2025年4月30日水曜日

【本日の取引】20250430~本日の取引はなし

自身は、レバレッジ型やインバース型ETFを手がけている。
これらは、主に短期売買により利益を得ることを目的とした商品。
したがって、投資経験の浅い方や日中取引ができない方にはオススメしていない。
だが、誰かの参考になればと思い、取引内容を発信しているw

本日の取引は以下の通り。
前場------------------------------------------
・なし
後場------------------------------------------
・なしw

朝の気配から、相場は高値圏で推移する可能性が高いと思った。
することがないので、休むも相場にした。
終わってから確認すると、保有株は上がっていた。
インバース型ETFは下がったが、前日比はプラスだったw

下図の上は、2020年からのTOPIX(東証株価指数)の推移。
下は、2015年からのTOPIXとユーロ円の推移。
米国の著名投資家が、先行き不透明なため、ファンドの95%を現金にしているらしい。
米国の経済政策による貿易摩擦は最大6か月続くと見ているらしいw
---------------------------------------------------------------

追記(今宵の酒の肴)
今宵の酒の肴は乾きものなので、画像はなし。
以前、ある週刊誌が、ある企業の経営者のことをネットニュースにしていた。
先日、そのネットニュースを見ようとしたら、削除されていた。
おそらく、記事にした企業からクレームがあったんだろうなと思うw

主力株の8306 ㈱三菱UFJフィナンシャル・グループが上方修正を行った。
上方修正は25年3月期の通期業績と期末配当金で、2回目となる。
期末配当金は25円の予定だったが、35円になり、39円になった。
2回も上方修正するとは思ってなかったので、自身にとってはサプライズだったw

日銀の利上げや政策保有株の売却益なども、寄与したと思われる。
日銀は、物価や経済の動向を注視しながら、さらに利上げをしようとしている。
自身は平均取得単価近くまで下がれば、買い増ししたいと考えている。
だが、相場全体が大きく下がらないと、平均取得単価近くまで下がらないかもしれないw

2025年4月29日火曜日

【エッセイ】日本の生活で知っておきたい法律の知識①

過去にいくつかの訴訟に関わったことがある。
そのときに学んだのが、日本は法治国家だということ。
簡単にいうと、全ての人が法律に従わなければならない国だということ。
当たり前だと思われるかもしれないが、このことを理解していない人がいたりするw

日本には多くの法律があるが、以下の優先順位になっている。
・憲法:国の最高法規であり、全ての法律の基礎。
・法律:国会で制定されるもので、憲法に違反しない限り、全ての国民が対象。
・政令:法律の具体的な実施に必要な細則を定める。
・条例:地方公共団体が制定するもので、地方自治の範囲内で制定できる。
・規則:各省庁が制定するもので、法律や政令を補完する。
なお、会社の就業規則や業務規程、約款などの優先順位は最も低くなるw

国民に対して、様々なサービスが提供されている。
サービスを提供する行政や会社は、関連する法律に従っている。
例えば、金融サービスを提供する場合、下記の法律に従う必要がある。
「金融サービスの提供及び利用環境の整備等に関する法律」w

同法の目的は以下になる(同法第一条)。
"この法律は、金融サービスの提供等に係る業務を行う者の職責を明らかにするとともに、金融商品販売業者等が金融商品の販売等に際し顧客に対して説明をすべき事項その他の金融商品の販売等に関する事項を定めること、金融サービス仲介業を行う者について登録制度を実施し、その業務の健全かつ適切な運営を確保すること並びに国民の安定的な資産形成及び適切な資産管理を促進するための基本的事項を定めること等により、金融サービスの提供等を受ける顧客等の保護及び金融サービスの利用環境の整備等を図り、もって国民経済の健全な発展に資することを目的とする。"w

上記の「金融サービスの提供等に係る業務」の主な業務には以下がある。
・同法に規定する金融サービス仲介業に係る業務
・金融商品取引法に規定する金融商品取引業に係る業務
・銀行法に規定する銀行業に係る業務
・信託業法に規定する信託業に係る業務
・保険業法に規定する保険業
・国民年金法に規定する積立金の管理及び運用に関する業務
・確定給付企業年金法に規定する積立金の管理及び運用に関する業務
・確定拠出年金法に規定する個人別管理資産の運用及び同法に規定する積立金の管理に関する業務
・公的年金制度の健全性及び信頼性の確保のための厚生年金保険法等の一部を改正する法律などに規定する積立金の管理及び運用に関する業務w

第一条に、"金融サービスの提供等に係る業務を行う者の職責を明らかにするとともに、(中略)金融サービスの提供等を受ける顧客等の保護及び金融サービスの利用環境の整備等を図り"とある。
つまり、証券会社、銀行、保険会社、日本年金機構、企業年金や厚生年金がある会社は、顧客等の保護及び利用環境の整備等を図る必要があるw

先日、三菱UFJ eスマート証券が、不正取引に対する下記の対応を公表した。
"当社では、本件事実を重く受け止め、再発ならびに被害拡大防止を目的として、以下の対応を取らせていただきます。
お客さまへはご不便、ご迷惑をおかけして誠に申し訳ございませんが、お客さまに安心・安全にご利用いただける環境整備のため、ご理解とご協力の程よろしくお願いいたします。"
上記から、同社が顧客の保護及び利用環境の整備を図る方針であることがわかるw

他の証券会社は、被害者に対しては真摯に対応するとしている。
だが、「自社での情報漏洩は確認されていない」、「正規のID、パスワードのログインであれば補償できない」などの対応もしているらしい。
個人的には、法律に従うのであれば、三菱UFJ eスマート証券の対応が正しいように思うw

以前、ある証券会社が、取引口座がマネーロンダリングに使われていないか確認していた。
自身に確認があった際、疑いのある口座を報告するだけでよいのではと伝えた。
すると、確認するように権限を与えられています的なことをいわれた。
関連する法律を確認したが、自身にはそのような条文は確認できなかったw

証券取引等監視委員会の情報提供窓口を確認すると、以下の文言があった。
"犯罪による収益の移転防止に関する法律第8条第1項に基づき、金融機関等が行うこととされている「疑わしい取引の届出」については、当窓口ではございませんのでご留意ください。"
ある証券会社とのやりとりを確認したことは、いうまでもないw

かって、政府の方針で、弁護士に依頼者密告の義務を課す制度の提案がなされた。
日本弁護士連合会(日弁連)は、弁護士の国家権力からの独立性をないがしろにすること、弁護士に対する国民の信頼を裏切ることになることを、広く世論に訴えた。
その結果、政府は、弁護士に疑わしい取引の届出義務を課すことを断念しているw

2025年4月28日月曜日

【エッセイ】ネットのトラブル事例~ある高齢者の迷惑行為~

自身はネット黎明期から、ネットを利用しており、比較的、利用歴は長い。
スマホの普及などにより、近年、ユーザーが急激に増えている。
少子高齢化の影響か、高齢者によるネットでの迷惑行為が増えたように思う。
ある高齢者のネットでの迷惑行為について、思うところがあるので書いてみるw

ご存じの方もいるだろうが、全国報道された高齢者のSNSでの迷惑行為がある。
サイエンスライターの女性が、ある社会問題についての私見を、SNSに投稿した。
すると、その考えはおかしいと、複数のアカウントから反論があった。
反論の論点がズレていたため、女性は相手にしなかったw

すると、SNSに投稿したなら、答える義務があるといってきた。
女性は相手にしなかったが、複数のアカウントからの執拗な投稿が続いた。
女性が執拗なアカウントをブロックしても、違うアカウントから投稿してきた。
執拗な投稿は、2年近く続き、女性の家族に対しても行われたw

堪りかねた女性は、複数のアカウントについて、発信者情報開示請求を行った。
すると、全てのアカウントが、埼玉県在住の高齢男性のアカウントであることがわかった。
女性は、さいたま地裁に民事訴訟を提起、裁判所から高齢男性に訴状が送られた。
高齢男性は受取りを拒否しようとしたが、拒否できないため、民事訴訟が始まったw

民事訴訟に、高齢男性や代理人弁護士は、一度も出廷せず、反論しなかった。
そのため、女性の勝訴となり、高齢男性に損害賠償金の支払い命令などが出された。
民事訴訟と並行して、女性は高齢男性を刑事告訴した。
高齢男性は、検察の取り調べに対し「遊びのつもりだった」と答え、不起訴となったw

女性は自らのブログに、本件の経緯や裁判資料(個人情報は黒塗り)を公開している。
本件を知ったマスコミは当事者に取材、全国に報道された。
自身には、高齢男性が本当に遊びのつもりだったのかはわからない。
だが、ネットや訴訟についての知識がなく、相談できる相手もいなかったんだと思うw

本件で、高齢男性は複数のアカウントから投稿を行っている。
だが、同じIPアドレスで、発信元が自宅の端末だったため、同一人物だと特定された。
女性が公開した本件の経緯や裁判資料は、ネットから消すことはできない。
これらの知識は多くの人が知っていることで、誰でもネットで知ることができるw

民事訴訟で「遊びのつもりだった」と反論していれば、和解できたかもしれない。
訴状が届いたときに、相談できる相手がいれば、取り下げてもらえたかもしれない。
裁判資料は一定期間、裁判所に保管され、期間内であれば、誰でも閲覧できる。
これらの知識も多くの人が知っていることで、誰でもネットで知ることができるw

