2025年5月5日月曜日

【建築コソコソ噂話】住みにくい地方都市の話

実家がある地方都市もそうだが、地方都市では車が必要になることが多い。
ところが地方都市の道路幅は狭いことが多い。
また地価は高くないのに、敷地内に車の駐車スペースがなかったりする。
これらには自らの権利を主張する人が多いことも関係しているように思うw

下図は、地方都市によくある、幅の狭い道路に面して、住宅がある状況。
古くからの住宅(濃い茶)は、道路際まで住宅が建っている。
新しい住宅(薄い茶)は、道路中心線から2m後退(赤破線)させて建っている。
将来的に全ての住宅を後退させ、道路を広くしようとしているw

道路を広げることで、交通量は増えるかもしれない。
だが、見通しがよくなり、歩行者の安全も確保しやすくなる。
しかしながら、地方都市では少子高齢化が進んでおり、世帯主も高齢者が多い。
そのため建替えできる人が少なく、道路が広くなる可能性は低くなりつつあるw

下図は、比較的、レアなケースで、幅員4mの道路に面して、住宅の敷地がある(上図)。
だが、黄色の部分しか道路として申請しておらず、AとBの前は道路ではない。
見た目は道路だが、実際には、赤破線で分けられた、それぞれの敷地になる(下図)。
黄色の道路と接している部分の幅が2mしかないため、駐車が困難になっているw

Aの所有者が、家の前を道路として申請することに難色を示した可能性がある。
道路として申請しておけば、AもBも容易に駐車できたように思う。
土地の価値も上がり、売却する際も高く売れるかもしれない。
道路として申請しなかった理由はわからないが、個人的には、残念なケースだと思うw

これらは、ほんの一例で、住みにくそうな地方都市は多い。
個人的には、住みにくい要因は、自らの権利を主張する人が多いことにあるように思う。
地方都市には、のどかで穏やかな住みやすいイメージがある。
だが、近隣トラブルなども、それなりにあるのではと思っているw

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