2024年7月27日土曜日

【建築コソコソ噂話】住宅会社から嫌われる客の話

かなり前の話だが、高品質な住宅を建てることで人気のある住宅会社があった。
その会社で建てるには、順番待ちになるほどだった。
ある日、その会社は住宅事業から撤退、他の事業を始めた。
撤退した理由は「わがままな客に付き合いきれない」だったらしいw

ある技術職の客がいたが、要求する品質がとてつもなく高かったらしい。
例えば、部材間には隙間が生じるが、その客は隙間をなくせといったらしい。
できる限りの対応をしていたが、納得しない客にいってしまったらしい。
「当社が作っているのは住宅で、宇宙船ではありません」w

おそらく、客の仕事が、高精度の商品を扱う仕事だったのだろう。
最終的には入金してくれたらしいが、住宅会社にはトラウマになったかもしれない。
住宅事業から撤退したので、その客は何かあっても、その会社に相談できなくなる。
もし、不具合等が生じれば、客が工事業者を探して、直さなくてはならないw

昔は、施主が大工や左官屋などに声をかけ、家を建ててもらっていた。
今は、住宅会社が施主の代わりに業者を手配して、家を建ててくれる。
当たり前だが、住宅を建てるにあたって、施主と住宅会社は対等の立場になる。
この客は、住宅会社に建てさせてやってるという感じだったのかもしれないw

人が建てるので、何らかのトラブルは起こるし、起こって当たり前。
個人的には、故意にトラブルを起こす住宅会社はいないと思っている。
気持ちよく家を建てたいのであれば、住宅会社に対して常に寛容な気持ちでいること。
材料間違いや工期遅れがあっても、寛容な気持ちで接することをオススメするw

自身は、数年前から所有する区分マンションを貸している。
借主が退去すると、地元の住宅会社に修繕工事をお願いしている。
過去に何度か予定工期より遅れると連絡があったが、理由は聞かずに了承している。
そのためなのか、急ぎの工事があれば、すぐに対応してくれたりするw

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