2024年7月25日木曜日

【建築コソコソ噂話】訪問販売で損する人の話

以前に聞いた話だが、建築中に住宅会社と揉めた人がいた。
引き渡し後、住宅会社が定期点検に行くと、基礎の換気口全てに換気扇がついていた。
訪問販売の業者から、換気口が少ないので設置した方がよいといわれ、つけたらしい。
その家には基準を満たす換気口が設けてあったが、何もいえなかったとのことw

家を建てて住み始めると、訪問販売の業者が訪ねてくることが多い。
無料の点検だといい、点検してから、必要のない工事を契約させたりする。
もちろん、中には良心的な業者も存在する。
だが、良心的な業者と契約しても、住人にとっては損になるケースもあるw

例えば、太陽熱温水器や太陽光発電パネルなどの設置工事。
これらは屋根に設置する際、防水層を貫通した金具で固定することが多い。
設置すれば、想定していなかった重量が屋根にかかることになる。
そのため、これらが原因の不具合は、保証対象外としている住宅会社が多いw

雨漏りであれば、比較的、因果関係の有無を判断しやすい。
だが、構造に不具合が生じた場合、因果関係の有無の判断は難しくなる。
この場合、設置した業者が因果関係がないことを証明しなくてはならない。
だが、証明することができる業者は、極めて少ないだろうw

自身は、太陽熱温水器や太陽光発電パネルを否定しない。
これらは省エネには効果的な商品だと思っている。
だが、訪問販売業者は、上記の内容を説明していないかもしれない。
住宅会社に勤める知人によると、契約前に保証の確認をしてくる人は少ないらしいw

住宅会社の仕事は、家を建てることだと思っている人は多い。
だが、住宅会社は住み始めてからも、長期にわたって保証してくれる。
リフォームもそうだが、他社と契約する前に住宅会社に相談されることをオススメする。
もしかしたら、訪問販売業者より安く工事してくれ、保証もしてくれるかもしれないw

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