2025年7月2日水曜日

【エッセイ】健康ではない高齢者が多い理由

"内臓脂肪型肥満に加えて、これらの病気の危険因子をいずれか2つ以上併せ持った状態を「メタボリックシンドローム」といいます。なお、メタボリックシンドロームが強く疑われる人あるいはその予備群と考えられる人は男女とも40歳以上から増加し、男性では50歳以上で半数以上、女性も60歳以上で5人に1人という割合に達しています。"
(「生活習慣病とは?なぜこわい?」政府広報オンライン)

メタボリックシンドロームが強く疑われる人は、40歳以上から増加する。
男性では50歳以上で半数以上、女性も60歳以上で5人に1人という割合に達している。
自身の周囲でも、メタボリックシンドロームの高齢者は多い。
メタボリックシンドロームの高齢者が多い理由を書いてみるw

結論から書くと、注意してくれる人がいない「はだかの王様」状態が理由だと思う。
若い時は、周囲の人が見たとおりにいってくれる。
見た目が平均より太っていれば、太ってるといってくれる。
いわれたら痩せようとするし、いってくれた人に腹を立てたりしないだろうw

ところが、年を取るとともに、いわれると怒る人が増える。
すると、いうと怒られるので、誰もいわなくなる。
本人は、誰からもいわれないので、痩せようとはしない。
結果、メタボリックシンドロームの高齢者が増えることになるw

「黄金の化身」と呼ばれた相場師の福澤桃介氏は「福澤桃介式」で以下を述べている。
子どもから欠点を指摘されても、怒る大人はいない。
なぜなら、子どもは自分より弱い立場だと思っているため。
欠点を指摘されて怒るのは、相手の方が偉いと思っており、負けたと思うことが理由w

氏は、欠点を指摘されて怒る人に対し、下記を勧めている。
「自分が世界で一番偉い人間だと信じること」
上記を信じていれば、心に余裕ができ、腹も立たないとしている。
ただ、氏も述べているが、仮にも、そのことを顔に出してはいけないw

自身も、欠点を指摘されて、怒ったことがある。
だが、「福澤桃介式」を読み、自分が世界で一番偉い人間だと信じることにした。
すると、欠点を指摘されても、腹が立たなくなった。
相手にお礼をいえるようになり、何かあれば、いってもらえるようになったw

「いわれるうちが花」という言葉がある。
注意してもらえるうちは、ありがたいから素直に聞いた方がよいという意味。
老後の生活費には困らないが、健康ではない高齢者は多い。
そのような高齢者を見ると、注意してくれる人がいなかったんだろうなと思うw

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