【本日の取引】20250428~本日の取引はなし

自身は、レバレッジ型やインバース型ETFを手がけている。
これらは、主に短期売買により利益を得ることを目的とした商品。
したがって、投資経験の浅い方や日中取引ができない方にはオススメしていない。
だが、誰かの参考になればと思い、取引内容を発信しているw

本日の取引は以下の通り。
前場------------------------------------------
・なし
後場------------------------------------------
・なしw

朝の気配から、相場は高値圏で推移する可能性が高いと思った。
することがないので、休むも相場にした。
終わってから確認すると、保有株は上がっていた。
インバース型ETFは下がったが、前日比はプラスだったw

下図の上は、2020年からのTOPIX(東証株価指数)の推移。
下は、2015年からのTOPIXとユーロ円の推移。
ある国内証券会社の2025年1~3月期の連結純損益が26億円の赤字だったらしい。
年初来の相場の変動が原因らしいが、証券会社でも難しい相場であることがわかるw
---------------------------------------------------------------

追記(今宵の酒の肴)
今宵の酒の肴は乾きものなので、画像はなし。
証券会社の不正アクセスおよび取引の件で、各証券会社が対応を行っている。
先日、三菱UFJ eスマート証券が不正取引があったことを公表した。
数日後、「不正アクセスおよび取引に対する当社の対応について」を公表したw

今回の件に対する同社の対応方針と内容がよくわかる内容だった。
対応方針がわかる部分は以下になる。
"当社では、本件事実を重く受け止め、再発ならびに被害拡大防止を目的として、以下の対応を取らせていただきます。
お客さまへはご不便、ご迷惑をおかけして誠に申し訳ございませんが、お客さまに安心・安全にご利用いただける環境整備のため、ご理解とご協力の程よろしくお願いいたします。"

自身は過去にいくつかの訴訟に関わったことがある。
そのためか、もし自身が被害者なら、どのように損害賠償請求するかを考えてしまう。
同社の対応は、損害賠償請求されたときのことも考えた、よい対応だと思う。
もし、オススメの証券会社を聞かれたら、同社と答えるかもしれないw

【エッセイ】最小限の仕事しかしない人に思うこと

自身は売り手市場だったバブル期に入社したバブル世代。
住宅ローンを一括完済するため、2005年に株式投資を始め、2014年に一括完済した。
完済後も株式投資を続けているが、一日の変動額が給与の額を上回ることも多くなった。
働くことに意味がないように思え、定年前に会社員を卒業、働いていないw

自身が知る限り、自身と同世代の人は、今も何らかの形で働いている。
だが、ほとんどの人は役職定年や配置転換などで、年収が下がったりしている。
年収が下がっても、モチベーションを維持して、働いている人もいる。
年収が下がったので、今まで通りの仕事はできないと、最小限の仕事しかしない人もいるw

米国による相互関税などの経済政策が始まっている。
経済政策のゴールは、米国の借り入れに依存した世界経済の規模縮小。
世界経済の規模が縮小すれば、当然ながら、日本経済の規模も縮小することになる。
会社は存続するため、必要のない人を対象にしたリストラを始める可能性があるw

当たり前だが、最小限の仕事しかしない人は、他の人に比べ、労働生産性が低い。
会社からすると、真っ先にリストラしたい人ということになる。
リストラされても生活に困らなければ、問題はないだろう。
だが、自身が知る最小限の仕事しかしない人で、そのような人は少ないように思うw

自身は会社員時代、最小限の仕事しかしないと思ったことはない。
最小限の仕事しかしないという考えが理解できなかった。
なぜなら、入社の際、使用者である会社と雇用契約を交わしている。
雇用契約に基づき、会社に労働力を提供、給与を貰っていたからになるw

雇用契約には、労働条件は書いてあっても、具体的な仕事内容は書かれていない。
したがって、最小限の仕事は、過去の経験などによる個人的な見解ということになる。
個人的な見解なので、世間で認められる可能性は低い。
自身が株主なら、そのような人には早く辞めて欲しいと思うかもしれないw

2025年4月27日日曜日

【エッセイ】定年後に孤独を感じる人が多い理由

定年後に、実名や顔がわかるSNSを始める高齢者は多い。
孤独を感じるので、SNSで新たな出会いを求めているのかもしれない。
個人的には、孤独を感じる原因がわかっていないのではないかと思う。
誰かの参考になるかもしれないので、定年後に孤独を感じる人が多い理由を書いてみるw

日本の学校や職場の多くは、相対評価になっている。
相対評価は、入学試験や採用試験で上位何名までと枠が決められる。
また、成績表や人事評価は、他者と比較して順位を決定する。
集団の中での基準が明確であることから、公平な評価とされているw

自身もそうだったが、集団の中にいるときは、相対評価にメリットを感じる。
だが、集団の外では、相対評価はデメリットになるように思う。
永遠のテーマの一つに、自己肯定感がある。
自己肯定感は、他者と比較せず、自分自身の価値を認め、尊重する心の状態w

当然ながら、集団の外には、相対評価のような基準は存在しない。
自らの価値を高め、自己肯定感を高めようとする人が多い。
そのような中、他者を相対評価していれば、孤独を感じるようになって当たり前。
つまり、定年後に孤独を感じる人が多いのは、他者を相対評価することが原因だと思うw

自己肯定感を持つことがベストだが、持てない場合は絶対評価すればよい。
絶対評価は、相対評価と異なり、設定された目標や基準で評価を行う。
株主は、投資先の企業を計画に対する進捗などにより、絶対評価する。
他者を評価するのであれば、絶対評価するようにすれば、孤独を感じないと思うw

ちなみに、最近、自己肯定感をテーマにした曲が流行っている。
下の曲をプロデュースしたのは、元アイドルの女性らしい。
以前なら、このような曲は、受け入れられなかったかもしれない。
今は、好意的に受け入れられる人が多くなったのかもしれないw

2025年4月26日土曜日

【コラム】孤独・孤立対策推進法に思うこと

内閣府が、2024年の孤独・孤立に関する実態調査の結果を公表した。
孤独感が「しばしば・常にある」、「時々ある」、「たまにある」と回答した人は計39.3%。
孤独・孤立に関して、2024年4月に孤独・孤立対策推進法が施行されている。
自身は同法が施行されていたことを知らなかったので、読んで思ったことを書いてみるw

同法の目的は下記になる(同法第一条)。
"この法律は、社会の変化により個人と社会及び他者との関わりが希薄になる中で、日常生活若しくは社会生活において孤独を覚えることにより、又は社会から孤立していることにより心身に有害な影響を受けている状態(以下「孤独・孤立の状態」という。)にある者の問題が深刻な状況にあることを踏まえ、孤独・孤立の状態となることの予防、孤独・孤立の状態にある者への迅速かつ適切な支援その他孤独・孤立の状態から脱却することに資する取組(以下「孤独・孤立対策」という。)について、その基本理念、国等の責務及び施策の基本となる事項を定めるとともに、孤独・孤立対策推進本部を設置すること等により、他の関係法律による施策と相まって、総合的な孤独・孤立対策に関する施策を推進することを目的とする。"

上記からは、同法について以下のことがわかる。
・孤独を覚えることや社会からの孤立で、心身に有害な影響を受けている人の問題がある。
・この人たちを支援、有害な状態から脱却させるための取組について定められている。
・孤独・孤立対策推進本部などが施策を推進することを目的としているw

ちなみに同法の基本理念には以下がある(同法第二条一項)。
"孤独・孤立の状態は人生のあらゆる段階において何人にも生じ得るものであり、社会の変化により孤独・孤立の状態にある者の問題が深刻な状況にあることに鑑み、孤独・孤立の状態にある者の問題が社会全体の課題であるとの認識の下に、社会のあらゆる分野において孤独・孤立対策の推進を図ることが重要であることを旨とすること。"

"孤独・孤立の状態は人生のあらゆる段階において何人にも生じ得るもの"とある。
確かにその通りで、自身も孤独を感じたり、学校や職場で孤立したことがある。
自身の場合、人生について考えたことで、心身に有害な影響を受けなくなった。
誰かの参考になるかもしれないので書いてみるw

若かりし頃、これからの人生について考えたことがある。
そのときに、他人の気持ちはわからないし、自分の気持ちは自分にしかわからない。
この世に生まれてくるときは一人で、この世を去るときも一人。
人は誰しも孤独だと思うことで、孤独を肯定することができたw

孤独を肯定することで、孤独を感じても、心身に有害な影響を受けなくなった。
孤立することがあっても、心身に有害な影響を受けなくなった。
孤独は心身に有害な影響を与えるため、よくないという人は多い。
だが、自身の場合、孤独を肯定できたため、上記の指摘はあたらないことになるw

ただ、孤立することで、周囲の人に迷惑をかけることがある。
迷惑をかけるようであれば、孤立しないようにすることは必要だと思う。
世の中には、孤独や孤立により、心身に有害な影響を受ける人がいる。
そのことが理解できない人もいるが、その人たちにとっても、必要な法律だと思うw

