2021年8月9日月曜日

【エッセイ】株式評論家の弱気な意見に思うこと

たまに、株式評論家や証券アナリストの意見を読むことがある。
彼らの意見は、楽観的であることが多く、見通しの役には立たない。
だが、この週末は、比較的、弱気な意見が多かったように思う。
確かに、新規感染者数が増加していては、弱気にならざるを得ないだろうw

20世紀の最も偉大な投資家である、サー・ジョン・マークス・テンプルトン。
彼は、米国生まれの英国人で、投資家、銀行家、篤志家の顔を持っていた。
1954年にファンドを設立すると、38年間に渡り、平均年率15%のリターンを記録した。
1999年のマネー誌では「間違いなく、今世紀、最も偉大な投資家である」と評されたw

彼は、常に長期的な利益を重視していた。
「混乱を避け」、「血が流れているときに買う」姿勢で、株式市場の混乱を利用した。
また、株価が高いときに売ることでも知られていた。
彼は、早い時期から、アジアや東欧などの投資機会に注目した投資家の一人でもあるw

彼が残した有名な相場格言、「Bull markets are born on pessimism, grow on skepticism, mature on optimism and die on euphoria(強気相場は、悲観の中に生まれ、懐疑の中に育ち、楽観の中で成熟し、幸福感の中で消えていく)」がある。
株式評論家が弱気であれば、近いうちに強気相場は消えていくかもしれないw

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