自身はネット黎明期から、ネットを利用しており、比較的、利用歴は長い。
スマホの普及などにより、近年、ユーザーが急激に増えている。
少子高齢化の影響か、高齢者によるネットでの迷惑行為が増えたように思う。
ある高齢者のネットでの迷惑行為について、思うところがあるので書いてみるw
ご存じの方もいるだろうが、全国報道された高齢者のSNSでの迷惑行為がある。
サイエンスライターの女性が、ある社会問題についての私見を、SNSに投稿した。
すると、その考えはおかしいと、複数のアカウントから反論があった。
反論の論点がズレていたため、女性は相手にしなかったw
すると、SNSに投稿したなら、答える義務があるといってきた。
女性は相手にしなかったが、複数のアカウントからの執拗な投稿が続いた。
女性が執拗なアカウントをブロックしても、違うアカウントから投稿してきた。
執拗な投稿は、2年近く続き、女性の家族に対しても行われたw
堪りかねた女性は、複数のアカウントについて、発信者情報開示請求を行った。
すると、全てのアカウントが、埼玉県在住の高齢男性のアカウントであることがわかった。
女性は、さいたま地裁に民事訴訟を提起、裁判所から高齢男性に訴状が送られた。
高齢男性は受取りを拒否しようとしたが、拒否できないため、民事訴訟が始まったw
民事訴訟に、高齢男性や代理人弁護士は、一度も出廷せず、反論しなかった。
そのため、女性の勝訴となり、高齢男性に損害賠償金の支払い命令などが出された。
民事訴訟と並行して、女性は高齢男性を刑事告訴した。
高齢男性は、検察の取り調べに対し「遊びのつもりだった」と答え、不起訴となったw
女性は自らのブログに、本件の経緯や裁判資料(個人情報は黒塗り)を公開している。
本件を知ったマスコミは当事者に取材、全国に報道された。
自身には、高齢男性が本当に遊びのつもりだったのかはわからない。
だが、ネットや訴訟についての知識がなく、相談できる相手もいなかったんだと思うw
本件で、高齢男性は複数のアカウントから投稿を行っている。
だが、同じIPアドレスで、発信元が自宅の端末だったため、同一人物だと特定された。
女性が公開した本件の経緯や裁判資料は、ネットから消すことはできない。
これらの知識は多くの人が知っていることで、誰でもネットで知ることができるw
民事訴訟で「遊びのつもりだった」と反論していれば、和解できたかもしれない。
訴状が届いたときに、相談できる相手がいれば、取り下げてもらえたかもしれない。
裁判資料は一定期間、裁判所に保管され、期間内であれば、誰でも閲覧できる。
これらの知識も多くの人が知っていることで、誰でもネットで知ることができるw
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