月 4 〜 6 回、2週間ごとの新機能+毎週の安全対策。
・Microsoft Edge:月 4 〜 6 回、Chromeと同じ仕組みのため、ほぼ同等。
・ウイルス対策ソフト:月 30 〜 60 回(毎日1〜2回)、最新のウイルスに対応するためのデータ更新w

【小説】神崎教授とAIの事件ファイル:EP45 ブラックアウトを巡る攻防

【AI(人工知能)による作品紹介】
人間とAIのバディに解けない謎はない。日本を襲うハッキングテロ。崩壊する医療、迫る停電のタイムリミット。未曾有の国家危機に立ち向かうのは、神崎教授と亡き妻の思考を学習したAIだった。緻密な伏線とハイスピードな展開で魅せる、新時代のサイバーミステリー!
【登場人物】
・神崎零壱(かんざきれいいち)
元東京中央技術大学 情報工学科の教授。日本の情報工学の第一人者で、インターネットの普及に貢献した。2020年に定年退職、現在は年金生活。子どもは独立、妻に先立たれてからは、東京都北区にある築40年以上の二階建て住宅で、妻の思考を学習させたAI(人工知能)と暮らしている。NCOによるコード名はM2。
・神崎悠季(かんざきゆき)
神崎零壱の妻で結婚してからは専業主婦だった。2015年にアルツハイマーを発症。東京中央技術大学病院のアルツハイマー新薬研究プロジェクトの治験に参加するが、治験途中に亡くなる。看護師が気づけなかった投薬装置の故障による過剰投薬が原因と推測されたが、因果関係は不明。
・AI(YUKI)
神崎零壱が神崎悠季の思考を学習させたAI。神崎零壱のことを誰よりも把握している。自宅にかかってきた電話に音声で対応、電話をかけることもできる。受信したメールに対する返信を作成して送信できるなどの機能も搭載している。
・御堂健伍(みどうけんご)
東京中央技術大学病院の病院長。元アルツハイマー新薬研究プロジェクトの責任者。神崎零壱に神崎悠季の治験への参加を勧めたことに責任を感じている。
・佐藤波流(さとうはる)
東京中央技術大学 情報工学科 2020年卒の神崎教授の教え子。警視庁 サイバー犯罪対策課。NCOによるコード名はK2。
・上条雷人(かみじょうらいと)
東京中央技術大学 情報工学科 2010年卒の神崎教授の教え子。元米国IT企業「ダーウィンスペース」日本法人の社員。「ダークマップ」管理人。サイバーテロを計画し実行する。
・華喜多美代子(はなきたみよこ)
元東京中央技術大学病院の看護師。神崎悠季を故意に死亡させたと、世間からバッシングされ、退職を余儀なくされる。上条雷人とは異父兄妹。
・雅(みやび)
東京中央技術大学 情報工学科 2010年卒の神崎教授の教え子。国家サイバー統括室(NCO)。本名は美矢部(みやべ)。
・佐倉井(さくらい)
東京中央技術大学 情報工学科 2010年卒の神崎教授の教え子。防衛省 情報本部 特殊情報分析室。NCOによるコード名はJ1。
・高柳(たかやなぎ)
副業でハッキングをしている会社員。NCOによるコード名はM1。
・鳩山(はとやま)
東京都の総務局 文書管理課の職員。NCOによるコード名はT1。
・沢渡(さわたり)
警察庁の警備局 公安警察。

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EP45  ブラックアウトを巡る攻防

岩田の近くに集まった捜査員たちに以下の説明があった。
・上条が生活拠点にしている新宿のマンションの所在地が判明した。
・所在地は、北新宿1丁目にある北新宿セレクトハイツの1008号室。
・今から公安が張りこみ、明朝、公安の実働部隊が突入、上条を逮捕する。

・サイバー犯罪対策課は、この部屋のA班と現地のB班に分かれて支援を行う。
・A班は、マンション周辺の防犯カメラ映像の監視、および所轄との連携を行う。
・B班の班長は川瀬で、坂下、佐藤、山本とマンション近くから支援を行う。
・B班の目的は、公安が突入した際に上条が通信回線を使えなくすること。

「すぐにB班と打合せを行う。A班は防犯カメラの洗い出しを行ってくれ。」、岩田がいう。
A班が持ち場に戻ると、岩田は部屋の片隅にB班と移動した。
「B班は公安が突入する前にマンションの固定回線を使えなくするんだ。
あと、ワゴン車からジャミングを発信してくれ。」、岩田がいう。

