2021年9月19日日曜日

【偉大なる相場師に学ぶ】売り逃げの桃介

誰でも「相場師」になることはできる。
「相場師」になることはできても、「相場師」として成功できる人は少ない。
「相場師」として成功するためには、学ばなければいけない。
幸いにも偉大なる相場師達は、我々に数多くの教訓を残してくれているw

「黄金の化身」と称された福澤桃介という偉大なる相場師がいた。
1904年、日露戦争により日本はバブル状態にあった。
株価は軒並み上昇、投資に縁のなかった高齢者まで株式投資に入れあげていた。
当時195円台だった東株(東京証券取引所株)は、800円近くまで値上がりしていたw

このまま1,000円まで行くはずだと、誰もが買いに走った。
やがて、行き過ぎた熱狂は終わりを告げ、東株は128円まで下落した。
だが、福澤桃介は暴落直前に売り抜け、ドテン売りに転じていた。
往復で勝ち取る「のこぎり商法」で、福澤桃介は巨額の利益を手にしたw
(「福澤桃介式」あとがきより)

下図は、傘下に東京証券取引所を持つ8697 ㈱日本取引所グループのチャート。
上が8697の10年チャートで、下が1年チャート。
8697は高値圏にあり、14日に年初来高値をつけたあと、下落している。
福澤桃介なら、この値動きをみて、どう動くか、考えてみることも学びであるw

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