2024年7月21日日曜日

【エッセイ】ドラマ「しょせん他人事ですから」に思うこと

ドラマ「しょせん他人事ですから~とある弁護士の本音の仕事~」が始まった。
原作はマンガで、主人公の弁護士が、ネットやSNSでのトラブルを解決していく。
第一話は、人気主婦ブロガーのブログに、事実とは異なる書き込みがされ、炎上する。
思い悩んだ人気主婦ブロガーは、主人公の弁護士にトラブル解決を依頼するw

原作の法律監修を行っている弁護士が、ドラマの法律監修も行っているらしい。
原作のイメージを損なわないキャスティングで、エンタメ要素もあり楽しめた。
トラブルに巻き込まれた際の不安な心理も、丁寧に表現されていたように思う。
「しょせん他人事」をモットーとする弁護士役の演技も、原作通りだったw

令和4年の全裁判所の新受全事件数は、3,375,246件。
3,375,246件のうち、最多は民事・行政事件で1,368,821件。
1日あたり、3,750件もの民事・行政事件が起きていることになる。
裁判とは縁がないと思っていても、ある日、突然、当事者になるかもしれないw

自身も縁がないと思っていたが、何度か訴訟に関わったことがある。
裁判所へも行ったことがあるが、事件の多さには驚かされる。
個人対個人、法人対個人、法人対法人など、多くの事件が開廷表に記載されている。
裁判所の近くにいくことがあれば、休憩がてら、開廷表を眺めるのもよいかもしれないw

基本、裁判所には誰でも入ることができる。
入る際には、空港にあるような金属探知機を通らなくてはならない。
中へ入れば、立入禁止区域を除き、自由に見て回ることができる。
刑事裁判を傍聴(無償)したり、民事訴訟の記録を閲覧(有償)することができるw

自身は民事訴訟の記録を、いくつか閲覧したことがある。
いつも思うのが、なぜ、当事者同士で解決できなかったのかということ。
たまに、「〇〇を訴えることにしました」などと宣言(?)する人がいる。
このような宣言に何らメリットはなく、デメリットしかないなとも思うw

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