2025年4月25日金曜日

【本日の取引】20250425~本日の取引はなし

自身は、レバレッジ型やインバース型ETFを手がけている。
これらは、主に短期売買により利益を得ることを目的とした商品。
したがって、投資経験の浅い方や日中取引ができない方にはオススメしていない。
だが、誰かの参考になればと思い、取引内容を発信しているw

本日の取引は以下の通り。
前場------------------------------------------
・なし
後場------------------------------------------
・なしw

朝の気配から、相場は高値圏で推移する可能性が高いと思った。
することがないので、休むも相場にした。
終わってから確認すると、保有株は上がっていた。
インバース型ETFが下がったので、前日比はマイナスだったw

下図の上は、2020年からのTOPIX(東証株価指数)の推移。
下は、2015年からのTOPIXとユーロ円の推移。
G20の財務相・中央銀行総裁会議が閉幕したが、共同声明は見送られた。
日本は米国と為替協議を行ったが、米国のドル高是正策を聞かされてるような気がするw
---------------------------------------------------------------

追記(今宵の酒の肴)
今宵の酒の肴は乾きものなので、画像はなし。
内閣府が、2024年の孤独・孤立に関する実態調査の結果を公表した。
孤独感が「しばしば・常にある」、「時々ある」、「たまにある」と回答した人は計39.3%。
2024年4月に孤独・孤立対策推進法が施行されており、取り組みの加速が求められるらしいw

若かりし頃、これからの人生について考えたことがある。
そのときに、自分のことは自分にしかわからない。
人は一人で生まれてきて、一人でこの世を去るので、誰もが孤独なんだと思った。
それ以来、友だちが多い人がいても、羨ましいと思わなくなったw

たまに、友だちが多いことを自慢する人がいる。
自身が知る限り、そういう人に限って、友だちが少なかったりする。
もしくは、しばらくすると、友だちがいなくなったりする。
個人的には、問題は孤独ではなく、孤立することだと思うw

2025年4月24日木曜日

【コラム】証券会社のよく考えられた不正取引対応

金融庁が、証券会社のフィッシング詐欺などによる不正取引の被害について発表した。
2月から4月16日までの約3カ月間で、計1,454件に上ったらしい。
不正取引は多くの場合、口座内の株式を売却し、中国株などを買い付けている。
不正な株式の売却総額は同期間で約506億円、買い付け総額は約448億円とのことw

全容については解明中で、原因についても確認中らしい。
証券会社に対しては、被害に遭った顧客に真摯に対応するよう呼びかけているらしい。
先日、三菱UFJ eスマート証券が、自社サイトで不正取引があったことを公表した。
個人的に、よく考えられた内容だと思ったので書いてみるw

最初に、不正取引があったことと注意喚起、何かあれば連絡をと案内している。
不正取引の詳細は書いていないが、おそらくプライバシーに配慮したものと思われる。
次に、「不正アクセス・不正取引判明時等の対応」がある。
不正取引があった際、証券会社が行う対応と客が行う対応が、具体的に書かれているw

次に、「リスクベースによる二要素認証について」がある。
現在、行っているリスクベースによる二要素認証について、わかりやすく解説している。
サイトにアクセスしている情報をリアルタイムで分析。
分析した結果、必要があれば、二要素認証を求めるという仕組みらしいw

次に、「お客さまご自身によるセキュリティ対策のお願い」がある。
内容は、タイトルの通りで、客に行って欲しいセキュリティ対策が書かれている。
最後に、「関連のお知らせ」がある。
過去に発表した関連するお知らせへのリンクが貼ってあるw

個人的によく考えられた内容だと思ったのは、以下になる。
・被害者のプライバシーに配慮した内容になっている。
・証券会社が行うこと、客が行うことが明確に分けられている。
・対策として、効率のよい「リスクベースによる二要素認証」を行っているw

現在、不正取引の全容や原因はわかっていない。
証券会社に過失があったのか、客に過失があったのかもわかっていない。
もし、証券会社に過失があれば、客から補償を求められる可能性がある。
証券会社に過失があったときのことも考えた内容だと思うw

他の証券会社は、「自社での情報漏洩は確認されていない」、「正規のID、パスワードのログインであれば補償できない」などの対応をしているらしい。
三菱UFJ eスマート証券は、メガバンク首位の三菱UFJ銀行の子会社になる。
法務部門によるリーガルチェックを行った内容を公表しているんだろうなと思うw

【エッセイ】ブログでつながりができてよかった話

記事を読んだ読者から、ブログで紹介させて欲しいというメールが来た。
自身がOKですよと返信すると、ブログで紹介してくれた。
紹介してくれたのは、しばのやまさんで、ブログは「国内小型株投資で低額セミリタイア」
紹介したいと思ってもらえる記事を書けたことを嬉しく思っている。

しばのやまさんは、20代から投資を始めた40代の投資家らしい。
自身より早くに投資を始め、長く投資をされている。
ブログ記事をいくつか読んだが、40代の頃の自身と比べると、しっかりされていた。
株式投資の心構えについて書いた共感できる内容があったので、ご紹介する。

"株式を運用している心構えとしてですが投資は自身の代わりに投資先企業の従業員が働いて収益を上げてくれている部分があると思っているので定期的に貰える配当金や優待には感謝の意を忘れないようにしたいと思っています。
増配が続いた配当収入の結果や大きな部分利確で気づけば元本回収済みになった投資先企業はなおのこと感謝かと思います。
また利幅で得られるキャピタルゲインについては景気の流れや市場参加者によるゼロサムで相対的な要素もあったり、時には投資先企業の雲行きが急に怪しくなる等やむなしな損切りもあるので1年以内の短期では運の要素が大きいかなと思っています。
逆に数年単位等の長期で築かれた大きな利幅には利益が右肩上がりで株価も共に大きく上げてくれた企業のおかげが大半かと思います。
ゼロサムな投機ではなくプラスサムの本来の投資のあるべき姿ですかね。"

上記は、株式投資の本質について、的確にわかりやすく述べている。
自身は40代の頃、このレベルに達していなかった。
自身より下の世代になるが、投資スキルと年齢は関係ないなと思った。
しばのやまさんとつながりができたことを嬉しく思う。

しばのやまさんが自身のブログを知ったのは、株銀さんの下記のブログらしい。
「アベノミクス後の上昇相場の大天井は、いつか?(コロナ相場)」
株銀さんは自身より上の世代の投資家で、投資経験の長い人気ブロガー。
今回、株銀さんのおかげで、しばのやまさんとつながりができたことに感謝したい。

ネットを利用した詐欺被害が増えており、誹謗中傷などのトラブルも多い。
自身はネット黎明期から、ネットを利用しており、比較的、利用歴は長い。
ネット黎明期に知り合った友達とは、今もつながっている。
個人的には、注意事項や利用規約を守ることで、つながりができると思っている。

【本日の取引】20250424~本日の取引はなし

自身は、レバレッジ型やインバース型ETFを手がけている。
これらは、主に短期売買により利益を得ることを目的とした商品。
したがって、投資経験の浅い方や日中取引ができない方にはオススメしていない。
だが、誰かの参考になればと思い、取引内容を発信しているw

本日の取引は以下の通り。
前場------------------------------------------
・なし
後場------------------------------------------
・なしw

朝の気配から、相場は高値圏で推移する可能性が高いと思った。
することがないので、休むも相場にした。
終わってから確認すると、保有株は上がっていた。
インバース型ETFは下がったが、前日比はプラスだったw

下図の上は、2020年からのTOPIX(東証株価指数)の推移。
下は、2015年からのTOPIXとユーロ円の推移。
その下は、2022年からの投資主体別売買状況と日経平均株価の推移。
個人投資家と証券自己が売り越しているが、今週、買い戻しているかもしれないw
---------------------------------------------------------------

追記(今宵の酒の肴)
今宵の酒の肴は乾きものなので、画像はなし。
国連安全保障理事会の非公式会合が開かれた記事を読んだ。
会合で、米国と中国が互いに不公正な貿易慣行を行っていると非難し合ったらしい。
互いに相手を「世界のいじめっ子」にしようとしたらしいw

最近、下にあるアイドルグループのMVを観ることが多い。
娘より年下で、どの子も同じ顔に見えるが、歌詞がよいのか観てしまう。
例えば、「シェアでハピハピ楽しくなれる」
「CUTIEはなんかいろいろ救っちゃいます!」などw

ふと思ったことがある。
米国と中国が交渉で揉めたら、このグループに歌ってもらえばよいのではと。
揉めているのがバカバカしいと思い、交渉がまとまるかもしれない。
けしからんと怒っても、状況は変わらないので、やってみる価値はあるように思うw

2025年4月23日水曜日

【本日の取引】20250423~本日の取引はなし

自身は、レバレッジ型やインバース型ETFを手がけている。
これらは、主に短期売買により利益を得ることを目的とした商品。
したがって、投資経験の浅い方や日中取引ができない方にはオススメしていない。
だが、誰かの参考になればと思い、取引内容を発信しているw

本日の取引は以下の通り。
前場------------------------------------------
・なし
後場------------------------------------------
・なしw

朝の気配から、相場は高値圏で推移する可能性が高いと思った。
することがないので、休むも相場にした。
終わってから確認すると、保有株は上がっていた。
インバース型ETFは下がったが、前日比はプラスだったw

