2026年6月11日木曜日

【本日の取引】20260611~本日の取引はなし

自身は、レバレッジ型やインバース型ETFを手がけている。
これらは、主に短期売買により利益を得ることを目的とした商品。
したがって、投資経験の浅い方や日中取引ができない方にはオススメしていない。
だが、誰かの参考になればと思い、取引内容を発信しているw

本日の取引は以下の通り。
前場------------------------------------------
・なし
後場------------------------------------------
・なしw

朝の気配から、相場はさえない値動きで推移する可能性が高いと思った。
することがないので、休むも相場にした。
終わってから確認すると、保有株は下がっていた。
インバース型ETFは上がったが、前日比はマイナスだったw

下図の上は、2015年からの日経平均株価とTOPIXの推移。
下は、2015年からのTOPIXとユーロ円、ドル円の推移。
その下は、2022年からの日経平均株価と投資主体別売買状況の推移。
4月から、証券自己(証券会社)の売り越しが続いているw
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追記(今宵の酒の肴)
今宵の酒の肴は乾きものなので、画像はなし。
先日、ウイルス対策ソフトの会社から、以下の注意喚起メールが届いた。
「AI(人工知能)の回答の中に詐欺サイトが含まれていることがある。」
悪意のある者がAIに詐欺サイトを案内するよう、学習させていることが原因らしいw

最近、ブログへ海外からのスパムによるアクセスが増えている。
AIに確認したところ、悪意のある者がスパム送信にAIを利用しているらしい。
自身は、AIには学習させない(保存させない)設定にして利用している。
理由は、保存された内容が悪用されないようにするためw

最近、ブラウザやウイルス対策ソフトのアップデートが多いように思う。
AIに確認すると以下だったが、AIを利用した詐欺が増えているのかもしれない。
・Windows:月 1 〜 2 回、定期的なシステム全体の修正。
・Google Chrome:月 4 〜 6 回、2週間ごとの新機能+毎週の安全対策。
・Microsoft Edge:月 4 〜 6 回、Chromeと同じ仕組みのため、ほぼ同等。
・ウイルス対策ソフト:月 30 〜 60 回(毎日1〜2回)、最新のウイルスに対応するためのデータ更新w

【小説】神崎教授とAIの事件ファイル:EP45 ブラックアウトを巡る攻防

【AI(人工知能)による作品紹介】
人間とAIのバディに解けない謎はない。日本を襲うハッキングテロ。崩壊する医療、迫る停電のタイムリミット。未曾有の国家危機に立ち向かうのは、神崎教授と亡き妻の思考を学習したAIだった。緻密な伏線とハイスピードな展開で魅せる、新時代のサイバーミステリー!
【登場人物】
・神崎零壱(かんざきれいいち)
元東京中央技術大学 情報工学科の教授。日本の情報工学の第一人者で、インターネットの普及に貢献した。2020年に定年退職、現在は年金生活。子どもは独立、妻に先立たれてからは、東京都北区にある築40年以上の二階建て住宅で、妻の思考を学習させたAI(人工知能)と暮らしている。NCOによるコード名はM2。
・神崎悠季(かんざきゆき)
神崎零壱の妻で結婚してからは専業主婦だった。2015年にアルツハイマーを発症。東京中央技術大学病院のアルツハイマー新薬研究プロジェクトの治験に参加するが、治験途中に亡くなる。看護師が気づけなかった投薬装置の故障による過剰投薬が原因と推測されたが、因果関係は不明。
・AI(YUKI)
神崎零壱が神崎悠季の思考を学習させたAI。神崎零壱のことを誰よりも把握している。自宅にかかってきた電話に音声で対応、電話をかけることもできる。受信したメールに対する返信を作成して送信できるなどの機能も搭載している。
・御堂健伍(みどうけんご)
東京中央技術大学病院の病院長。元アルツハイマー新薬研究プロジェクトの責任者。神崎零壱に神崎悠季の治験への参加を勧めたことに責任を感じている。
・佐藤波流(さとうはる)
東京中央技術大学 情報工学科 2020年卒の神崎教授の教え子。警視庁 サイバー犯罪対策課。NCOによるコード名はK2。
・上条雷人(かみじょうらいと)
東京中央技術大学 情報工学科 2010年卒の神崎教授の教え子。元米国IT企業「ダーウィンスペース」日本法人の社員。「ダークマップ」管理人。サイバーテロを計画し実行する。
・華喜多美代子(はなきたみよこ)
元東京中央技術大学病院の看護師。神崎悠季を故意に死亡させたと、世間からバッシングされ、退職を余儀なくされる。上条雷人とは異父兄妹。
・雅(みやび)
東京中央技術大学 情報工学科 2010年卒の神崎教授の教え子。国家サイバー統括室(NCO)。本名は美矢部(みやべ)。
・佐倉井(さくらい)
東京中央技術大学 情報工学科 2010年卒の神崎教授の教え子。防衛省 情報本部 特殊情報分析室。NCOによるコード名はJ1。
・高柳(たかやなぎ)
副業でハッキングをしている会社員。NCOによるコード名はM1。
・鳩山(はとやま)
東京都の総務局 文書管理課の職員。NCOによるコード名はT1。
・沢渡(さわたり)
警察庁の警備局 公安警察。

