不動産経済研究所が18日発表した2021年度上半期(4~9月)の新築マンションの1戸当たり平均価格は首都圏(1都3県)で前年同期比10.1%増の6702万円となり、1973年の調査開始以来、上半期として最高だった。高額の東京都心の物件に人気が集まった。
これまでの上半期の最高額は、バブル経済が崩壊に向かう時期に当たる91年度に記録した6137万円だった。研究所の担当者は現況について「都心のタワーマンションは売れ行きが良く、買える人は積極的に動く」と語った。
上半期の発売戸数は44.7%増の1万2809戸。18年度以来、上半期として3年ぶりの高水準だった。
(10月18日共同通信配信)
首都圏の新築マンション価格が、調査開始以来、過去最高になったらしい。
理由は「都心のタワーマンションは売れ行きが良く、買える人は積極的に動く」らしい。
自身は一級建築士として建築業界で働いてきたが、この理由はギモンに思う。
自身が推測する過去最高になった理由について書いてみるw
現在、原油が大幅に値上がりしているが、原因は産油国の減産である。
供給(産油量)が需要(消費量)を上回れば、原油価格は下落する。
したがって、産油量が消費量を上回らないよう、減産しているのである。
これと同じようなことが、首都圏の新築マンションで起こっているとみているw
あと、首都圏では新築戸建て価格より、新築マンション価格の上昇率が高い傾向にある。
戸建ての場合、地価がわかることから、適正な建物価格を推測しやすい。
ところが新築マンションの場合、共用部などがあるため、適正な建物価格を推測しにくい。
つまり、意図的に、新築マンションの価格がつり上げられている可能性が高いとみているw
0 件のコメント:
コメントを投稿