2025年4月12日土曜日

【エッセイ】誰も相互関税の真のメッセージを理解していない

件名は、フィデリティ投信の重見吉徳氏のコラムに出てくる言葉になる。
自身もこのコラムを読むまでは、相互関税の目的やゴールをわかっていなかった。
コラムを読んで、相互関税の目的やゴールを理解できた。
相場の先行きに関心がある方は、読まれることをオススメするw

先日から始まった相互関税について、多くの個人投資家がコメントしている。
いくつか読んだが、目的やゴールを理解していないためか、的外れな意見が多かった。
中には、米国による相場操縦で許せない的な意見もあった。
おそらく、相場の変動で、損失が大きくなった人なんだろうなと思ったw

自身は、投資と投機に分けて、運用している。
投資については、すでに元本を引き上げて、タダ株にしている。
投機については、下落に備えて、インバース型ETFの割合を増やしている。
投資は年初来マイナスだが、投機のおかげで、トータルでは年初来プラスになっているw

「最後の相場師」と呼ばれた是川銀蔵氏の教えに、下記の「カメ三則」がある。
①銘柄は水面下にある優良なものを選んでじっと待つこと
②経済、相場の動きから常に目を離さず自分で勉強する
③過大な思惑はせず、手持ち資金の中で行動するw

シンプルな三カ条だが、個人投資家にとって基本中の基本だと思っている。
だが、この基本を守れていない個人投資家は意外と多いように思う。
冒頭の相互関税の目的やゴールは、情報提供されているので、調べれば知ることができる。
ところが、前述したように、調べずにコメントしている人が多いように思うw

相互関税のゴールは、米国の借り入れに依存した世界経済の規模縮小。
リーマン・ショックの原因は、米国で起こった金融危機だった。
当初、日本に影響はないと思われていたが、多大なる影響があった。
今回は世界経済の規模縮小なので、リーマン・ショックを上回る影響があるように思うw

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