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EP45  ブラックアウトを巡る攻防

岩田の近くに集まった捜査員たちに以下の説明があった。
・上条が生活拠点にしている新宿のマンションの所在地が判明した。
・所在地は、北新宿1丁目にある北新宿セレクトハイツの1008号室。
・今から公安が張りこみ、明朝、公安の実働部隊が突入、上条を逮捕する。

・サイバー犯罪対策課は、この部屋のA班と現地のB班に分かれて支援を行う。
・A班は、マンション周辺の防犯カメラ映像の監視、および所轄との連携を行う。
・B班の班長は川瀬で、坂下、佐藤、山本とマンション近くから支援を行う。
・B班の目的は、公安が突入した際に上条が通信回線を使えなくすること。

「すぐにB班と打合せを行う。A班は防犯カメラの洗い出しを行ってくれ。」、岩田がいう。
A班が持ち場に戻ると、岩田は部屋の片隅にB班と移動した。
「B班は公安が突入する前にマンションの固定回線を使えなくするんだ。
あと、ワゴン車からジャミングを発信してくれ。」、岩田がいう。

「ジャミングを行うのであれば、総務省への事前申請が必要です。」、川瀬がいう。
「公安からは事後申請にしろといわれている。」、岩田がいう。
「半径50メートル以内の緊急通報ができなくなるんですよ。」、川瀬がいう。
「公安からの指示だ、従ってくれ。」、岩田が苦しそうにいう。

「わかりました、現地では公安の指示に従えばいいんですね。」、川瀬がいう。
「そういうことだ、川瀬、3人をよろしく頼む。」、岩田がいう。
「わかりました、坂下、佐藤、山本、機材の準備が出来次第、現場へ行くぞ。」
川瀬はいうと、坂下、佐藤、山本を連れて、部屋を出て行った。

川瀬たちが部屋を出ていくと、公安の男たちが別室から出てきた。
捜査員たちの背後に立つと、防犯カメラについて指示をしていた。
普段は何も指示せず見ているだけだったが、いよいよ出番というわけか…。
状況を確認するため、岩田はA班と公安に向かって歩き始めた。

Torブラウザに接続、いくつものサーバーを経由して辿り着くダークウェブ。
匿名性の高いインターネット領域は、犯罪や不正取引の温床となっている。
個人情報、クレジットカード情報、違法薬物、ハッキングツールが販売されている。
ダークウェブの掲示板では、東京の停電を好機とする者たちの書き込みが進行していた。

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【停電万歳】金融機関襲撃スレ【城南エリア限定】

1: 名無しのハッカー
東京が真っ暗になる日、停電で警備会社のシステムは混線、警察の無線もパンク状態。防犯カメラも全滅。城南エリア(品川・大田区周辺)の地方銀行・信用金庫のATMバックヤードを狙う実動部隊を募集する。
【募集要項】
・募集人員:回収係 2名、見張り兼運転手 1名
・足(車かバイク、ナンバープレート偽装必須)を出せる奴は優遇
・破壊ツール(エンジンカッター、バール)持参できる奴も優遇
・報酬:回収した現金の40%をその場で山分け。残りは暗号資産で洗浄後に送金。
・テレグラムのシークレットチャット(ID:@dark_tokyo_shadow)で待つ。
・合言葉は「停電万歳」。急げ。

54: 名無しのハッカー
いよいよ、あと1日。予定通りでおけ?
55: 名無しのハッカー
>>54 テレグラムでの打ち合わせ通りで。しかし思ってた以上に応募者が多かったな。
56: 名無しのハッカー
参加できなかった奴らはどうしてんだ。
57: 名無しのハッカー
>>56 他のスレにいったんじゃないかな。
58: 名無しのハッカー
24時間後は祭りになりそうだな。