下図の上は、2020年からのTOPIX(東証株価指数)の推移。
下は、2015年からのTOPIXとユーロ円の推移。
その下は、2020年からの個人投資家の信用評価損益率と買い残と売り残金額の推移。
元データに間違いがなければ、初めて信用評価損益率がプラスになっているw
---------------------------------------------------------------

追記(今宵の酒の肴)
今宵の酒の肴は乾きものなので、画像はなし。
信用評価損益率は、信用取引をしている個人投資家の評価損益率。
信用評価損益率はマイナスの値を示すことが多く、0%〜-20%で推移することが多い。
0%に近づくと天井、-20%に近づくと底が近いといわれているw

先々週、買い残金額が減少、評価損益率は-10%を下回った。
相場が急落したので、損切りさせられた人が多かったかもしれない。
先週、売り残金額が増加、評価損益率は0%を上回った。
売った人が多かったので、含み益が増えたのかもしれないw

今週、米国市場の上昇に伴い、日本市場も上昇している。
先週、売った人は、含み益が含み損になっているかもしれない。
売りで上昇した場合、買い戻しにより、さらに上昇することが多い(踏み上げ)。
米国市場も、信用取引の買い戻しにより、大きく上昇したのかもしれないw

2025年4月22日火曜日

【エッセイ】「人生即努力、努力即幸福」という人生観

65歳以上の高齢者を対象にした令和4年度(2022年度)の調査の推計では、認知症の人の割合は約12%、認知症の前段階と考えられている軽度認知障害の人の割合は約16%とされ、両方を合わせると、3人に1人が認知機能にかかわる症状があることになります。なお、軽度認知障害のかた全てが認知症になるわけではありません。
(「知っておきたい認知症の基本」政府広報オンライン)

以前、自身が知っている80代の高齢男性が認知症になった。
最初にそのことを聞いたとき、驚きはなく、妙に納得してしまった。
なぜなら、地方都市の戸建てで、奥さんと2人、年金暮らしをしていたからになる。
大きな変化のない中、頭を使うことのない生活をしていたんだと思うw

本多静六氏の「私の財産告白」によると、氏は若い頃に下記の人生計画を立てたらしい。
「四十までは勤倹貯蓄、六十までは勉学著述、七十まではお礼奉公、幸い七十以上生きられたら、居を山紫水明の温泉郷に卜(ぼく)し、晴耕雨読の生活を楽しむこと」
70歳になれば、温泉がある景色がよい土地に行き、隠居生活をする予定だったw

本多氏は計画通りに生きてきたが、戦時下の生活などを経て、人生観が変わったらしい。
隠居などという不自然に怠惰な生活とは異なる、新しい人生観になったらしい。
新しい人生観は、件名にある「人生即努力、努力即幸福」。
要は、生涯努力し続けることで幸福になるという人生観w

本多氏は、1952(昭和27)年に85歳で亡くなるまで、簡素な生活を続けた。
毎日一頁以上の文章を執筆、370冊余りの著作を残した。
名著とされる「私の財産告白」を執筆したのは、最晩年の1950(昭和25)年だった。
おそらく、亡くなるまで、思考能力が衰えることはなかったと思うw

「最後の相場師」と呼ばれた是川銀蔵氏の「カメ三則」は以下になる。
①銘柄は水面下にある優良なものを選んでじっと待つこと
②経済、相場の動きから常に目を離さず自分で勉強する
③過大な思惑はせず、手持ち資金の中で行動するw

是川氏は、亡くなるまで、経済や相場の動きから目を離さなかったと思う。
老衰により95歳で亡くなるが、思考能力が衰えることもなかったと思う。
個人的には、身体能力と同じで、思考能力も使わなければ、衰えると思っている。
自身も、経済や相場の動きから目を離さず、勉強し続けたいと考えているw

今世紀最高の投資家とされるウォーレン・バフェット氏は、現在94歳。
彼の盟友であるチャーリー・マンガー氏は、99歳で亡くなった。
自身には何歳まで生きたいという願望はない。
ただ、お迎えが来るまで「人生即努力、努力即幸福」でいたいと思っているw

【これから株を始める君へ】相場の「一般解」と「特殊解」

本多静六氏の「私の財産告白」の解説に、「一般解」と「特殊解」という言葉がある。
「一般解」は、世間一般に通用する誰でも知っている解答。
「特殊解」は、応用問題の解答としては優れているが、万人には当てはまらない解答。
持って生まれた才能であったり、運などの要素によって、導き出される解答w

大部分の人は、長者番付に入るような資産を築くことはできない。
長者番付に入るような人は、才能や運などの要素による「特殊解」であることが多い。
宝くじやギャンブルで大儲けした人は、運の要素による典型的な「特殊解」といえる。
したがって、才能や運などの要素がない人は「一般解」しかないことになるw

相場にも「一般解」と「特殊解」がある。
例えば、起業した会社を上場して、創業者利益を得るのは「特殊解」。
根拠なく買った株が大きく上昇して儲かるのも「特殊解」になる。
では、相場の「一般解」とは何かw

前述の通り、「一般解」は、世間一般に通用する誰でも知っている解答。
代表的なのは、株の基本でもある「安く買って高く売る(Buy low,Sell high)」だろう。
自身が知る限り、「一般解」を求めようとする人は少ない。
多くの人が、才能や運などの要素が必要な「特殊解」を求めようとするw

自身は株を教えて欲しいといわれたとき、下記の本を読むように伝えている。
・「相場師一代」是川銀蔵氏
・「福澤桃介式」福澤桃介氏
・「私の財産告白」本多静六氏w

彼らが生まれ育った家庭環境は、決して裕福ではなかった。
だが、経済や相場について学び、投資することで、一代で財を成した。
彼らの本には、世間一般に通用する誰でも知っている「一般解」しか書いていない。
言い換えると、誰でもできることしか書いていないことになるw

今まで株を教えて欲しいといってきたのは10人ほどだった。
だが、本を読んだのは、男性1名、女性1名の2人だけだった。
2人は安い時に株を買っており、高い時には買っていない。
読まなかった8人ほどのうち数人は、歴史的な高値圏で株を買っているらしいw

「私の財産告白」の解説には以下の言葉がある。
"世の中には誰もが勝てる勝負がある。しかし、ほとんどの人はそういう勝負には参加をしない。本多静六という人が人生で行った勝負は、その「誰もが勝てるが、ほとんどの人がしない勝負」だった。世の中には「知識だけの人」が多い。この本は、きっと「知識だけの人」を見破るリトマス試験紙なのだ。"w

【本日の取引】20250422~本日の取引はなし

自身は、レバレッジ型やインバース型ETFを手がけている。
これらは、主に短期売買により利益を得ることを目的とした商品。
したがって、投資経験の浅い方や日中取引ができない方にはオススメしていない。
だが、誰かの参考になればと思い、取引内容を発信しているw

本日の取引は以下の通り。
前場------------------------------------------
・なし
後場------------------------------------------
・なしw

朝の気配から、相場はさえない値動きで推移する可能性が高いと思った。
することがないので、休むも相場にした。
終わってから確認すると、保有株は下がっていた。
インバース型ETFは上がったが、前日比はマイナスだったw

下図の上は、2020年からのTOPIX(東証株価指数)の推移。
下は、2015年からのTOPIXとユーロ円の推移。
米国と為替協議をする財務大臣が、市場に不測の事態が起こるかも的な発言をしている。
円高になるのを心配しているのだろうが、個人的には円高にすべきだと思うw
---------------------------------------------------------------

追記(今宵の酒の肴)
今宵の酒の肴は乾きものなので、画像はなし。
米国の相互関税が始まってから、米国株やドル円が下がり始めている。
相互関税の目的は貿易赤字の削減だが、ゴールが世界経済の縮小だからになる。
米国に依存した世界経済が縮小すれば、米国株やドル円が下がるのは当たり前だと思うw

新型ウイルスによる景気低迷を回避するため、前例のない大規模金融緩和が行われた。
その結果、物価が高騰、各国は金利を上げたが、物価は高騰し続けた。
各国が金利を上げたため、日本との金利差が大きくなり、円安になった。
円安になったことにより、輸入品の価格が高騰、日本の物価も高騰したw

日本の物価が高騰している主な要因が、円安であることは明らか。
ところが、与党のある議員は、日本の金利を上げることに反対している。
野党のある議員は、ドル円が140円を割れば、金融緩和が必要といっている。
もしかしたら、支援者や支援団体が、円安を望んでいるのかもしれないw

2025年4月21日月曜日

【本日の取引】20250421~本日の取引はなし

自身は、レバレッジ型やインバース型ETFを手がけている。
これらは、主に短期売買により利益を得ることを目的とした商品。
したがって、投資経験の浅い方や日中取引ができない方にはオススメしていない。
だが、誰かの参考になればと思い、取引内容を発信しているw

本日の取引は以下の通り。
前場------------------------------------------
・なし
後場------------------------------------------
・なしw

朝の気配から、相場はさえない値動きで推移する可能性が高いと思った。
することがないので、休むも相場にした。
終わってから確認すると、保有株は下がっていた。
インバース型ETFは上がったが、前日比はマイナスだったw

