金融庁が、証券会社のフィッシング詐欺などによる不正取引の被害について発表している。
2月から4月16日までの約3カ月間で、計1,454件に上ったらしい。
不正取引は多くの場合、口座内の株式を売却し、中国株などを買い付けている。
不正な株式の売却総額は同期間で約506億円、買い付け総額は約448億円とのことw
全容については解明中で、原因についても確認中らしい。
本件はフィッシング詐欺が原因である可能性が高いとされている。
だが、当初からフィッシング詐欺ではないという声も少なからずある。
個人的には、漏洩した個人情報を使ったフィッシング詐欺の可能性が高いと思っているw
自身は口座開設時から、以下のセキュリティ対策を行っている。
・ウイルス対策ソフトを導入しており、最新の状態にしている。
・証券会社に登録しているeメールアドレス、ID、パスワードは、証券会社専用にしている。
・ログインは自宅からしか行っておらず、外出先などでログインしたことは一度もないw
今年の3月から4月にかけて、以下の出来事があった。
・SMS(ショートメッセージ)に、頻繁にフィッシング詐欺メールが届くようになった。
・航空会社、クレジットカード会社、ガス会社、証券会社などを騙ったメールだった。
・やがて、ウイルス対策ソフトにより、迷惑メールに振り分けられるようになったw
その後、ウイルス対策ソフトの会社から、ポップアップで以下の注意喚起があった。
・ウイルス対策ソフトの会社名を騙ったフィッシング詐欺メールが確認されている。
・送信元のメールアドレスや誘導するリンク名を本物と同じにしている。
・メールが届いても、リンクをクリックせず、公式サイトで内容を確認して欲しいw
自身の場合、詐欺メールはSMSにしか来ておらず、登録しているeメールには来ていない。
メールアドレスやリンク名が本物と同じであれば、騙された人がいても、おかしくない。
おそらく、どこかから入手した電話番号を利用して、送って来たと思われる。
ガス会社が住んでいる地域のガス会社だったので、住所も入手していると思われるw
自身は、SMSが届いても開かないことが多い。
なぜなら、詐欺メールを開くと、相手に開封通知が送られ、さらに送られてくるため。
なお、削除しても、相手にわかるため、すぐには削除しないようにしている。
ウイルス対策ソフトが、迷惑メールに振り分けるようになってから、削除しているw
証券会社は不正取引対策として、メールを利用した二段階認証を推奨している。
個人的には、メールを利用した二段階認証は、あまり効果がないと思っている。
メールを利用した二段階認証を必須にした場合、新たな詐欺の手口ができる可能性がある。
そのことで被害が発生すれば、証券会社が責任を問われるかもしれないw
近年、保険会社などで、大規模な個人情報流出が発生している。
そのため、証券会社から、個人情報が流出した可能性も否定できない。
最も効果的な対策は、シンプルかつ安全だった原点に回帰することだと思う。
具体的には、重要な連絡は郵送書面のみで行い、メールでは行わないことだと思うw
証券会社は被害者に対して、一定の補償を行う方針らしい。
だが、被害の全容や原因についてはわかっていない。
証券会社は顧客を保護し、利用環境の整備を図らなくてはならない。
先ずは、証券会社に過失があったのか、客に過失があったのかを確認するべきだと思うw
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