「最後の相場師」と呼ばれた是川銀蔵氏の「カメ三則」がある。
①銘柄は水面下にある優良なものを選んでじっと待つこと
②経済、相場の動きから常に目を離さず自分で勉強する
③過大な思惑はせず、手持ち資金の中で行動するw
いずれも大切なことだが、意外とできていない人は多い。
特に、②の「自分で勉強する」ができていない人が多いように思う。
株式投資は、正しく生きるための手段であって、目的ではない。
人生に対する考え方は、人によって異なるため、自分に合った投資をする必要があるw
たとえば、若ければ、必要となる支出も多いが、時間をかけた投資ができる。
若くなければ、必要な支出は少ないが、投資できる時間が限られている。
今は情報社会なので、投資に関する情報が数多くある。
自分に合った投資をするためにも、勉強する必要があると思っているw
下図は、日本の財政収支の推移(2024年以降はIMF(※)の推計)。
財政収支は、政府の収入(歳入)と支出(歳出)の差額。
バブル期は黒字だったが、バブル期以降は一度も黒字になっていない。
現在の市場は高値圏で推移しているが、財政は赤字であることがわかるw
※「IMF」は、国際金融と為替相場の安定化を目的として設立された国際連合の専門機関。
バブル期の市場も高かったが、財政は黒字だった。
金融経済と実体経済は、連動していたように思う。
今は、市場は高いが、財政は赤字になっている。
金融経済と実体経済が乖離しているため、今の方がバブルかもしれないw
前述したように、市場は高値圏で推移しているが、財政は赤字になっている。
言い換えれば、実体経済はよくないが、市場は高値圏ということになる。
この場合、市場が高すぎるので、これから先、下がる可能性が高い。
したがって、市場が下がってから、水面下にある優良な銘柄を買えばよいことになるw
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