2024年7月28日日曜日

【建築コソコソ噂話】家に傾きがあるときの話

下図の左にあるように、本州を赤線で切った断面が、右の図になる。
はるか昔は、山だけだったが、風雨によって山が削られた。
削られた土砂が流れてきて、現在の地形ができていることになる。
平野部は砂や粘土が堆積しているため、軟らかい地層が厚くなっていることが多いw

地面の下が軟らかい地層なのかは、目視で確認することができる。
意外と知られていない方法だが、誰にでもできる。
軟らかい地層が沈むと、道路のアスファルト舗装が波打ったりすることが多い。
したがって、雨が降った翌日に、道路に水たまりができているかを確認すればよいw

もし、道路に水たまりができていれば、部分的に沈んでいることになる。
これから家を建てるのであれば、沈まない対策が必要になると心構えができる。
すでに家を建てていて、傾きがなければ、これから傾く可能性は低いことになる。
このときに注意して欲しいのが、全ての家に軽微な傾きは生じているということw

軽微な傾きの場合、材料や施工の誤差によるものであることが多い。
したがって、軽微な傾きがあっても、ほとんどの人は気づかない。
顕著な傾きの場合、触っていないドアが動く、シンクに水が残るなどの現象が起こる。
また、来客が違和感を感じて、指摘したりするので、気づくことが多いw

家の傾きを確認する方法に、床にボールを置くという方法がある。
ほとんどの家で、ボールはその場に留まらず、動くことが多い。
だが、勢いよく転がるようであれば、顕著な傾きがある可能性が高い。
その場合でも、転がる場所によって、原因が異なる可能性があるw

例えば、1階でボールが転がれば、基礎が傾いている可能性がある。
だが、2階でしかボールが転がらないのであれば、2階の床が傾いている可能性が高い。
顕著な傾きがあったときは、建ててもらった住宅会社に相談されることをオススメする。
住宅会社が倒産している場合は、住まいるダイヤルに相談されることをオススメするw

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