2022年1月26日水曜日

【エッセイ】レバレッジに手を出す人の末路

 レバレッジ(Leverage)とは「てこの原理」を意味する。
金融業界では、少額の投資資金で、大きなリターンが期待できることを意味する。
信用取引などでは、投資する金額に対して、数倍の取引を行うことも可能である。
だが、対象とする商品の価格変動によっては、大きな損失を被るリスクがあるw

自身は株式投資を始めてから、現物取引のみで信用取引を行ったことはない。
なぜなら、信用取引は金を借りて行うレバレッジだからである。
例えるなら、金を借りてまでパチンコや競馬をする、末期のギャンブル依存症
なお、金を借りてパチンコや競馬をする人は多くないが、信用取引する人は意外と多いw

ウォール街の古くからある相場格言に下記がある。
"Bulls make money. Bears make money. Pigs get slaughtered."
直訳は"雄牛と熊は稼げるが、豚は屠殺される"で、意味は下記である。
強気な雄牛と弱気な熊は利益を得られるが、貪欲な豚は撤退を余儀なくされるw

少額の投資資金で、大きなリターンを狙うことは、貪欲なことに他ならない。
投資スタイルには、資金量に適した投資スタイルがある。
身の丈以上の資金を使って、投資したとしても、相場の変動に神経をすり減らすだけ。
大きなリターンになるまで堪えられず、手仕舞いさせられるだけであるw

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