2018年10月23日火曜日

【エッセイ】いくら貯めるかより、いくら人のために使えるかが大切である

先日、親兄弟と会う機会があった。
寝たきりの親父の今後についての話がメインだった。
親兄弟は地方在住だが、自身は東京に住んでいる。
「何かあっても、すぐに帰れないので、葬式代は全額出すよ」といったw

いった途端、親兄弟が無言になった。
「調べたけど、葬式代って数百万かかるんだろ。
弟たちのところは教育費等で余裕ないだろうから、俺が出すよ」と続けていった。
すると、母親が家族葬にするし、生命保険もあるので大丈夫といってきたw

やがて、話は遺産相続の話になった。
母親いわく、親の名義になっている不動産を分け与えるつもりらしい。
「金に困っていないので、あの古屋つきの土地は要らないよ。
もし、古屋を解体して売るなら、解体費用は俺が出すよ」といっておいたw

寝たきりの親父の姿を見ると、つくづく思う。
親父は同世代の中では、比較的、多くの資産を残した勝ち組だ。
資産を残しても、寝たきりだと使えず、墓場まで持って行くこともできない。
いくら貯めるかより、いくら人のために使えるかが大切なのかもしれないw

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