邱永漢という偉大なる相場師がいた。
彼は1924年に日本が統治していた台湾で、台湾人の父と日本人の母との間に生まれた。
東大を卒業後、大学院で財政学を研究、日本および台湾の実業家として知られている。
1960年頃、200万円を元手に株を始め、わずか1年で5000万円に増やしたらしいw
彼の教えは、著書やホームページで確認することができる。
彼の教えは株式投資には不変、すなわち王道ともいえる教えである。
例えば、彼は「株は倍になったら半分売れ」と述べている。
理由は「残りはタダですから、その後いくら下がっても損をすることはありません」w
偉大なる相場師である本多静六氏も、同じことを述べている。
すなわち、「二割利食い、十割益半分手放し」である。
先物取引の期限が来る前に、思いがけぬ値上がりがあった場合、きっぱりと二割で利食い。
引き取った株が長い期間に二倍以上になれば、元本分を売り、タダ株にするのであるw
自身は彼らの教えを知ってから、主力株は元本引き上げの売りをするようにしている。
元本を引き上げた株はタダの株なので、騰がろうが下がろうか、なんとも思わない。
もし、想定以上に騰がったのなら、売って利益を確定。
下がれば買い増すと、タダ株と合算でき、平均取得単価が大幅に下がるのであるw
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