下図の上は、2020年からのTOPIX(東証株価指数)の推移。
下は、2015年からのTOPIXとユーロ円の推移。
米国の経済政策に伴い、これからは内需株がオススメ的な意見が多い。
世界経済が縮小すれば、消費が減るため、内需株も下がると思うw
---------------------------------------------------------------

追記(今宵の酒の肴)
今宵の酒の肴は乾きものなので、画像はなし。
米国の相互関税が始まってから、株式アナリストの相場見通しが変わったように思う。
始まるまではブル(強気)が多かったが、始まってからはベア(弱気)が多い。
最近、投資を始めた方は、落ち着かない日々を過ごしているかもしれないw

株式アナリストの相場見通しは、基本的に短期的な見通しになる。
年始に相場見通しをすることがあるが、その場合でも、その年の見通しになる。
長期投資の場合、株式アナリストの相場見通しは、参考にならないことが多い。
よって、経済、相場の動きから常に目を離さず、自分で勉強することが大切になるw

これからは内需株がオススメ的な意見が多い。
米国の相互関税によって、米国の借り入れに依存した世界経済は縮小する可能性が高い。
世界経済が縮小すれば、消費が減るため、内需株も下がることになる。
相互関税は始まったばかりなので、今は買いの局面ではなく、売りの局面だと思うw

2025年4月20日日曜日

【エッセイ】証券会社が不正アクセス防止のためにすべきこと

金融庁が、証券会社のフィッシング詐欺などによる不正取引の被害について発表した。
2月から4月16日までの約3カ月間で、計1,454件に上ったらしい。
不正取引は多くの場合、口座内の株式を売却し、中国株などを買い付けている。
不正な株式の売却総額は同期間で約506億円、買い付け総額は約448億円とのことw

全容については解明中で、原因についても確認中らしい。
日本証券業協会は不正防止に関するガイドラインを改定する方針を正式に表明した。
証券会社に対しては、被害に遭った顧客に真摯に対応するよう呼びかけているらしい。
また、多要素認証による本人確認の認証方法を基本的に義務化する方向らしいw

証券会社が不正アクセス防止のためにすべきことを書いてみる。
自身が知る限り、社歴の浅い証券会社は社員のスキルが低いように思う。
以前、証券会社各社のサイトを比較したことがある。
個人的には、業界最大手の8604 野村ホールディングス㈱のサイトがダントツによかったw

同社のサイトは、投資家にとって必要な情報が過不足なく掲載されていた。
他の証券会社は、情報量が多すぎたり、少なかったりする。
サイトの情報量に過不足があるのは、社員のスキルが低いことが原因であることが多い。
経営者の経営方針や関連する法令を、社員が理解していないためだと思われるw

ある証券会社は、犯罪収益移転防止法(犯収法)の取り組みについて掲載していた。
客を犯罪者と疑うことになるため、当然ながら、他の証券会社では掲載していなかった。
あと、犯収法の取り組みは掲載していても、下記の法令の取り組みは掲載していなかった。
「金融サービスの提供及び利用環境の整備等に関する法律」、「同施行令」w

上記は金融サービスの基本ともいえる法令で、目的(同法第一条)は以下になる。
"この法律は、金融サービスの提供等に係る業務を行う者の職責を明らかにするとともに、金融商品販売業者等が金融商品の販売等に際し顧客に対して説明をすべき事項その他の金融商品の販売等に関する事項を定めること、金融サービス仲介業を行う者について登録制度を実施し、その業務の健全かつ適切な運営を確保すること並びに国民の安定的な資産形成及び適切な資産管理を促進するための基本的事項を定めること等により、金融サービスの提供等を受ける顧客等の保護及び金融サービスの利用環境の整備等を図り、もって国民経済の健全な発展に資することを目的とする。"

先ずは、経営者の経営方針や関連する法令を、社員に理解させる。
理解させてから、不正アクセスの防止を含めた業務の改善に取り組むべきだと思う。
社員の不祥事もそうだが、不正アクセスを防止するのは難しい。
だが、取り組みや対応に問題がなければ、顧客の信頼を失う可能性は低いと思っているw

【エッセイ】考え続けることが大切だと思う理由

進学校を舞台にしたドラマで、教師が生徒に伝えた言葉がある。
"社会には多くの問題があり、中には正解のない問題もあるが、考え続けなくてはいけない"
自身も変化し続ける社会で、考え続けることは大切だと思っている。
考え続けることの大切さについて書いてみるw

会社員時代、自身が株をしていることを知った人から、株を教えて欲しいといわれた。
教えて欲しいといってきたのは、延べにして10人ほどだったと思う。
勉強や仕事もそうだが、本人に学ぶ気がなければ、習得できない。
そう思い、自身が参考になった相場師の本を読んだら、株を教えると伝えたw

読むように伝えた相場師の本は以下で、いずれか1冊を読むように伝えた。
・「相場師一代」是川銀蔵氏
・「福澤桃介式」福澤桃介氏
・「私の財産告白」本多静六氏w

本を読んだ男性1名、女性1名に以下を教えた。
・証券会社の口座は現物取引口座のみで、信用取引口座は開設しないこと。
・BPS(一株当たり純資産)という定価があるので、BPSより安い株を買うこと。
・分散投資はせずに、8306もしくは8316のメガバンク株へ集中投資することw

上記の教えのベースとなっているのは、下記の本になる。
・「賢明なる投資家」ベンジャミン・グレアム氏
グレアム氏は、今世紀最高の投資家といわれているウォーレン・バフェット氏の師になる。
バフェット氏の投資手法であるバリュー投資は、この本がベースになっているw

株を教えた男性は20代後半だったが、今は30代前半になる。
昨年、男性に会ったが、8306に集中投資しており、評価額が1,000万円を超えたらしい。
教えた後、自身から具体的な売買の指示などはしていない。
本人自らが考えて、運用してきた結果になるw

彼と8306の見通しについて話したが、今は高くて買えない点で一致した。
NISA(少額投資非課税制度)についても、今は始める時期じゃない点で一致した。
本を読まなかった人は8人ほどいるが、その中の数人がNISAを始めているらしい。
今年になってから相場が下がっているので、含み損になっているかもしれないw

バフェット氏が買った銘柄が買われて、株価が上昇することがある。
彼がいる間は、同じ銘柄を買えば、儲けることができるかもしれない。
だが、彼がいなくなれば、そのやり方はできなくなる。
彼がその銘柄を買った理由を、自ら考えることが大切だと思うw

新型ウイルスの感染が拡大している中、任意のワクチン接種が行われた。
65歳以上の高齢者と基礎疾患がある人の重症化を防ぐことが目的だった。
自身はメリットなどを考えた結果、接種していないが、国民の8割ほどが接種した。
接種したことを後悔している人がいるが、接種前に考えなかったのだろうかと思うw

自身は定年前に会社員を卒業、働いていないが、よく聞かれることがある。
よく聞かれるのは、「どうやって生活してるの」。
投資のことから説明するのは大変なので、適当に答えている。
考えれば、わかりそうなことだが、なぜ、考えないのかと思うw

2025年4月19日土曜日

【エッセイ】生かされなかった過去の不正アクセス再発防止策

金融庁が、証券会社のフィッシング詐欺などによる不正取引の被害について発表した。
2月から4月16日までの約3カ月間で、計1,454件に上ったらしい。
不正取引は多くの場合、口座内の株式を売却し、中国株などを買い付けている。
不正な株式の売却総額は同期間で約506億円、買い付け総額は約448億円とのことw

全容については解明中で、原因についても確認中らしい。
日本証券業協会は不正防止に関するガイドラインを改定する方針を正式に表明した。
証券会社に対しては、被害に遭った顧客に真摯に対応するよう呼びかけているらしい。
また、多要素認証による本人確認の認証方法を基本的に義務化する方向らしいw

2020年、今回、被害のあった証券会社で、不正アクセスにより顧客の資産が流出した。
証券会社は、徹底的な調査・分析、再発防止策の策定及び関係者の社内処分を実施した。
調査は、利害関係を有しない外部の専門家から構成される第三者委員会、サイバーセキュリティ対応に実績のある外部企業により行われた。
本事案の概要は、以下になるw

"2020年7月から9月にかけて、当社の6名のお客さまの口座において、お客さまの身に覚えのない出金先の銀行口座変更、有価証券売却及び当該銀行口座への出金が行われました。また、その他の5名のお客さまの口座において、不正出金には至らなかったものの、有価証券の売却が不正に行われました。本件において攻撃者は、当社のメインシステムサイトに対して、何らかのリストを元にログイン試行を繰り返すリスト型アカウントクラッキングの手法により不正ログインを実行したと考えられます。実際に、不正ログインを行った攻撃者が、本事案における被害を受けたお客さまのアカウントに対してアクセスしているIPアドレスから、1,000 以上のアカウントへのログインを試みたことを確認しております。" 
(「悪意のある第三者による不正アクセスに関する調査報告及び再発防止策について 」)

証券会社は原因を分析した上で、以下の再発防止策を実施するとしている。
技術面における再発防止策として、多要素認証の導入、FIDO 認証、デバイス認証 、通知機能の強化、メール配信の対象となるお手続きの拡充 、ログイン履歴の拡充 、当社サイトにおけるお客さま情報のマスキング、パスワードの桁数拡張及び複雑化 、ログイン監視機能の強化等。
ガバナンス面における再発防止策として、オペレーショナルリスク管理態勢高度化への取り組み、内部監査の高度化への取り組み、レガシーシステムからの脱却w

