2024年7月14日日曜日

【建築コソコソ噂話】軟らかい土地の話

自宅マンション近くの、道路沿いにあるビルが傾いている。
所有者も含め、傾いていることに気づいている人は少ないだろう。
もし床にボールを置けば転がるほどの傾きだが、自身には傾いた原因もわかる。
自身のように傾いた原因がわかる人になると、さらに少ないだろうw

下図のように、傾いているビルは2棟で、お互いにもたれかかるように傾いている。
ほぼ同時期に建築されたが、それぞれのビルが徐々に沈み始めた。
2棟の間が最も沈下量が大きくなり、もたれかかるような傾きとなった。
ただ、建築されてから、かなりの年数になるため、さらに傾く可能性は少ないと思われるw

このような傾きは、土地が軟らかいことが原因で、全国各地で起こる可能性がある。
例えば、1軒しかなかった土地を分筆して、複数の狭小住宅を分譲するケースがある。
住宅の場合、ビルなどに比べ、簡易な基礎であることが多い。
そのため、建築する土地の中央部分が最も沈下量が大きくなる可能性が高いw

下図のように、3棟の狭小住宅を分譲する場合、両端の2棟は傾く可能性がある。
中央の1棟は最も沈下量が大きくなるが、傾く可能性は低い。
もし、図のような狭小住宅を購入するのであれば、中央が無難ということになる。
両端を購入する際には、住宅会社に納得できる説明を求めることをオススメするw

説明を求めると、住宅会社は「〇年保証があるから大丈夫です」というだろう。
だが、徐々に傾いていくため、その間、心身にどのような影響があるかわからない。
ただ、今は情報社会なので、これらのリスクを少なくする情報が公開されている。
いつか、これらの情報から、リスクを少なくする方法を書きたいと考えているw

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