日本の財政収支は、バブル期から一度も黒字になっていない財政赤字状態。
消費者物価指数は46か月連続で上昇、銘柄米の価格は1年で2倍近くに上昇した。
65~69歳の2人に1人が働き、70~74歳の3人に1人が働いている。
65歳以上の刑法犯は、1986年の10,295人から、2022年の39,144人に増えているw
財政赤字を解決するには、歳入(税収)の範囲内に歳出(支出)を抑えればよい。
物価高騰は、円安による原材料価格の高騰が原因なので、円高に戻せばよい。
解決策は明らかなのに、解決しようとせず、国民の生活は苦しくなっている。
日本をこのような状態にしたのは、ベビーブーマー(BB)世代とX世代だと思っているw
※「ベビーブーマー世代」は1946~1964年生まれ、「X世代」は1965~1980年生まれ。
BB世代とX世代が、自らの利益ばかりを優先、人を育てようとしなかった。
国は輸出企業を優遇、地方は地元企業を優遇する政策をとりつづけた。
結果、財政赤字が続き、物価も高騰し続け、少子高齢化が進んでいる。
この世代の子どもに対する考えがわかる調査結果があるので書いてみるw
2014年1~11月に活動を行った「選択する未来」委員会がある。
同委員会は、50年程度先の日本の経済社会のビジョン作りが目的だった。
「50年後においても1億人程度の規模を有し、将来的に安定した人口構造を保持することを目指すべきだ」と提言しているw
同委員会の資料に、国立社会保障・人口問題研究所の出生動向基本調査の結果がある。
1977年に夫婦に尋ねた理想的な子ども数は2.61人で、現存子ども数は1.85人。
2010年に夫婦に尋ねた理想的な子ども数は2.42人で、現存子ども数は1.71人。
いずれの子ども数も減少しており、理想と現実にギャップがあることがわかるw
1972年に、子どもについてどのような意見を持っているのか尋ねている。
・「子どもがいると家庭が明るく楽しい」:約41%。
・「子どもは老後のささえ」:約18%。
・「子どもは国の将来の発展にとって必要」:約13%w
2002年に、理想的な子ども数を1人以上と答えた人に、理由を尋ねている(複数回答可)。
・「子どもがいると生活が楽しく豊かになるから」:約82%。
・「結婚して子どもを持つことは自然なことだから」:約56%。
・「好きな人の子どもを持ちたいから」:約40%w
1972年の上位には「老後のささえ」、「国の将来の発展にとって必要」がある。
前者は家計に余裕のなかった人で、後者は家計に余裕のあった人だと思われる。
いずれにしても、子どもに将来、面倒を見てもらう考えだったと思われる。
2002年の上位に、これらの理由はなく、世代によって価値観が異なることがわかるw
自身はX世代だが、親は「子どもは親の面倒を見るもの」という考えだった。
この考えの元、育てられた世代なので、同世代で親の面倒を見ている人は多い。
自身は、子どもには子どもの人生があるという考え。
親が生活に困窮すれば助けるが、自ら面倒をみたいとは思わなかったw
近年、高齢者のみの世帯数が過去最多になるなどしている。
親と同居したくない人が増えたことが理由だと思われる。
冒頭にあるように、今の日本は豊かな国とはいえない。
BB世代とX世代が、子どもに頼ればよいと考えていたことも理由かもしれないw
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