2021年9月30日木曜日

【エッセイ】2018年の相場の怖さ

例年、相場は年末へ向けて上昇、年末高になることが多い。
だが、2018年の相場は年末へ向けて下落、年末安となった。
リーマン・ショック以降、自身のリターンが最も少なかったのも、2018年である。
2018年の相場の怖さについて書いてみるw

下図は、上がTOPIX(東証株価指数)、下がNYダウの2017年~2019年のチャート。
2018年10月1日に天井をつけたあと、2018年12月24日に大底となっている。
しかも、国内相場は翌2019年中に、2018年10月1日の天井を超えることはなかった。
2018年の相場の怖さは、天井をつけたあと、逃げ場がなかったことなのであるw
2018年は米中貿易摩擦や英国EU離脱問題など、世界経済の先行きに不透明感があった。
このことにより、海外投資家がリスク回避の巨額の売りを行った。
つまり、決定的な出来事はなかったが、海外投資家のリスク回避が原因だったのである。
なお、2018年は世界の主要株指数も下落、最も下落したのは上海総合指数であるw

自身は、今年の相場は、2018年のように推移するのではないかとみている。
すでに2000万円以上の株を売り越しており、安くなってから買い戻す予定にしている。
もちろん、2018年のような相場にはならないかもしれない。
だが、2018年の相場を確認すると、当時の記憶が蘇り、備えずにはいられないのであるw

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