2025年3月23日日曜日

【エッセイ】長期投資では今の相場が高すぎる理由

NISA(少額投資非課税制度)の株式や投資信託などの購入額が、56兆円に達したらしい。
2022年時点の28兆円を、5年で56兆円にする目標だが、3年前倒しでの達成。
口座数は2022年時点の1700万件を、5年で3400万件にする目標だが、2560万件。
2023年から、平均330万円で株や投資信託などを買った人が、860万人もいることになるw

自身、自身の娘、株を教えた男性会社員は、NISA口座を開設していない。
各自の主力株は、8306 ㈱三菱UFJフィナンシャル・グループ。
娘と男性会社員は8306に集中投資しているが、数年前から買い増ししていない。
男性会社員もいっていたが、今の相場は高すぎて買えないことが理由になるw

株の基本は「安く買って、高く売る(Buy low,Sell high)」。
下図はTOPIX(東証株価指数)の長期チャート。
赤の破線が、TOPIXの定価であるBPSになる。
つまり、赤の破線より下であれば買い、上であれば売りということになるw

2023年は、赤の破線より上なので、売買では売りになる。
ところが、2023年から860万人もの人が株や投資信託などを買っている。
下図は、2022年からの投資主体別売買状況と日経平均株価の推移。
2023年から2024年にかけて、海外投資家も大きく買い越していることがわかるw

2024年、TOPIXと日経平均株価は、バブル期の最高値を更新した。
だが、2024年後半から海外投資家は大きく買い越していない。
そのためか、今年になってから、日経平均株価は下がり始めている。
もし、自身が2023年からNISAを始めていたら、含み益があるうちに売り抜けると思うw

主力株の8306は、上場来高値を更新し続けており、青天井になっている。
定価であるBPSを超えているが、日銀の利上げに伴い、さらにBPSが上がる可能性がある。
仮に下がったとしても、安く買っているので、平均取得単価まで下がる可能性は低い。
いずれにしても長期投資なので、しばらくの間、買いもしないし、売りもしないだろうw

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