2021年1月26日火曜日

【コラム】働かざる者も食べられる

誰もが一度は聞いたことがある「働かざる者食うべからず」。
働こうとしない怠惰な人間は食べることを許されない。
食べるためには真面目に働かなければならないということ。
自身も子どもの頃、親からよく聞かされた言葉であるw

親たちが現役だった時代は、会社員は終身雇用が当たり前だった。
勤続年数が長くなればなるほど、定期昇給で給与も増えた。
銀行に預けるだけで、利息で物価の上昇をカバーできた。
定年まで勤め上げれば、退職金で住宅ローンを完済することもできたw

親たちが現役だった時代は、「選ばなければ仕事はある」時代だった。
仕事を選ばなければ、働いて食べていくことができた。
野村総合研究所と英国オックスフォード大学が行った、驚くべき共同研究結果がある。
日本の労働人口の約49%が就いている職業において、機械に代替可能との試算結果であるw

これから先、現在ある職業が半減し、労働人口の半数が仕事ができなくなる。
「選ばなければ仕事はある」時代から、「選ばなくても仕事がない」時代になる。
労働者の半分は、資本家になるために、ある認識を持つことが必要になる。
持たなければならない認識は、「働かざる者も食べられる」であるw

0 件のコメント:

コメントを投稿