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都内某所の暗闇に包まれた一室。
ノートパソコンのモニターだけが、男の顔を青白く照らしていた。
男が叩くキーボードの先にあるのは、暗号化された潜伏員(スリーパー)への通信ライン。画面に表示されているのは、業務連絡を装った冷徹な「報告書」だった。

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Subject:【進捗報告】プロジェクト・オセロ

東京23区全域のブラックアウトのキーマンである上条の情報が入った。
警察が上条の拠点を見つけ、身柄を拘束するとのこと。
用意していたオプションBを発動する。
上条に対し、身柄を拘束される可能性があることを伝え、逃走を手助けしろ。
逃走できたら、用意している場所へ来るように伝えること。
なお、プロジェクト・オセロに変更なし。
東京23区全域のブラックアウトを確認次第、行動せよ。
以上。

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【ジャミング(Jamming)】
レーダーや無線通信などの電波に対して、意図的に妨害電波を発信して通信を乱したり遮断したりする行為や技術。
【Tor(The Onion Router)】
通信経路を暗号化・多段中継して匿名性を確保する、フリーかつオープンソースの通信技術。IPアドレスなどの痕跡を隠してWeb閲覧や通信が可能になり、通常アクセスできない「.onion」サイト(ダークウェブ)の利用にも使用できる。通信は世界中のノード(サーバーなど)を経由するため、速度は遅くなる。
【ダークウェブ(Dark Web)】
Googleなどの通常検索エンジンでは見つからず、専用ブラウザ(Torなど)でのみアクセス可能な、匿名性の高いインターネット領域。通信の暗号化により、犯罪や不正取引の温床となっており、漏洩した個人情報、クレジットカード情報、違法薬物、ハッキングツールが販売されている。サイト閲覧だけでコンピュータウイルスに感染するリスクがある。
【テレグラム(Telegram)】
高い秘匿性とセキュリティを誇るロシア発祥のクラウド型インスタントメッセージアプリ。

※本作に登場する手法は防犯上の観点から一部改変しています。

2026年6月10日水曜日

【本日の取引】20260610~本日の取引はなし

自身は、レバレッジ型やインバース型ETFを手がけている。
これらは、主に短期売買により利益を得ることを目的とした商品。
したがって、投資経験の浅い方や日中取引ができない方にはオススメしていない。
だが、誰かの参考になればと思い、取引内容を発信しているw

本日の取引は以下の通り。
前場------------------------------------------
・なし
後場------------------------------------------
・なしw

朝の気配から、相場はさえない値動きで推移する可能性が高いと思った。
することがないので、休むも相場にした。
終わってから確認すると、保有株は上がっていた。
インバース型ETFも上がったので、前日比はプラスだったw

下図の上は、2015年からの日経平均株価とTOPIXの推移。
下は、2015年からのTOPIXとユーロ円、ドル円の推移。
その下は、2015年からの個人投資家の信用評価損益率と買い残と売り残金額の推移。
相場の急騰に伴い、信用取引の買い残金額が急増していることがわかるw
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追記(今宵の酒の肴)
今宵の酒の肴は乾きものなので、画像はなし。
先日の米国の雇用統計が市場予想を上回った。
米国はインフレ対策として、利上げする可能性が高まっている。
そのため、巨額の投資をしているAI関連銘柄が売られているw

日本市場も同じで、AI関連銘柄が売られている。
日本市場は今年になって急騰しているので、急落する可能性が高い。
そう思い、他国の市場を確認したら、日本より急騰している市場があった。
下図は韓国総合株価指数のチャートだが、すさまじい急騰だと思うw
※Tradingview提供のチャートより。

2026年6月9日火曜日

【本日の取引】20260609~本日の取引はなし

自身は、レバレッジ型やインバース型ETFを手がけている。
これらは、主に短期売買により利益を得ることを目的とした商品。
したがって、投資経験の浅い方や日中取引ができない方にはオススメしていない。
だが、誰かの参考になればと思い、取引内容を発信しているw

本日の取引は以下の通り。
前場------------------------------------------
・なし
後場------------------------------------------
・なしw

朝の気配から、相場は高値圏で推移する可能性が高いと思った。
することがないので、休むも相場にした。
終わってから確認すると、保有株は上がっていた。
インバース型ETFが下がったので、前日比はマイナスだったw

