2025年4月26日土曜日

【コラム】孤独・孤立対策推進法に思うこと

内閣府が、2024年の孤独・孤立に関する実態調査の結果を公表した。
孤独感が「しばしば・常にある」、「時々ある」、「たまにある」と回答した人は計39.3%。
孤独・孤立に関して、2024年4月に孤独・孤立対策推進法が施行されている。
自身は同法が施行されていたことを知らなかったので、読んで思ったことを書いてみるw

同法の目的は下記になる(同法第一条)。
"この法律は、社会の変化により個人と社会及び他者との関わりが希薄になる中で、日常生活若しくは社会生活において孤独を覚えることにより、又は社会から孤立していることにより心身に有害な影響を受けている状態(以下「孤独・孤立の状態」という。)にある者の問題が深刻な状況にあることを踏まえ、孤独・孤立の状態となることの予防、孤独・孤立の状態にある者への迅速かつ適切な支援その他孤独・孤立の状態から脱却することに資する取組(以下「孤独・孤立対策」という。)について、その基本理念、国等の責務及び施策の基本となる事項を定めるとともに、孤独・孤立対策推進本部を設置すること等により、他の関係法律による施策と相まって、総合的な孤独・孤立対策に関する施策を推進することを目的とする。"

上記からは、同法について以下のことがわかる。
・孤独を覚えることや社会からの孤立で、心身に有害な影響を受けている人の問題がある。
・この人たちを支援、有害な状態から脱却させるための取組について定められている。
・孤独・孤立対策推進本部などが施策を推進することを目的としているw

ちなみに同法の基本理念には以下がある(同法第二条一項)。
"孤独・孤立の状態は人生のあらゆる段階において何人にも生じ得るものであり、社会の変化により孤独・孤立の状態にある者の問題が深刻な状況にあることに鑑み、孤独・孤立の状態にある者の問題が社会全体の課題であるとの認識の下に、社会のあらゆる分野において孤独・孤立対策の推進を図ることが重要であることを旨とすること。"

"孤独・孤立の状態は人生のあらゆる段階において何人にも生じ得るもの"とある。
確かにその通りで、自身も孤独を感じたり、学校や職場で孤立したことがある。
自身の場合、人生について考えたことで、心身に有害な影響を受けなくなった。
誰かの参考になるかもしれないので書いてみるw

若かりし頃、これからの人生について考えたことがある。
そのときに、他人の気持ちはわからないし、自分の気持ちは自分にしかわからない。
この世に生まれてくるときは一人で、この世を去るときも一人。
人は誰しも孤独だと思うことで、孤独を肯定することができたw

孤独を肯定することで、孤独を感じても、心身に有害な影響を受けなくなった。
孤立することがあっても、心身に有害な影響を受けなくなった。
孤独は心身に有害な影響を与えるため、よくないという人は多い。
だが、自身の場合、孤独を肯定できたため、上記の指摘はあたらないことになるw

ただ、孤立することで、周囲の人に迷惑をかけることがある。
迷惑をかけるようであれば、孤立しないようにすることは必要だと思う。
世の中には、孤独や孤立により、心身に有害な影響を受ける人がいる。
そのことが理解できない人もいるが、その人たちにとっても、必要な法律だと思うw

0 件のコメント:

コメントを投稿