2020年に被害があり、再発防止策を策定したが、今回、再発したことになる。
今回、ある被害者が証券会社に被害があったことを伝えた。
すると、正規のIDとパスワードのログインであれば、補償できないといわれたらしい。
もし、事実なら、調査も終わっていない段階で、あまりにも不親切な対応だと思うw

個人的には、前回の調査が不十分だったことが、再発した原因だと思う。
前回、何らかのリストを元に不正アクセスが行われている。
だが、このリストを誰がどこから入手したのかを調査できていなかったように思う。
警察に被害届を出して、捜査してもらっていれば、再発防止できたかもしれないw

もちろん、最もよくないのは、不正アクセスした攻撃者になる。
だが、利用者も被害者にならないよう、セキュリティを強化しておく必要がある。
最も安全なのは、ネットを利用しないことだが、そうもいかない。
それぞれが自分に適した最良のセキュリティ対策を考え、実施する必要があると思うw

2025年4月18日金曜日

【コラム】日本証券業協会の大切な資産を守るためのお願い

日本証券業協会のサイトで、下記の注意喚起を行っている。
"【重要】インターネット取引サービスを利用する投資家の皆様へ
不正アクセス・不正取引の被害急増のお知らせと大切な資産を守るためのお願いについて"
重要な情報なので、読まれることをオススメするw

金融庁が、証券会社のフィッシング詐欺などによる不正取引の被害について発表した。
2月から4月16日までの約3カ月間で、計1,454件に上ったらしい。
不正取引は多くの場合、口座内の株式を売却し、中国株などを買い付けている。
不正な株式の売却総額は同期間で約506億円、買い付け総額は約448億円とのことw

個人的に驚かされたのが、被害件数の多さ。
ネットのみでの口座開設や投資を始めた人が多いことも関係していると思う。
全容については解明中で、原因についても確認中らしい。
ネットの履歴は残るため、おそらくアクセス元は特定できているだろうw

日本証券業協会のお願いには、有効な対策や注意事項が列記されている。
これらは、ネットの利用歴が長い人にとっては、セキュリティの基本的な知識になる。
もし、有効だと思う対策がある方は、されることをオススメする。
誰かの参考になるかもしれないので、自身が当初から行っている対策を書いてみるw

自身が行っている対策は、ログイン場所の限定。
パスワードは、インターネット取引専用のパスワードにしている。
比較的、長いランダムな数字、記号、英文字の組み合わせにしている。
覚えることができないので、紙に書いて、自宅に保管するようにしているw

自宅に保管しているため、自宅からしかログインできなくなる。
そのため、会社や外出先で、ログインしたことは一度もない。
ウイルス対策ソフトを導入していると、怪しげなWIFI接続の警告が頻繁に表示される。
通信会社のWIFIでも表示されることがあるので、セキュリティに効果的だと考えているw

【本日の取引】20250418~本日の取引はなし

自身は、レバレッジ型やインバース型ETFを手がけている。
これらは、主に短期売買により利益を得ることを目的とした商品。
したがって、投資経験の浅い方や日中取引ができない方にはオススメしていない。
だが、誰かの参考になればと思い、取引内容を発信しているw

本日の取引は以下の通り。
前場------------------------------------------
・なし
後場------------------------------------------
・なしw

朝の気配から、相場はさえない値動きで推移する可能性が高いと思った。
することがないので、休むも相場にした。
終わってから確認すると、保有株は上がっていた。
インバース型ETFが下がったので、前日比はマイナスだったw

下図の上は、2020年からのTOPIX(東証株価指数)の推移。
下は、2015年からのTOPIXとユーロ円の推移。
昨日の米国市場で、NYダウ先物が取引開始前に急落した。
日本市場は材料もないのに、連日、上昇しているが、投機的な値動きかもしれないw
---------------------------------------------------------------

追記(今宵の酒の肴)
今宵の酒の肴は乾きものなので、画像はなし。
金融庁が、証券会社のフィッシング詐欺などによる不正取引の被害件数について発表した。
2月から4月16日までの約3カ月間で、計1,454件に上ったらしい。
報告があった分だけなので、実際にはもっと多い可能性があるw

不正取引は多くの場合、口座内の株式を売却し、中国株などを買い付けているらしい。
不正な株式の売却総額は同期間で約506億円、買い付け総額は約448億円らしい。
全容については解明中で、原因についても確認中らしい。
インターネットは履歴が残るため、おそらくアクセス元の特定はできているだろうw

個人的に驚かされたのが、被害件数の多さ。
おそらく、最近、投資を始めた人が多いことも関係していると思う。
有効な対策として、ウイルス対策ソフトの導入などが推奨されている。
だが、ウイルス対策ソフト会社の名を騙った詐欺メールも確認されているらしいw

2025年4月17日木曜日

【本日の取引】20250417~本日の取引はなし

自身は、レバレッジ型やインバース型ETFを手がけている。
これらは、主に短期売買により利益を得ることを目的とした商品。
したがって、投資経験の浅い方や日中取引ができない方にはオススメしていない。
だが、誰かの参考になればと思い、取引内容を発信しているw

本日の取引は以下の通り。
前場------------------------------------------
・なし
後場------------------------------------------
・なしw

朝の気配から、相場はさえない値動きで推移する可能性が高いと思った。
することがないので、休むも相場にした。
終わってから確認すると、保有株は上がっていた。
インバース型ETFが下がったので、前日比はマイナスだったw

下図の上は、2020年からのTOPIX(東証株価指数)の推移。
下は、2015年からのTOPIXとユーロ円の推移。
その下は投資主体別売買状況と日経平均株価の推移。
証券自己(証券会社)が大きく売り越したので、日経平均株価が下落したことがわかるw
---------------------------------------------------------------

追記(今宵の酒の肴)
今宵の酒の肴は乾きものなので、画像はなし。
昨日、米国の連邦準備理事会(FRB)議長が、シカゴ経済クラブで講演した。
講演内容を受けて、米国市場は大きく下がった。
ロイターの記事にある講演の要旨を読んだが、現状の雇用や物価がわかる内容だったw

講演の「結び」は以下になる。
「当面は、政策スタンスの調整を検討する前に、より明確な状況が明らかになるまで待つことができる状況にある。私たちは引き続き、入手可能なデータ、変化する見通し、そしてリスクのバランスを分析していく。失業率やインフレ率の上昇は、地域社会、家庭、そして企業にとって損害を与え、痛みを伴うものであることを理解している。FRBは、最大雇用と物価安定という目標を達成するために、引き続き全力を尽くしていく」

FRBは、最大雇用と物価安定を目標としている独立した組織になる。
日本でいうと日銀の立場になるが、政府とは距離を置いていることがわかる。
日本の場合、政府は日銀の立場を尊重しているといい、協力が必要といったりする。
個人的には、物価の安定は、日銀主導で進めた方がよいように思うw

2025年4月16日水曜日

【本日の取引】20250416~本日の取引はなし

自身は、レバレッジ型やインバース型ETFを手がけている。
これらは、主に短期売買により利益を得ることを目的とした商品。
したがって、投資経験の浅い方や日中取引ができない方にはオススメしていない。
だが、誰かの参考になればと思い、取引内容を発信しているw

本日の取引は以下の通り。
前場------------------------------------------
・なし
後場------------------------------------------
・なしw

朝の気配から、相場はさえない値動きで推移する可能性が高いと思った。
することがないので、休むも相場にした。
終わってから確認すると、保有株は下がっていた。
インバース型ETFは上がったが、前日比はマイナスだったw

下図の上は、2020年からのTOPIX(東証株価指数)の推移。
下は、2015年からのTOPIXとユーロ円の推移。
その下は、2020年からの個人投資家の信用評価損益率と買い残と売り残金額の推移。
信用評価損益率が-13%を超えているが、買い残金額は多いことがわかるw
---------------------------------------------------------------

追記(今宵の酒の肴)
今宵の酒の肴は乾きものなので、画像はなし。
証券会社の顧客IDやログインパスワードが盗まれ、不正取引されている問題。
現在、被害の全容は明らかになっておらず、解明中らしい。
日本証券業協会は不正防止に関するガイドラインを改定する方針を正式に表明したw

証券会社に対しては、被害に遭った顧客に真摯に対応するよう呼びかけているらしい。
また、多要素認証による本人確認の認証方法を基本的に義務化する方向らしい。
全容が明らかになっていないが、多要素認証を追加するのはよくないと思う。
なぜなら、顧客IDとログインパスワードで多要素認証になっているためw

個人的には、従来通り、口座開設時にサイトのアドレスと各パスワードを顧客に郵送。
通常の連絡は取引画面で行い、確認があれば郵送による書面確認がよいと思う。
詐欺のメールは、SMS(ショートメッセージ)で送られてくることが多い。
自身もそうだが、SMSを受信しても、開かずに削除している人は多いと思うw

2025年4月15日火曜日

【本日の取引】20250415~本日の取引はなし

自身は、レバレッジ型やインバース型ETFを手がけている。
これらは、主に短期売買により利益を得ることを目的とした商品。
したがって、投資経験の浅い方や日中取引ができない方にはオススメしていない。
だが、誰かの参考になればと思い、取引内容を発信しているw

