「最後の相場師」と呼ばれた是川銀蔵氏の「カメ三則」は以下になる。
①銘柄は水面下にある優良なものを選んでじっと待つこと
②経済、相場の動きから常に目を離さず自分で勉強する
③過大な思惑はせず、手持ち資金の中で行動するw
上記のいずれも大切だが、できている人は少ないように思う。
中でも、②ができている人が最も少ないように思う。
相場の動きから、常に目を離さず、自分で勉強している人はいる。
だが、経済の動きから常に目を離さず、自分で勉強している人は少ないように思うw
ネットの経済記事に寄せられているコメントを読むことがある。
個人的には、参考になるコメントは、全体の2割ほどのように思う。
あとの8割は、参考にならなかったり、論点がズレていたりするように思う。
おそらく、普段、勉強していないことが、理由だろうなと思っているw
自身は気になる経済記事があれば、元の情報を確認するようにしている。
具体的には、公的なサイトの情報になる。
先日、日本経済の見通しについて確認、参考になった情報がある。
誰かの参考になるかもしれないので書いてみるw
"世界経済における日本のプレゼンスは弱まりつつある。世界のGDPに占める日本の割合の推移をみると、1980年に9.8%だったものが、1995年には17.6%まで高まった後、2010年には8.5%になり、ほぼ30年前の位置付けに戻っている。現在のまま推移した場合には、国際機関の予測によれば、2020年には5.3%、2040年には3.8%、2060年には3.2%まで低下する。こうした「現状のまま推移した場合」の予測を変えていく努力が求められる。"
(「選択する未来-人口推計から見えてくる未来像-」内閣府サイト)
世界のGDPに占める日本の割合は、1995年以降、低下し続けている。
現状のまま推移した場合、2060年まで低下すると予測されている。
バブル期以降、日本の経済は低成長で「失われた30年」と称されている。
現状のまま推移すれば、「失われた65年」と称される可能性があるw
これから35年、日本の経済は低成長する可能性が高い。
人生には、三大支出と呼ばれる大きな支出がある。
三大支出は、「住宅費」「教育費」「老後の生活費」。
35年は経済が低成長する前提で、これらの支出を用意する必要があると思っているw
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