2024年7月14日日曜日

【建築コソコソ噂話】あるリゾート物件の話

バブル期にある会社が、リゾート地にマンションを建設した。
バブル崩壊後、価格は下がり続け、現在は一住戸700万円ほどで販売されている。
先日、同じマンションの一住戸が競売にかけられていた。
最低売却価額に相当する売却基準価格は7万円、売却決定価格は70万円ほどだったw

売却基準価格は市場価格の7割程度であることが多い。
したがって、市場価格は10万円程度ということになる。
ところが、7倍の70万円で買う人がいて、70倍の700万円ほどで販売されている。
なぜ、このようなことが起こるのか、書いてみるw

売却基準価格は、裁判所が適正であることを審査した上で定めている。
よって、本来の市場価格は10万円程度ということになる。
今回、買った人は個人ではなく法人で、販売しているのも法人になる。
70万円で買った法人や700万円で販売する法人が価格を吊り上げていることになるw

700万円で販売しているが、大手不動産サイトには掲載されていない。
掲載しているのは自社のサイトのみなので、高すぎることはわかっているのだろう。
もしかすると、一住戸でも売れれば、赤字にならないと考えているのかもしれない。
個人的には、競合の少ないリゾート地だからできる販売手法だと思っているw

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