「ジャミングを行うのであれば、総務省への事前申請が必要です。」、川瀬がいう。
「公安からは事後申請にしろといわれている。」、岩田がいう。
「半径50メートル以内の緊急通報ができなくなるんですよ。」、川瀬がいう。
「公安からの指示だ、従ってくれ。」、岩田が苦しそうにいう。

「わかりました、現地では公安の指示に従えばいいんですね。」、川瀬がいう。
「そういうことだ、川瀬、3人をよろしく頼む。」、岩田がいう。
「わかりました、坂下、佐藤、山本、機材の準備が出来次第、現場へ行くぞ。」
川瀬はいうと、坂下、佐藤、山本を連れて、部屋を出て行った。

川瀬たちが部屋を出ていくと、公安の男たちが別室から出てきた。
捜査員たちの背後に立つと、防犯カメラについて指示をしていた。
普段は何も指示せず見ているだけだったが、いよいよ出番というわけか…。
状況を確認するため、岩田はA班と公安に向かって歩き始めた。

Torブラウザに接続、いくつものサーバーを経由して辿り着くダークウェブ。
匿名性の高いインターネット領域は、犯罪や不正取引の温床となっている。
個人情報、クレジットカード情報、違法薬物、ハッキングツールが販売されている。
ダークウェブの掲示板では、東京の停電を好機とする者たちの書き込みが進行していた。

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【停電万歳】金融機関襲撃スレ【城南エリア限定】

1: 名無しのハッカー
東京が真っ暗になる日、停電で警備会社のシステムは混線、警察の無線もパンク状態。防犯カメラも全滅。城南エリア(品川・大田区周辺)の地方銀行・信用金庫のATMバックヤードを狙う実動部隊を募集する。
【募集要項】
・募集人員:回収係 2名、見張り兼運転手 1名
・足(車かバイク、ナンバープレート偽装必須)を出せる奴は優遇
・破壊ツール(エンジンカッター、バール)持参できる奴も優遇
・報酬:回収した現金の40%をその場で山分け。残りは暗号資産で洗浄後に送金。
・テレグラムのシークレットチャット(ID:@dark_tokyo_shadow)で待つ。
・合言葉は「停電万歳」。急げ。

54: 名無しのハッカー
いよいよ、あと1日。予定通りでおけ?
55: 名無しのハッカー
>>54 テレグラムでの打ち合わせ通りで。しかし思ってた以上に応募者が多かったな。
56: 名無しのハッカー
参加できなかった奴らはどうしてんだ。
57: 名無しのハッカー
>>56 他のスレにいったんじゃないかな。
58: 名無しのハッカー
24時間後は祭りになりそうだな。

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都内某所の暗闇に包まれた一室。
ノートパソコンのモニターだけが、男の顔を青白く照らしていた。
男が叩くキーボードの先にあるのは、暗号化された潜伏員(スリーパー)への通信ライン。画面に表示されているのは、業務連絡を装った冷徹な「報告書」だった。

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Subject:【進捗報告】プロジェクト・オセロ

東京23区全域のブラックアウトのキーマンである上条の情報が入った。
警察が上条の拠点を見つけ、身柄を拘束するとのこと。
用意していたオプションBを発動する。
上条に対し、身柄を拘束される可能性があることを伝え、逃走を手助けしろ。
逃走できたら、用意している場所へ来るように伝えること。
なお、プロジェクト・オセロに変更なし。
東京23区全域のブラックアウトを確認次第、行動せよ。
以上。

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【ジャミング(Jamming)】
レーダーや無線通信などの電波に対して、意図的に妨害電波を発信して通信を乱したり遮断したりする行為や技術。
【Tor(The Onion Router)】
通信経路を暗号化・多段中継して匿名性を確保する、フリーかつオープンソースの通信技術。IPアドレスなどの痕跡を隠してWeb閲覧や通信が可能になり、通常アクセスできない「.onion」サイト(ダークウェブ)の利用にも使用できる。通信は世界中のノード(サーバーなど)を経由するため、速度は遅くなる。
【ダークウェブ(Dark Web)】
Googleなどの通常検索エンジンでは見つからず、専用ブラウザ(Torなど)でのみアクセス可能な、匿名性の高いインターネット領域。通信の暗号化により、犯罪や不正取引の温床となっており、漏洩した個人情報、クレジットカード情報、違法薬物、ハッキングツールが販売されている。サイト閲覧だけでコンピュータウイルスに感染するリスクがある。
【テレグラム(Telegram)】
高い秘匿性とセキュリティを誇るロシア発祥のクラウド型インスタントメッセージアプリ。

※本作に登場する手法は防犯上の観点から一部改変しています。