2019年5月2日木曜日

【コラム】郊外の宅地購入に潜むリスク

人生の支出で多くを占めるのは、住居費と教育費だといわれている。
当たり前だが、子どもが卒業すれば教育費は終わる。
あるいは、子どもを作らなければ、教育費が必要になることはない。
だが、ホームレスにでもならない限り、住居費が終わることはないw

空き家に関する総務省統計局のデータがある。
昭和38年に52万戸だった空き家は、平成20年には757万戸と約15倍も増加。
空き家率は2.5%から13.1%と、およそ5倍に増えている。
自身が知っている、かってのニュータウンも、ゴーストタウンになりつつあるw

原因は、少子高齢化や地方における人口減少といわれている。
自身からいわせると、将来を見据えずに郊外の宅地を購入したことが原因である。
当たり前だが、子どもはいずれ家を出て行くため、子ども部屋は空き部屋になる。
加齢と共に自動車の運転が困難になるため、いずれ免許を返納しなくてはならないw

売却しようにも、誰も不便なところに住みたいとは思わないので、売るに売れない。
空き家にしても、固定資産税や都市計画税を払い続けなくてはいけない。
また、近隣住民に迷惑をかけないため、最低限の維持管理も必要になる。
郊外の宅地を購入することは、生涯にわたる負債を抱えるようなものであるw

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