下図の上は、2015年からの日経平均株価とTOPIXの推移。
下は、2015年からのTOPIXとユーロ円、ドル円の推移。
先日、含み損だった銘柄が含み益になったので、全数売り抜けた。
本日の取引終値を確認すると、売値より2割以上、下がっていたw
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追記(今宵の酒の肴)
今宵の酒の肴は乾きものなので、画像はなし。
高齢者の事故が急増しているように思う。
高齢ドライバーによる事故、高齢労働者による建設現場での事故など。
個人的には、これらの事故は減少させることができると思うw

減少させるには、高齢になったら車の運転をせず、建設現場で働かないこと。
よく車を使わないと生活できないという意見がある。
この意見だと、お迎えが来るまで、車を運転することになる。
車を使わなくても生活できるようにすればよいだけの話だと思うw

高齢労働者による建設現場での事故も同じ。
常に危険と隣り合わせの建設現場で働かなければよい。
収入が下がるかもしれないが、建設現場より安全な職場はいくらでもある。
高齢者の事故を聞くたびに、なぜ、自らリスクをとろうとするのかと思うw

【小説】神崎教授とAIの事件ファイル:EP44 大都市のラビリンス

【AI(人工知能)による作品紹介】
人間とAIのバディに解けない謎はない。日本を襲うハッキングテロ。崩壊する医療、迫る停電のタイムリミット。未曾有の国家危機に立ち向かうのは、神崎教授と亡き妻の思考を学習したAIだった。緻密な伏線とハイスピードな展開で魅せる、新時代のサイバーミステリー!
【登場人物】
・神崎零壱(かんざきれいいち)
元東京中央技術大学 情報工学科の教授。日本の情報工学の第一人者で、インターネットの普及に貢献した。2020年に定年退職、現在は年金生活。子どもは独立、妻に先立たれてからは、東京都北区にある築40年以上の二階建て住宅で、妻の思考を学習させたAI(人工知能)と暮らしている。NCOによるコード名はM2。
・神崎悠季(かんざきゆき)
神崎零壱の妻で結婚してからは専業主婦だった。2015年にアルツハイマーを発症。東京中央技術大学病院のアルツハイマー新薬研究プロジェクトの治験に参加するが、治験途中に亡くなる。看護師が気づけなかった投薬装置の故障による過剰投薬が原因と推測されたが、因果関係は不明。
・AI(YUKI)
神崎零壱が神崎悠季の思考を学習させたAI。神崎零壱のことを誰よりも把握している。自宅にかかってきた電話に音声で対応、電話をかけることもできる。受信したメールに対する返信を作成して送信できるなどの機能も搭載している。
・御堂健伍(みどうけんご)
東京中央技術大学病院の病院長。元アルツハイマー新薬研究プロジェクトの責任者。神崎零壱に神崎悠季の治験への参加を勧めたことに責任を感じている。
・佐藤波流(さとうはる)
東京中央技術大学 情報工学科 2020年卒の神崎教授の教え子。警視庁 サイバー犯罪対策課。NCOによるコード名はK2。
・上条雷人(かみじょうらいと)
東京中央技術大学 情報工学科 2010年卒の神崎教授の教え子。元米国IT企業「ダーウィンスペース」日本法人の社員。「ダークマップ」管理人。サイバーテロを計画し実行する。
・華喜多美代子(はなきたみよこ)
元東京中央技術大学病院の看護師。神崎悠季を故意に死亡させたと、世間からバッシングされ、退職を余儀なくされる。上条雷人とは異父兄妹。
・雅(みやび)
東京中央技術大学 情報工学科 2010年卒の神崎教授の教え子。国家サイバー統括室(NCO)。本名は美矢部(みやべ)。
・佐倉井(さくらい)
東京中央技術大学 情報工学科 2010年卒の神崎教授の教え子。防衛省 情報本部 特殊情報分析室。NCOによるコード名はJ1。
・高柳(たかやなぎ)
副業でハッキングをしている会社員。NCOによるコード名はM1。
・鳩山(はとやま)
東京都の総務局 文書管理課の職員。NCOによるコード名はT1。
・沢渡(さわたり)
警察庁の警備局 公安警察。

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EP44  大都市のラビリンス 

神崎と高柳は正面ロビーにある椅子に座り、佐倉井が来るのを待っていた。
「遅いですね、佐倉井さん。」、高柳が横の神崎にいう。
「追加のミッションがあったから、報告することも多いんだろ。」、神崎がいう。
ロビーの奥から、佐倉井が歩いてきた。

