5人の無敗の相場師、ロイヤルストレートフラッシュの物語である。
もちろん、素人が書いた小説なので、プロの方が書いた小説の足元にも及ばない。
5人の無敗の相場師は、無敗の天然(10)こと、テンマ リナ。
無敗のジャック(J)こと、ジョウシマ ユウイチ。
無敗のクイーン(Q)こと、クジョウ レイコ。
無敗のキング(K)こと、ジツオウジ コウゾウ。
無敗のエース(A)こと、アマネ オトヤである。
最近、書いていなかったが、頭の中では登場人物が勝手に動き回っている。
しびれを切らせたらしい彼らから、早く書くよう催促があった。
それでは、「銘柄を明かさない理由R クーロンズ・アイ編」をお届けするw
それでは、「銘柄を明かさない理由R クーロンズ・アイ編」をお届けするw
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第362話 徐かなること林の如く(前編)
上海市の南京路沿いにある高級ホテルの1室。
高級ホテルの1室には、若い2人の男女が住んでいた。
若い男は、無敗の相場師エース、通称"天使の笑顔をもつ男"こと、アマネ オトヤ。
若い女も無敗の相場師で、通称"ウィッグの女"こと、キサラギ ミレイ。
高級ホテルの1室には、若い2人の男女が住んでいた。
若い男は、無敗の相場師エース、通称"天使の笑顔をもつ男"こと、アマネ オトヤ。
若い女も無敗の相場師で、通称"ウィッグの女"こと、キサラギ ミレイ。
2人の無敗の相場師は、AI"ベイビー"のことを調べるため、上海にいた。
早朝、無防備な寝顔をしているアマネ オトヤを残し、キサラギ ミレイはベッドを出た。
キサラギ ミレイは、シャワーを浴びると、身支度を整えた。
身支度を整えると、備え付けのデスクにあるPCを起動、受信トレイを確認した。
受信トレイには、"無敗のキング"こと、ジツオウジ コウゾウからのメールがあった。
めずらしい、何かしら、キサラギ ミレイは、ジツオウジからのメールを開いた。
メールを読み進めるキサラギ ミレイは、妖艶な笑みを浮かべ始めた。
多くの企業が協賛する謎の舞台、"Nine dragon eyes(ナインドラゴンアイズ)"。
キサラギ ミレイの背後から伸びてきた手が、マウスを持つ手を包んだ。
背後から手を伸ばしてきたのは、アマネ オトヤだった。
「もう、驚かさないでよ」、振り返ったキサラギ ミレイがいう。
「ごめん」といいながら、アマネ オトヤはマウスを操作、メールを読み始めた。
メールを読み終わったアマネ オトヤは思った。
多くの企業が協賛する謎の舞台、"Nine dragon eyes"。
ベルリンの壁の物語であるにも関わらず、公演名は"Nine dragon eyes"。
確かに妙だが、なぜか、自分には違和感はない・・・。
自分は、"Nine dragon eyes"を知っていたのか。
記憶にはない・・・なのに、どうして違和感がないんだ・・・。
思い出せ、"Nine dragon eyes"に違和感がない理由を・・・。
Nine dragon eyes・・・九匹のドラゴンの眼・・・九龍の眼・・・九龍。
ふと、アマネ オトヤの頭に、ある男が浮かんだ。
ある男とは、中国の武器である青龍刀を思わせる劉宋明(りゅうそうめい)。
たしか、劉宋明が育ったのは、香港特別行政区領内に位置する九龍地区。
なるほど、違和感がない理由はこれか、アマネ オトヤは天使のような笑みを浮かべた。
もし、"Nine dragon eyes"が、劉宋明に関係しているのなら、面白い。
そのとき、包んでいたマウスを持つキサラギ ミレイの手がなくなった。
「なにか、気づいたようね、シャワーを浴びてから、教えてもらえるかしら」
妖艶な笑みを浮かべたキサラギ ミレイが、アマネ オトヤの頬を撫でながらいった。
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