2021年9月9日木曜日

【これから株を始める君へ】落ちるナイフの見分け方

(前略)
相場の推移の典型とは、ちょうどなだらかな山の稜線を描くように、ゆっくり上昇していき、突如として急勾配を登りつめたと思ったとたん、急坂を一気に下り、再び次の上昇を始めるまで長い期間にわたって横ばいを続ける。その感じを、仮に日数で表現するとすれば「天井三日、底百日」または「天井三日、底三年」ということになる。
(中略)
その期間の一応のめどを、格言では「小回り三月、大回り三年」といい、短期は3力月、長期は3年間を周期として考えるべきだとしている。むろん、必ずしも3月と3年というわけではないが、景気の循環と株価の波動が、ほぼそのサイクルを描くところに経験的根拠を求めている。
(「天井三日 底百日」日本証券業協会ホームページより)

相場のサイクルは、上昇→下落→横ばいで、上昇と下落の間は短い。
大事なのは、今がサイクルのどの位置にあるのかということ。
上昇過程で買えば、誰でも含み益になる。
ところが、下落過程で買えば、たちまち含み損となるw

例えば、下図は9984 ソフトバンクグループ㈱の1年チャート。
下落していたが、先日、大きく上昇した。
携帯料金値下げを推進してきた総理が辞意表明したことによる業績期待が原因らしい。
原因もわかっており、見方によっては、これから上昇しそうに思えるw
下図は、同銘柄の30年チャート。
長期では、先日の上昇は些細な上昇でしかない。
サイクル的には、どう見ても下落である。
この段階で買えば、おそらく、落ちるナイフを掴むことになるだろうw

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