年中、売ったり買ったりしていなければ気のすまない人がいる。失礼な言い方だが、そういうやり方で儲かっている人はいないのではないだろうか。
株式投資に売りと買いのどちらかしかないと思うのは誤りで、休むことも大切な要素であると説くのが、この「売るべし 買うべし 休むべし」である。「売り買い休みの三筋道」とか「休むも相場」等ともいう。
だいたいが人間は欲と道連れである。相場で利益を上げれば「もっと取ってやろう」と思い、損をすれば「今度は取り返そう」と、常に売ったり買ったりしてしまいがちだ。こういう心理には、知らず知らずにおごりと焦りの気持ちが入り込んでいる。この2つが、共に相場には大禁物であることは前にも述べた。むろん結果は歴然であろう。
損得に関係なく、一つの売買が終わったら一歩退いて市場の環境や相場の動向、そして天下の形勢をゆっくり眺め回す余裕を持つ。この間に目のくもりを払拭し、心身のコンディションを調整し、同時に投資資金を整えて、次の機会に備えるわけだ。
(日本証券業協会ホームページより)
売り方がいて、買い方がいるから、取引が成立する。
相場を見ていればわかるが、年中、売ったり買ったりする人がいる。
「早めの損切りが大事」だというギャンブラー気質の人たちである。
失礼な言い方かもしれないが、彼らは売り買いすることが目的になっているw
例えば、下図は9531 東京瓦斯㈱の3か月チャート。
赤丸内のように、長い上髭をつけた場合、下落への転換となることが多い。
昨日も長い上髭がついたが、今日も買い向かった人がいる。
勝てるときだけ、買い向かえばよいのにといつも思うw
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