本日の取引は以下の通り。
前場------------------------------------------
・なし
後場------------------------------------------
・なしw

朝の気配から、相場は高値圏で推移する可能性が高いと思った。
することがないので、休むも相場にした。
終わってから確認すると、保有株は上がっていた。
インバース型ETFは下がったが、前日比はプラスだったw

下図の上は、2020年からのTOPIX(東証株価指数)の推移。
下は、2015年からのTOPIXとユーロ円の推移。
NISAで人気がある海外の投資信託が年初来で-10%を超える下げらしい。
自身の周囲にもNISAを始めた人がいるが、落ち着かない日々を過ごしているかもしれないw
---------------------------------------------------------------

追記(今宵の酒の肴)
今宵の酒の肴は乾きものなので、画像はなし。
中国政府が、国内の航空会社にボーイングの航空機を引き取らないよう指示したらしい。
報道元は確認できていないが、時間外取引でボーイングの株価が下がっているらしい。
事実なら、関税での報復ではなく、現物での報復ということになるw

先日、米国政府は、国内に上場している中国企業の上場廃止の検討を始めたらしい。
もし、実施されれば、中国企業は米国で資金調達できないことになる。
日本では対策本部が設置され、今週、米国との貿易交渉が行われる。
中国と取引がある日本は、難しい判断を求められるかもしれないw

日本の首相は、米国の相互関税による影響を「国難」と称している。
だが、企業の経営者には、続くわけがない的な楽観的なコメントをしている人もいる。
リーマン・ショックが起こったとき、日本には影響がないという意見が多かった。
個人的には、楽観的な人がいる点でも、リーマン・ショックに似ていると思うw

2025年4月14日月曜日

【本日の取引】20250414~本日の取引はなし

自身は、レバレッジ型やインバース型ETFを手がけている。
これらは、主に短期売買により利益を得ることを目的とした商品。
したがって、投資経験の浅い方や日中取引ができない方にはオススメしていない。
だが、誰かの参考になればと思い、取引内容を発信しているw

本日の取引は以下の通り。
前場------------------------------------------
・なし
後場------------------------------------------
・なしw

朝の気配から、相場は高値圏で推移する可能性が高いと思った。
することがないので、休むも相場にした。
終わってから確認すると、保有株は上がっていた。
インバース型ETFが下がったので、前日比はマイナスだったw

下図の上は、2020年からのTOPIX(東証株価指数)の推移。
下は、2015年からのTOPIXとユーロ円の推移。
米国が貿易赤字削減のため、円高にするように求めてきているらしい。
円高になれば、海外の株や投資信託に為替差損が発生するが、大丈夫だろうかと思うw
---------------------------------------------------------------

追記(今宵の酒の肴)
今宵の酒の肴は乾きものなので、画像はなし。
連日、米国の経済政策に関する報道がなされている。
自身は最初、目的やゴールがわからなかったので、先行き不透明だなと思っていた。
だが、目的やゴールがわかってからは、各国の反応を客観的に見ていられるw

今回の経済政策の参考にしている「マールアラーゴ合意」があるらしい。
フィデリティ投信の重見吉徳氏の上記に関するコラムを読んだ。
元となったのは、資産運用会社のスティーブン・ミラン氏が、昨年11月に書いた論文。
上記は同論文の中にある、新たな多国間通貨合意の枠組みのことらしいw

論文の内容は、現在の米国の経済政策と整合する部分が多いらしい。
同論文の中で、下記の2つのドル安調整を検討しているらしい。
「政策協調によるドル安調整」、「米国単独によるドル安調整」
これらが実施されれば、円高になる可能性は高いだろうなと思ったw

2025年4月13日日曜日

【エッセイ】高値掴みをしたら注意したいこと

下図は、TOPIX(東証株価指数)の長期チャートで、赤の破線が定価であるBPSになる。
昨年、バブル期に記録した最高値を更新、今年になってから下がり始めている。
米国の経済政策が、世界経済を縮小させることから、さらに下がる可能性が高い。
自身の経験も踏まえて、高値掴みをしたら注意したいことを書いてみるw

してはいけないことは、早い段階での買い増し(ナンピン)。
自身はリーマン・ショックが始まったとき、すぐに戻るだろうと思い、何もしなかった。
すると、含み益が含み損になり、加速度的に増え続けた。
底打ちしてから買い増ししたが、最も効率よく平均取得単価を下げることができたw

下表は、日経平均プロフィルの日経平均株価の歴代下落幅になる。
薄いピンクが2024年、濃いピンクが2025年の下落幅になる。
発生年月日が連続していないのは、大きく下がった後、上がることが多いため。
大きく下がったからと買い増しすると、数日後にさらに下がったりするw

下図は、投資主体別売買状況と日経平均株価の推移。
米国が第二弾の相互関税を発表する前。
証券自己(証券会社)が、発表後に上がると思ったのか、大きく買い越している。
ところが想定以上の内容だったためか、発表後に記録的な売り越しをしているw

海外投資家もそうだが、市場参加者は常に短期的な利益を出そうと売買している。
そのため、下落過程では通常ではあり得ないほど、値動きが大きくなる。
大きく下がったからといって、買い増しすると、含み損を増やすことになる。
すぐには底打ちしないので、早い段階での買い増しはされないことをオススメするw

もし、高値掴みをしたが、まだ含み益の場合。
その場合は、利益確定されることをオススメする。
米国の経済政策が世界経済を縮小させることから、その影響は計り知れない。
個人的には、世界経済が拡大し始めるのは、早くても数年先だろうなと思っているw

2025年4月12日土曜日

【エッセイ】誰も相互関税の真のメッセージを理解していない

件名は、フィデリティ投信の重見吉徳氏のコラムに出てくる言葉になる。
自身もこのコラムを読むまでは、相互関税の目的やゴールをわかっていなかった。
コラムを読んで、相互関税の目的やゴールを理解できた。
相場の先行きに関心がある方は、読まれることをオススメするw

先日から始まった相互関税について、多くの個人投資家がコメントしている。
いくつか読んだが、目的やゴールを理解していないためか、的外れな意見が多かった。
中には、米国による相場操縦で許せない的な意見もあった。
おそらく、相場の変動で、損失が大きくなった人なんだろうなと思ったw

自身は、投資と投機に分けて、運用している。
投資については、すでに元本を引き上げて、タダ株にしている。
投機については、下落に備えて、インバース型ETFの割合を増やしている。
投資は年初来マイナスだが、投機のおかげで、トータルでは年初来プラスになっているw

「最後の相場師」と呼ばれた是川銀蔵氏の教えに、下記の「カメ三則」がある。
①銘柄は水面下にある優良なものを選んでじっと待つこと
②経済、相場の動きから常に目を離さず自分で勉強する
③過大な思惑はせず、手持ち資金の中で行動するw

シンプルな三カ条だが、個人投資家にとって基本中の基本だと思っている。
だが、この基本を守れていない個人投資家は意外と多いように思う。
冒頭の相互関税の目的やゴールは、情報提供されているので、調べれば知ることができる。
ところが、前述したように、調べずにコメントしている人が多いように思うw

相互関税のゴールは、米国の借り入れに依存した世界経済の規模縮小。
リーマン・ショックの原因は、米国で起こった金融危機だった。
当初、日本に影響はないと思われていたが、多大なる影響があった。
今回は世界経済の規模縮小なので、リーマン・ショックを上回る影響があるように思うw

【エッセイ】相場は狂せり~日露戦争後の大相場~

下図は、TOPIX(東証株価指数)の長期チャートで、赤の破線が定価であるBPSになる。
昨年、バブル期に記録した最高値を更新、今年になってから下がり始めている。
米国の経済政策が、世界経済を縮小させることから、さらに下がる可能性が高い。
個人的に今回の相場と似ていると思う日露戦争後の相場について書いてみるw

1904(明治37)年2月、日露戦争が勃発する。
翌年1月下旬から、株式相場は高騰の一途をたどった。
同年5月、日本海海戦での圧倒的な勝利により、紡績・鉄道・工業株は暴騰を続けた。
同年9月、日本にとって屈辱的なポーツマス条約が締結されると、株価は下落したw

だが、インフレ高進下における企業収益の増加と配当の引上げなどの好材料はあった。
1906(明治39)年の初頭から、それらが現われ、ついに爆発的相場となった。
その後、一進一退となったが、低金利と金融緩慢で、同年末から相場は再び高騰。
1907(明治40)年初めになると、新高値が連続し、まさに熱狂相場となったw

野村商店(後の野村證券)の二代目だった野村信之助(後の野村徳七)も強気で臨んだ。
だが、熱狂の大反動を予見し、180度の大転換を行って、敢然として売り向かった。
同年1月8日には、「大阪野村商報」に「相場は狂せり」との意見広告まで出した。
1月18日まで株価の高騰は続いたが、休日明けの21日から暴落が始まったw

この直前、信之助は資金繰りに窮していた。
だが、資金が底をつく前に、鴻池銀行から100万円の融資を得ることに成功していた。
当時の鴻池銀行や住友銀行の資本金は約300万円であった。
このことから、信之助がいかに膨大なリスクを背負ったかが理解できるw

