2024年7月21日日曜日

【建築コソコソ噂話】造成地のリスクの話

日本は欧米に比べ、中古より新築を好む傾向がある。
だが、宅地が少ないため、新たに宅地を造成することがある。
以前は大規模な造成が多かったが、近年は数区画の造成も行われている。
いくつかの土地をまとめて買い取り、新たに区画割して、販売していたりするw

住人は新たに引っ越してくる人が多い。
この場合、皆が同時にその土地で生活を始めることになる。
当然ながら、先に住んでいる住人もいないため、人気があるらしい。
このような造成地でよくあるリスクについて書いてみるw

造成地では道路が作られることが多いが、これらの道路は私道であることが多い。
私道の場合、住人たちが共同で所有している道路ということになる。
当然ながら、道路の維持管理は住人たちで行わなくてはならない。
どのように維持管理するかは、個人では決められず、全員で決めることになるw

造成地の購入に際して、賃貸のような資格審査が行われることは少ない。
必要なのは、購入者の氏名、生年月日、現在の住所、職業程度だろう。
つまり、支払い能力さえあれば、誰でも住めることになる。
もし、協調性のない人が住んでいると、まとまる話もまとまらない可能性があるw

あと、在宅時間が長い高齢者に多いのが、やたらと私道の権利を主張する人。
例えば、他の人がリフォーム工事する場合、業者が近隣に挨拶することがある。
高齢者は、挨拶に来た業者に対して、どのような工事をするか教えろといったりする。
業者はプライバシーに関することなので、教えるわけにいかないというw

すると、高齢者は、教えないなら、私道は使わせないとへそを曲げる。
私道を使わないと工事できないので、他の人はしかたなく教えることになる。
教えてもらった高齢者は、自分には誰も逆らえないと思い、ますます図に乗る。
やがて、生活音やごみの分別にまで、口出ししてくるようになったりするw

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