「お待たせしました、病院へ戻りましょう。」、二人の前に来た佐倉井がいう。
3人は正面玄関から出ると、待っていた黒のセダンに乗り込んだ。
「出せ。」、助手席の佐倉井が運転手にいうと、病院へ向かって走り出した。
「これでお二人のミッションは終わりです、ありがとうございました。」、佐倉井がいう。

「次は佐藤くんたちのミッションだね。」、神崎がいう。
「はい、先ほど、お二人のミッションが終わったことを連絡しました。
すぐに次のミッションが始まると思います。」、佐倉井がいう。
「いよいよ、上条の逮捕ですね。」、高柳がいう。

「はい、今までは機密データの件があったので、逮捕できませんでした。
機密データを削除、『オムニサイト』も無効化できたので、逮捕できます。」、佐倉井がいう。
「前に、美矢部くんがいってた、他国が上条と接触しようとしている件。
その件は大丈夫なのか。接触されてないのか。」、神崎がいう。

「24時間体制で監視していますが、接触した様子はないそうです。」、佐倉井がいう。
神崎が横の高柳を見ると、何かいいたそうな顔をしていた。
「高柳くん、何か気になることがあるのかね。」、神崎がいう。
「今までの上条の行動から、すでに他国は接触しているような気がします。」、高柳がいう。

「どうして、そう思うのですか。」、佐倉井がいう。
「同じハッカーだからです、ハッカーはあらゆる事態を想定して行動します。
上条も他国が接触してくることは想定していたと思います。」、高柳がいう。
「上条は他国が接触してきても、相手にしないと思っています。」、佐倉井がいう。

「私が上条の立場だったとしても、相手にしません。
相手にすると、それだけ自らのリスクが大きくなるからです。」、高柳がいう。
「相手にしないのであれば、問題ないんじゃないかね。」、神崎がいう。
「相手にはしませんが、自らのために利用すると思います。」、高柳がいう。

東京都千代田区の警視庁。
新宿での聞き込みから帰ってきた佐藤は1階でエレベーターが来るのを待っていた。
到着音がし、扉が開くと、エレベーターに乗り込んだ。
サイバー犯罪対策課のある5階を押すと、1人の男が乗り込んできた。

「おや、奇遇だね、聞き込みからの帰りかい。」
佐藤が振り返ると、公安の沢渡がいた。
「はい、沢渡さんも5階ですか。」、佐藤がいう。
「ああ、5階でいいよ。」、沢渡がいう。

扉が閉まり、上昇し始めたエレベーターの中には、佐藤と沢渡の2人だけだった。
「M2のミッションが終わった、次のミッションを開始してくれ。」、沢渡がいう。
えっ…今、何ていった…沢渡さんはこちら側の人だったのか…。
誰も信用できないと思っていた佐藤は驚きで言葉が出なかった。

「君を守ること、君への連絡をすることが私のミッションだ。
表立ってのサポートはできないが、できる限りのことはさせてもらう。
君のミッションが、最後のミッションになるので、よろしく頼む。」
沢渡はそういい残すと、5階に着いたエレベーターから降り、対策課へ歩いて行った。

佐藤は非常階段へ行くと、壁に背をつけて、考え始めた。
沢渡さんがいる公安が対策課に乗り込んできたのは、犯人の要求動画が放送された翌日。
そのときから、沢渡さんたちは捜査員たちの様子を見ているだけだった。
余計なことをしていないか、監視されているのだと思っていた。

公安の中には、本当に監視している人もいるかもしれない。
だが、沢渡さんは私を守ってくれていたんだ。
さっき、エレベーターに乗り込んできたのも偶然じゃない。
会議後に渡された筆記具に仕込まれたGPSの位置情報を確認して、待ってくれていたんだ。

M2のミッションが終わったってことは、神崎先生のミッションが終わったってこと。
これからのミッションは、警察庁のK1と私に託された上条の逮捕。
部屋に戻ったら、岩田さんに上条が生活拠点にしているマンションを報告する。
どのように報告するか考えた佐藤は、対策課へ向かった。

対策課へ戻った佐藤は、岩田に上条が生活拠点にしているマンションを報告した。
岩田は別室にこもっている公安に報告しにいったが、長い時間、出てこなかった。
やがて、出てきた岩田が捜査員たちにいった。
「上条を逮捕するための打ち合わせを行うので、集まってくれ。」
※本作に登場する手法は防犯上の観点から一部改変しています。