2025年7月12日土曜日

【エッセイ】ネットのトラブル事例~被害経験の実態調査~

自身はネット黎明期から、ネットを利用しており、比較的、利用歴は長い。
近年、ユーザーが急激に増えたためか、ネットでの迷惑行為が増えたように思う。
どの程度、増えたのか気になったので調べると、被害経験の実態調査の結果があった。
誰かの参考になるかもしれないので書いてみるw

弁護士ドットコム株式会社が、一般会員を対象に、インターネット・SNS上の誹謗中傷に関する被害経験の実態・意識調査を行った結果、インターネット・SNS上で誹謗中傷を受けたことがある受けた経験者の数や、その具体的な内容が明らかになった。
調査対象は1,329名で、調査期間は2024年12月11〜25日、結果概要は以下w

・「被害者の割合」:誹謗中傷をされたことが「ある」が約3割
・「被害の内容」:「悪口」が最多、約3割が「個人情報をさらされた」経験あり 
・「加害者」:「面識のない第三者」が約4割と最多、約2割が「友人・知人」
・「目撃と対応」:誹謗中傷を見かけたことが「ある」が約8割、そのうち3割が「SNSの運営などに通報」w

増えたとは思っていたが、被害者が約3割もいるとは思わなかった。
1割ほどだろうと思っていたので、約3割もいることに驚かされた。
「被害の内容」に、罪に問われるかもしれない「脅迫された」があることにも驚かされる。
ちなみに、「悪口」が最多で、多い順に以下になる。
・「容姿や性格、人格に関する悪口」:66.9%
・「ウソの情報を流された」:51.3%
・「個人情報をさらされた」:28.3%
・「脅迫された」:19.7%
・「その他」:2.0%w

「加害者」は、「面識のない第三者」が最多で、多い順に以下になる。
・「これまで面識のない第三者」:40.7%
・「不明(加害者を特定できなかった)」:26.8%
・「SNS上のみ、つながりがある人(フォロワー、ともだちなど)」:23.0%
・「友人・知人」:17.9%
・「職場の同僚」:9.8%
・「仕事の取引先・顧客」:3.0%
・「家族・親族」:2.8%
・「近隣住民」:2.3%
・「その他」:0.8%w

「不明」が26.8%しかないことから、7割程度は加害者を特定できている。
「友人・知人」「職場の同僚」「仕事の取引先・顧客」であれば、特定は容易だと思う。
意外だったのは、「家族・親族」「近隣住民」がいること。
特定されたら、今まで通りの関係を続けるのは難しいだろうなと思うw

「目撃と対応」で、誹謗中傷を見かけたことが「ある」が約8割は理解できる。
ただ、見かけた後に行動する人が思っていたより多く、多い順に以下になる。
・「何もしなかった」:63.9%
・「SNSの運営などに通報した」:33.5%
・「加害者に対して、投稿が誹謗中傷にあたると伝えた」:6.6%
・「警察に通報した」:2.3%
・「その他」:3.6%w

「何もしなかった」が63.9%なので、3割程度は何かしらの行動をしている。
行動では「SNSの運営などに通報した」が33.5%で最多となっている。
加害者に注意すると、新たな被害者にされるかもしれないので、通報が正解だと思う。
行動する人が思っていたより多いので、今のネットも捨てたもんじゃないなと思ったw

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