週末には、株式評論家の記事を読むことが多い。
株式評論家の相場見通しは、自身にとって参考にならない。
なぜなら、彼らは基本、強気だからである。
以前から、気になっていたが、彼らがよく使う相場格言について書いてみるw
彼らがよく使う相場格言に「半値戻しは全値戻し」がある。
下落幅の半分まで値を戻すと、今後、元の水準まで戻る勢いがあるという意味。
相場が天井をつけたあと急落、ある程度、戻したりすると、使われることが多い。
すなわち、再び、相場は天井まで戻るだろうという使い方であるw
「半値戻しは全値戻し」は、相場ではなく、個々の株についての相場格言。
大きく下げた相場が戻りに転じた時、個々の株の先行きを占う相場判断の見方・教え。
材料がなくても戻る、下げ幅の3分の1程度の戻りを、自立反発という。
半分まで戻るということは、材料等が前向きに評価されていることであるw
この相場格言には、もう一つの意味があるといわれている。
大きく下げた後に半分まで戻れば、欲を出さずに撤退した方がよいという意味である。
個々の株の先行きを占う相場判断であることから、相場の先行きを占うものではない。
相場格言を理解していない彼らの相場見通しは、自身にとって参考にならないw
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