先日、投資経験の長い個人投資家たちの記事をいくつか読んだ。
読んで思ったが、彼らには共通することがある。
一つは、日本株にしか投資していない。
一つは、相場の歴史や経済に関する知識が豊富であり、客観的に相場を見ているw
下図は、TOPIX(東証株価指数)の長期チャート。
昨年、TOPIXはバブル期に記録した過去最高値を更新している。
近年の彼らのリターンは、市場平均を下回っていることが多い。
理由は、すでに利益確定、現金の比率を多くして、下落に備えているからになるw
彼らは、近年の相場に違和感をもっている。
新NISA(少額投資非課税制度)による多くの投資未経験者の参入。
国外の投資信託やETF(上場投資信託)、仮想通貨への投資ブームなど。
バブル期に、よく見られた状況になっているという人もいるw
自身はバブル期に投資していなかったが、当時の状況は覚えている。
株をしていなかった専業主婦の母親まで、株を始めたりしていた。
また、上がり続ける不動産を見て、自営業の父親は不動産を買っていた。
その後、バブルが崩壊すると、この時に買った株や不動産は高値掴みとなったw
買ったのが株であれば、売らなければ、損失は確定しない。
倒産していなければ、今回の相場でようやく含み益になったかもしれない。
不動産の場合、バブル期の高値になったのは、ごく一部だと思う。
歴史的高値となった不動産を、高金利の金を借りて買った人は多かったw
前述のTOPIXのチャートからもわかるように、近年の上昇は急激すぎる。
急激な上昇には理由があり、反対のことが起これば、いとも簡単に急落する。
上昇期間が長いためか、楽観的な相場見通しが多いように思う。
彼らのように客観的な相場見通しは少ないように思うw
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