信之助の売り乗せ戦法は見事に的中し、莫大な利益を得た。
これにより、野村商店の基礎は、いよいよ強固なものとなった。
信之助が日露戦争後の市場暴落を予見したのは、単なる相場師の勘とは異なる。
科学的調査と経験の上に、その透徹した頭脳をひらめかしたからにほかならないw

「野村得庵伝」には次のように記されている。
「(信之助)氏は善きものは善しと言ひ、悪しきものは悪しと言ひ、善きものが不当に売り崩される時は進んでこれを買ひ、悪しきものが不当に買ひ煽られる時は進んでこれを売るといふ風で、氏は常に正面から堂々と戦った。氏が率先して調査部を設立し、これを自己目的の利益のためのみに利用せず、進んで一般に公開し、出来るだけ社会全体の用に供しようとしたことは、(中略)最も進歩した遣り方で、かかる進歩した遣り方が、明治の末期頃、すでに三十歳前後の一青年によって採用されたといふのは、たしかに驚嘆すべきことである。」
(参考:「野村グループの歴史」野村ホールディングス株式会社サイト)

昨年までの歴史的な上昇相場で、投資をしていた人は儲かったかもしれない。
だが、投資をしていない人は、物価が高騰したため、苦しい生活を送っている。
米国では物価高騰対策として、世界経済を縮小させる経済政策を行っている。
悪しきものが不当に買ひ煽られていたので、売らせようとしているのかもしれないw

2025年4月11日金曜日

【本日の取引】20250411~本日の取引はなし

自身は、レバレッジ型やインバース型ETFを手がけている。
これらは、主に短期売買により利益を得ることを目的とした商品。
したがって、投資経験の浅い方や日中取引ができない方にはオススメしていない。
だが、誰かの参考になればと思い、取引内容を発信しているw

本日の取引は以下の通り。
前場------------------------------------------
・なし
後場------------------------------------------
・なしw

朝の気配から、相場はさえない値動きで推移する可能性が高いと思った。
することがないので、休むも相場にした。
終わってから確認すると、保有株は下がっていた。
インバース型ETFは上がったが、前日比はマイナスだったw

下図の上は、2020年からのTOPIX(東証株価指数)の推移。
下は、2015年からのTOPIXとユーロ円の推移。
米国の関税政策でよかったことに、原油価格とドル円が下がり始めたことがある。
あと、日本は同盟国なので、他国より優先的に交渉できることもよかったと思うw
---------------------------------------------------------------

追記(今宵の酒の肴)
今宵の酒の肴は乾きものなので、画像はなし。
米国が中国に対する関税を145%に引き上げた。
すると、中国は米国に対する関税を125%に引き上げたらしい。
中国も米国の経済政策を理解しているはずだが、引くに引けないのだろうw

米国の経済政策のゴールは、米国の借り入れに依存した世界経済の規模縮小。
具体的には、貿易赤字になるような国からは輸入しませんよ。
もし、輸入して欲しいのであれば、関税を払ってくださいねということになる。
当然ながら、米国へ輸出している企業は、規模を縮小しなくてはならないw

日本は同盟国なので、他国よりは有利な条件で取引できる可能性がある。
だが、米国へ輸出している企業の業績悪化は避けられないだろう。
今年の新入社員の初任給を引き上げた大手企業は多かったらしい。
業績が悪化すれば、本格的なリストラを始める企業が現れるかもしれないw

2025年4月10日木曜日

【本日の取引】20250410~本日の取引はなし

自身は、レバレッジ型やインバース型ETFを手がけている。
これらは、主に短期売買により利益を得ることを目的とした商品。
したがって、投資経験の浅い方や日中取引ができない方にはオススメしていない。
だが、誰かの参考になればと思い、取引内容を発信しているw

本日の取引は以下の通り。
前場------------------------------------------
・なし
後場------------------------------------------
・なしw

朝の気配から、相場は高値圏で推移する可能性が高いと思った。
することがないので、休むも相場にした。
終わってから確認すると、保有株は上がっていた。
インバース型ETFが下がったので、前日比はマイナスだったw

下図の上は、2020年からのTOPIX(東証株価指数)の推移。
下は、2015年からのTOPIXとユーロ円の推移。
その下は投資主体別売買状況と日経平均株価の推移だが、証券自己が記録的な売り越し。
米国の関税政策発表後に上がると思い、買い越したが、当てが外れたんだろうなと思うw
---------------------------------------------------------------

追記(今宵の酒の肴)
今宵の酒の肴は乾きものなので、画像はなし。
ある資産運用会社の記事を読んだ。
米国の経済政策について、わかりやすく解説されていた。
政府高官の発言を引用した記事の要点は以下になるw

米国の貿易赤字は、世界経済が米国の借り入れによる消費で成り立ってることを意味する。
米国債が暴落する前に、世界最大の債務市場である米国は借り入れを減らそうとしている。
よって、最終ゴールは、米国の借り入れに依存した世界経済の規模縮小。
したがって、株価は大きく下落、米国債の利回りは低下することになるw

株価の下落は、リーマン・ショックを上回る可能性があるらしい。
だが、信用危機が起こってからの下落ではなく、信用危機回避に必要な調整らしい。
ゴールするためには、いくつかの問題点があるらしい。
果たして、ゴールできるのか、引き続き注視したいと思っているw

2025年4月9日水曜日

【本日の取引】20250409~本日の取引はなし

自身は、レバレッジ型やインバース型ETFを手がけている。
これらは、主に短期売買により利益を得ることを目的とした商品。
したがって、投資経験の浅い方や日中取引ができない方にはオススメしていない。
だが、誰かの参考になればと思い、取引内容を発信しているw

本日の取引は以下の通り。
前場------------------------------------------
・なし
後場------------------------------------------
・なしw

朝の気配から、相場はさえない値動きで推移する可能性が高いと思った。
することがないので、休むも相場にした。
終わってから確認すると、保有株は下がっていた。
インバース型ETFが上がったので、前日比はプラスだったw

下図の上は、2020年からのTOPIX(東証株価指数)の推移。
下は、2015年からのTOPIXとユーロ円の推移。
その下は、2020年からの個人投資家の信用評価損益率と買い残と売り残金額の推移。
信用評価損益率が-15%超えになっており、含み損が急増していることがわかるw
---------------------------------------------------------------

追記(今宵の酒の肴)
今宵の酒の肴は乾きものなので、画像はなし。
第二弾となる米国の相互関税が発動された。
今回、大幅に上乗せしているが、交渉で用いられるアンカリングという手法になる。
ビジネスマンの大統領らしいが、まさか国家レベルで行うとは思わなかったw

大統領を支持する人が多い街を取材した記事を読んだ。
支持する人たちにとって、最大の関心は雇用と物価らしい。
自身もそうだが、車は走れば可、携帯は通話ができれば可という人は多いと思う。
電気自動車やAIなど、それらを扱う企業の株価に関心がない人が多いのかもしれないw

先日から、各国の相場は急落、含み損になっている人は多いかもしれない。
相場が急落するとき、大きく下がっては、小さく上がることを繰り返す。
急落しても、すぐには底打ちしないので、今は買い向かわないことをオススメする。
もし、することがないなら、下の自身のお気に入りのMVでも観て欲しいw

2025年4月8日火曜日

【本日の取引】20250408~本日の取引はなし

自身は、レバレッジ型やインバース型ETFを手がけている。
これらは、主に短期売買により利益を得ることを目的とした商品。
したがって、投資経験の浅い方や日中取引ができない方にはオススメしていない。
だが、誰かの参考になればと思い、取引内容を発信しているw

本日の取引は以下の通り。
前場------------------------------------------
・なし
後場------------------------------------------
・なしw

朝の気配から、相場は高値圏で推移する可能性が高いと思った。
することがないので、休むも相場にした。
終わってから確認すると、保有株は上がっていた。
インバース型ETFが下がったので、前日比はマイナスだったw

下図の上は、2020年からのTOPIX(東証株価指数)の推移。
下は、2015年からのTOPIXとユーロ円の推移。
日経平均株価は歴代4位の上昇幅だったが、昨日の歴代3位の下落幅より小さい。
個人的には、先行き不透明なため、昨年のようなV字回復はしないような気がするw
---------------------------------------------------------------

追記(今宵の酒の肴)
今宵の酒の肴は、下記の一品。
米国の関税政策により、先行き不透明な状態になっている。
リーマン・ショックや1929年の世界恐慌前に似ているという人もいる。
関連する報道を注視しているが、参考になりそうな報道を書いてみるw

先日、米国大統領が相互関税の内容を発表した。
翌日、米国大手銀行のCEOが、政府高官と協議を行ったらしい。
協議内容は、相互関税による経済成長、雇用創出、問題点などらしい。
官民一体となって取り組もうとしていることがわかる報道だと思ったw

ある証券会社が観測している世界のヘッジファンドの年初来パフォーマンスが-3%らしい。
ヘッジファンドは、ロング(買い)とショート(売り)の差益を積み重ねている。
最近、ロングに対するショートの割合が、歴史的水準近くまで増えているらしい。
世界のヘッジファンドが守りの運用に入りつつあることがわかる報道だと思ったw