2026年3月22日日曜日

【エッセイ】AIへの投資について思うこと

AI(人工知能)の歴史は以下になるといわれている。
・1950~1960年代:第一次ブーム、パズルや迷路などの「推論・探索」が可能になる。
・1980年代:第二次ブーム、専門知識を教え込む「エキスパートシステム」。
・2010年代~:第三次ブーム、ディープラーニングの登場、ビッグデータの活用。
・2022年~:第四次ブーム、生成AIの爆発的普及と社会実装w

2022年から始まった第四次ブームにより、生成AIが爆発的に普及しつつある。
AIに投資する企業は多く、その企業に投資する投資家も多く、株高の一因になっている。
AIへの投資について思うことがあるので書いてみる。
ご存じの方もいるだろうが、PCに関する下記の小噺があるw

ネット黎明期、警察が違法行為の容疑がある人の家に家宅捜索に入った。
若い捜査員がデスクトップパソコンのモニターだけを運び出そうとした。
すると、ベテランの捜査員が「これを持っていかないとダメだろ」と注意した。
ベテラン捜査員の手には、キーボードとマウスがあったw

当たり前だが、「PCはソフトがなければタダの箱」でしかない。
AIの場合、ビッグデータを多くのサーバーを設置したデータセンターで処理している。
現在、行われているAIへの投資は、データセンターの建設費や発電所への投資が多い。
つまり、ソフトへの投資よりも、箱への投資が多いということになるw

自身はネット黎明期から、ネットを利用している。
官公庁や民間企業がPCを導入する前からなので、比較的、利用歴は長い。
利用歴の長い人はご存じだろうが、ネット黎明期は米国へ無料で電話ができた。
国内への電話は有料だったが、現在は通信アプリで無料通話ができるようになったw

ウィキペディアは、誰でも編集できるフリーなオンライン百科事典。
世界で上位10位に入るアクセス数があるが、誰でも無料で利用できる。
もし、AIがウィキペディアにアクセスできなくなると、正確さが格段に落ちる。
また、情報の多様性が狭まり、正しいかどうかの検証もできにくくなるとされているw

現在、行われているAIへの投資は巨額だが、費用対効果が明らかにされていないことが多い。
明らかにされていないのは、明らかにできないからだと思う。
AIの商業利用を考えているのかもしれないが、需要は限られていると思う。
なぜなら、ウィキペディアなどのビッグデータが無料だからになるw

前述のように「PCはソフトがなければタダの箱」
「AIはビッグデータがなければタダの箱」
個人的には、現在のAIへの投資額は大きすぎるため、ハイリスクだと思っている。
このことに気づいている人は少ないとも思っているw

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