2025年3月20日木曜日

【エッセイ】株式投資に学歴は関係ない

金融庁に出向していた裁判官が、金融商品取引法違反で起訴され、罪を認めた。
業務で知ったTOB(株式公開買い付け)情報を元に、複数の株の取引きをしたらしい。
動機は、「両親や家族に何かあったときの備えをしなければという思い」。
裁判官であれば、高学歴で高収入だったはずなので、家族が可哀そうだなと思うw

NISA(少額投資非課税制度)の株式や投資信託などの購入額が、56兆円に達したらしい。
2022年時点の28兆円を、5年で56兆円にする目標だが、3年前倒しでの達成らしい。
口座数は2022年時点の1700万件を、5年で3400万件にする目標だが、2560万件。
単純計算で、平均330万円で株や投資信託などを買った人が860万人もいることになるw

自身、自身の娘、株を教えた男性会社員は、NISA口座を開設していない。
理由は、相場が高値圏にあるからで、買い増しすると平均取得単価が高くなるため。
NISAには税制面でのメリットがあり、されることを否定するつもりはない。
ただ、個人的に、投資信託を買うのは、どうかと思うw

基本中の基本だが、株式と投資信託は全く異なるものになる。
株式は保有しているだけで、配当金を受領することができる。
投資信託は保有していると、信託報酬手数料を支払わなくてはならない。
つまり、株式は買えばプラス、投資信託は買えばマイナスということになるw

自身は株を教えて欲しいといわれた際、下記のいずれかを読むように伝えている。
・「相場師一代」是川銀蔵氏
・「福澤桃介式」福澤桃介氏
・「私の財産告白」本多静六氏w

これらは、一代で財を成した相場師が書いた本になる。
彼らが生まれ育った家庭環境は、決して裕福ではなかった。
是川氏は、今の中学校しか出ていないが、図書館に通い、経済の知識を身につけた。
冒頭の裁判官の話などを聞くと、株式投資に学歴は関係ないなと思うw

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