2024年7月19日金曜日

【建築コソコソ噂話】買ってもよい土地の話

家は一生に一度の買い物といわれてきたが、近年は住み替えることも多くなった。
昔と比べ、家や土地を選ぶ機会が増えたことになる。
家や土地を選ぶ際、人によって重視する条件は異なる。
誰かの参考になるかもしれないので、自身が買ってもよい土地について書いてみるw

1.公道に接している土地。
公道は、国や地方自治体が管理している道路になる。
個人または団体などの所有地を道路としている場合、私道となる。
私道の場合、道路部分の維持管理は、個人や団体などの所有者が行わなくてはならない。
また、他の所有者から、利用を制限されたりする可能性があるw

2.建物が建っていた土地。
平野部であれば、昔の硬い地層の上に軟らかい地層がある場合が多い。
以前、建物が建っていれば、その建物の重みで、ある程度、沈んでいることになる。
つまり、新たに建物を建てても、沈まない可能性がある。
仮に沈んだとしても、何もなかった土地よりは沈下量が少なくなる可能性が高いw

3.昔の地形が「台地」の土地。
昔の硬い地層の状態(地形)を表す言葉に「台地」がある。
下図は土地の断面例だが、中央部のように硬い地層の上部が平坦な地形をいう。
この場合、上にある軟らかい地層の厚さは、ほぼ同じということになる。
したがって、仮に沈んだとしても、傾く可能性は少ないということになるw

1は、法務局にある公図や、市区町村のホームページで確認できたりする。
2は、国土地理院のサイトにある「地理院地図」の航空写真で確認できたりする。
3は、同じ「地理院地図」の土地条件図で確認できたりする。
なお、個人の見解であって、他の土地を買われることを否定したりするものではないw

自身が若かりし頃、2や3の情報を確認することは難しかった。
今は情報社会なので、これらの情報を無償で確認することができたりする。
AI(人工知能)によって、人がしなくてよい仕事が出てくるといわれている。
住宅や建設業界でも、人がしなくてよい仕事が出てくるかもしれないw

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