先日、電子掲示板を懐かしがる理由について、書かれた記事を読んだ。
記事を書いた人は、最近、下記のようなSNS疲れの声を聞くらしい。
「友人や知人の投稿に、いちいち"いいね"をつけるのがめんどくさい」
「たくさんのささくれたコメントが目に飛び込んできて、気が滅入る」
「身内で雑談してたら、突然、知らないアカウントから攻撃的なコメントをされた」w
現在、ネット黎明期に全盛だった電子掲示板を懐かしがる声が上がっているらしい。
「ネットコミュニケーションの基本を叩き込まれた場所だった」との声が多いらしい。
具体的には、インターネット、PC、セキュリティの基本的な知識。
ネットで発信する際の注意点や禁止事項、ネット情報の真偽の見極め方などw
自身はネット黎明期から、ネットを利用している。
電子掲示板にアクセスすることはあったが、もっぱらロム専(読むだけ)だった。
確かに、電子掲示板から、ネットコミュニケーションの基本を学んだ人は多いと思う。
誰も教えてくれる人がいない中、電子掲示板は学びの場を提供してくれたように思うw
当時、ネットユーザーは少なく、世間での評判はよくなかった。
あるテレビキャスターは、ネットの書き込みを「便所の落書き」と酷評していた。
書籍化やドラマ化される書き込みもあったが、よくない書き込みもあった。
自身も、ネットをしているというだけで、白い目で見られたりしたw
近年、SNSの種類が増え、ネットユーザーの数も飛躍的に増えた。
そのためか、ネットコミュニケーションの基本を知らない人が増えたように思う。
個人的に驚かされるのは、若者や高齢者に多い実名や顔がわかる画像の投稿。
皆がしているという理由だろうが、身元を特定される情報を、よく投稿できるなと思うw
自身はチャットルームを利用することが多かった。
だが、実名や顔がわかる画像を、不特定多数の人が見れる場所には投稿しなかった。
実名を教えたり、顔がわかる画像を送ったりするのは、実際に会った人だけだった。
個人的には、身元を特定されるような情報は、投稿すべきではないと思っているw
数年前、マスコミでも報じられ、話題になったSNSトラブルがある。
サイエンスライターの女性が、ある社会問題についての私見をSNSに投稿した。
すると、あるアカウントが、その考えはおかしいと、コメントしてきた。
女性が相手にしないでいると、SNSに投稿したなら、答える義務があるといってきたw
女性が相手のアカウントをブロックしても、別のアカウントで執拗にコメントしてきた。
堪りかねた女性が発信者情報開示請求を行ったところ、埼玉県在住の60代の男性だった。
刑事告訴された男性は、検察の取り調べに対し「遊びのつもりだった」といったらしい。
自身からすると、女性用トイレに繰り返し侵入、壁の落書きに追記していたように思えるw
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