2021年4月14日水曜日

【エッセイ】歩く速度が速い会社員に思うこと

用事があり、平日に街に出かけることがある。
最初の頃、平日に街へ出かけると、不思議に思ったことがあった。
なぜか、やたらと急いでいる人が多いのである。
特に、会社員たちの歩く速度が、あまりにも速いのであるw

考えてみれば、自身も会社員時代、歩くのが速いといわれた。
今、振り返ると、歩くのが速いのではなく、速く歩かされていた。
取引先とのアポイントが取れると、最短の移動時間を要求される。
すると、取引先に向かう足取りは、どうしても速くなるw

今は、リモートワークが導入されつつある。
だが、中高年のアナログ世代は、対面取引をしたがるのだろう。
かっての勤務先にも、対面でないとわかりあえない、という中高年の人がいた。
事実、急ぎ足で歩いている会社員の多くが中高年だったw

若手社員は、効率のよいリモートで取引したがる。
かたや、中高年社員は、効率のよくない対面で取引したがる。
会社からすると、中高年の人件費より、若手の人件費の方が安い。
会社が、中高年対象に早期退職を促したり、リストラする訳であるw

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