2021年8月15日日曜日

【コラム】新型ウイルスのパンデミックはこれからかも

オリンピックが終わってから、新型ウイルスの報道ばかり。
新規感染者数が増え続ける中、都心の人出は少なくなった。
おそらく、多くの人が帰省や旅行をしているのだろう。
これら自粛しない人たちがいるので、さらに新規感染者数は増加するとみているw

若かりし頃に読んだ小説に、今の状況と似たような話があったことを思い出した。
ある日、軍の施設から新型ウイルスが流出する。
感染拡大を食い止めようとするが、感染は拡大し続ける。
気づけば、パンデミック(世界的大流行)により、世界人口が減少していたという話w

いろいろ確認したところ、わかったことがあるので、備忘録を兼ねて書いてみる。
現在、国内で新規感染者数が増加しているが、実は欧米でも増加している。
つまり、日本だけに限った流行ではなく、世界的に流行していることになる。
ワクチン接種率が高い欧米でも増加していることから、接種効果は低いことになるw

よく比較される感染症の流行に、100年ほど前のスペインかぜがある。
1918年から1920年にかけ全世界的に大流行したH1N1亜型インフルエンザの通称。
当時の世界人口の27%である5億人が感染したとされている。
死亡者数は5,000万~1億人以上、おそらく1億人を超えていたと推定されているw

内務省衛生局の統計によると、日本におけるスペインかぜの被害は以下の通り。
当時の人口5500万人に対し、実に約43%の約2380万人が感染。
感染した約2380万人の内、約39万人が死亡、致死率1.63%だったらしい。
また、際立った特徴として、65歳未満の若年成人が死に至りやすい傾向が見られたらしいw

現在の第5波の特徴として、若年成人の感染者数が増加しているらしい。
また、国内の累計感染者数は、わずか110万人ほどでしかない。
もし、スペインかぜと同様であれば、さらに感染者が増えないと収束しないだろう。
新型ウイルスのパンデミックはこれからかもしれないw

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