2021年2月11日木曜日

【コラム】「節分天井・彼岸底」の2つの予兆

よく知られている相場アノマリーに「節分天井・彼岸底」がある。
節分時期(2月初旬)に天井となり、彼岸時期(3月中旬)に底を打つという意味。
多くの方が、過去データを検証しているが、あまり関係はないらしい。
このアノマリーは米相場に由来していることから、真の意味は以下だといわれているw

節分の寒い時期は、食料が不足するため、米価格が高騰しやすい。
秋の彼岸は、米の収穫時期なので、米価格が安くなることが多くなる。
つまり、相場は2月に天井となり、9月に底打ちすることになる。
ひょっとすると、今年の相場は「節分天井・彼岸底」になるかもしれないw

なぜなら、2月が相場の天井であることを推測させる、2つの予兆があるからだ。
1つは、外国人投資家の日本株買いに大きな影響を与える米国国債10年の金利。
金利が上昇すれば相場は上昇、下降すれば相場は下落することが多い。
下図は、同金利の6か月チャートだが、2月上旬に上昇から下降へ転じているw

1つは、信用取引を行っている投資家の含み損益を、%で表した評価損益率。
下図は、2020年1月から現在までの評価損益率の推移である。
2020年1月から、一度も‐10%を上回ることがなかった。
だが、直近(2/5)では初めて‐10%を上回る、-8.33%となっているのであるw

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