2021年11月12日金曜日

【これから株を始める君へ】PTSをオススメしない理由

PTS(Proprietary Trading System)は、日本証券業協会の定める「上場株券等の取引所金融商品市場外での売買等に関する規則」などにしたがって行われる取引所金融商品市場外取引。
簡単にいうと、証券会社が運営するコンピュータ・システムで取引できる仕組み。
現在は、SBIジャパンネクスト証券とチャイエックス・ジャパンが提供しているw

PTSには昼間取引のデイタイムセッションと、夜間取引のナイトタイムセッションがある。
デイタイムセッションは8:20~16:00、ナイトタイムセッションは16:30~23:59。
最大のメリットは、時間外の情報を元に、リアルタイムに取引できることだろう。
だが、市場全体の取引割合は低く、2016年は5.8%の水準に留まっているw

自身は会社員時代、PTSで取引したことはなかった。
なぜなら、日中、仕事で疲れているのに、帰宅してから取引する気になれなかったからだ。
会社員を辞めてからは、たまにだがPTSで取引するようになった。
本業の仕事がある方には、PTSをオススメしないが、理由を書いてみるw

下図は、上が8604 野村ホールディングス㈱の1年チャート。
下が8604 野村ホールディングス㈱のPTSの1年チャート。
PTSの1年チャートでは、誤発注なのか、日中の株価と大きく乖離した取引がある。
だが、大きく乖離することは稀で、費やす時間を考えると、効率がよいとはいえないw

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