2021年10月10日日曜日

【コラム】日本の経済対策に思うこと

自身は経済に詳しくないが、日本の経済対策に思うところがあるので書いてみる。
財務省の事務次官は、政府が行おうとしている巨額の経済対策に疑問を呈している。
経済成長だけで財政健全化するのは「夢物語」だとしている。
「タイタニック号が氷山に向かって突進しているようなものだ」と警鐘を鳴らしているw

財政状態の確認には、国の経済規模(GDP)に対しての借金(債務残高)が重要らしい。
2021年の推計は、日本:264.0%、イタリア:158.3%、米国:133.6%、フランス:118.6%、カナダ:115.0%、英国:111.5%、ドイツ:72.2%。
日本の債務残高はGDPの2倍を超えており、主要先進国の中で最も高い水準にあるw

上記の推計は財務省ホームページのデータだが、下記の注意書きがある。
「上記の日本の推計には、令和2年度第3次補正後予算及び令和3年度政府案によって見込まれる債務残高の増加が反映されていないことに留意が必要」
財務省が巨額の経済対策に疑問を呈し、警鐘を鳴らした理由がわかるw

経済成長させたいのであれば、債務残高が最も低い水準のドイツに学べばよい。
具体的には、外国人労働者や難民の受け入れである。
少子高齢化が進むドイツは、主要先進国の中でも一早く外国人労働者を受け入れてきた。
外国人労働者の家族呼び寄せと定住化、難民の流入により外国人人口は増加したw

ドイツへの移民や難民の流入は、2015年末時点で100万人を超えているらしい。
ドイツでは、移民を単なる労働力ではなく、人的資源と位置づけ、投資してきたらしい。
具体的には、労働市場の規制緩和を推進、労働市場への参入を後押ししている。
同じく少子高齢化が進む日本でも、効果が期待できる経済対策だと考えているw

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